明智卿 死人を起す の商品レビュー
半分くらい理解してないのに、なぜか面白い不思議なシリーズ。前作で世界観を提示し終えているからか、小ネタの詰め込み感や悪ノリ感がなくなり(気づいてないだけかも)、スッキリした。 しかし、ここの出版社の文庫本は、日本人作家の作品に限って、印字がうっすい。読めなくはないけど、頭が痛く...
半分くらい理解してないのに、なぜか面白い不思議なシリーズ。前作で世界観を提示し終えているからか、小ネタの詰め込み感や悪ノリ感がなくなり(気づいてないだけかも)、スッキリした。 しかし、ここの出版社の文庫本は、日本人作家の作品に限って、印字がうっすい。読めなくはないけど、頭が痛くなるから一気読みできない。文庫書き下ろしなら、もうシリーズ追いかけられないな…単行本出して…
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小ネタが多くて拾いきれないのだけど、それはそれとして前作よりも読みやすくなっており、言葉遊びや世界観に浸りながら楽しめた。無駄に長くしたりせず、必要以上に深刻になりもせず、サクッと読めてしまい花丸。読者のことを意識したこのバランス感覚って実は貴重な才能なのかも。
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今作は、二作目である以上設定がわかっているかりの安心感ありました。 ただミステリ的二転三転が面白くなかなか良かったです。 2959冊 今年187冊目
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明智卿シリーズの2冊目。前作は館ものでしたが、今作は堺の町が舞台のシティアドベンチャーになっています。将軍がいて、魔術師としての陰陽師がいる世界観なので、堺も現実の堺とは異なります。そんな堺の作りこみ含め世界観がしっかりしているので、作品世界にどっぷり浸かれます。 相変わらず遊び...
明智卿シリーズの2冊目。前作は館ものでしたが、今作は堺の町が舞台のシティアドベンチャーになっています。将軍がいて、魔術師としての陰陽師がいる世界観なので、堺も現実の堺とは異なります。そんな堺の作りこみ含め世界観がしっかりしているので、作品世界にどっぷり浸かれます。 相変わらず遊び心が満載ですが、すべてを味わうには私ではまだまだ素養が足りません。もっと経験値を高めてから再読したい本ですね。
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上級陰陽師の失踪と盗まれた老人や娘の骸の謎。前作より陰陽師の術による派手さは控えめだが、さまざまな要素が複雑に絡み合う背景を解きほぐす、明智卿の緻密な捜査と推理が際立つ巻だった。次の巻では天晴の活躍がもっと見たい。
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