税金で買った本(15) の商品レビュー

系山冏(著者),ずいの(原作)

2025/05/09

図書館で貸出しているDVDは高いのか。弁償する事になったら、2万円というのは衝撃的だな。黒田官兵衛、如水、孝高と様々な呼び方があるけど、官兵衛と如水が有名だから、辞典などで多く使われる孝高が検索する時の件名になっているのか。戦国武将は、様々な名前を持つ人物が多いから、上杉謙信とかも検索に使う件名は不思議な事になってそうだな。図書館学の五法則なんてあるんだな。「読者の時間を節約せよ」か。読者のために資料を調べたりするのは、それでなくても時間が掛かるものだから、節約を意識しなければならないのは、よく分かる。

2025/05/08

　税金で買った本の１５巻が出ました。

　図書館には、正規雇用の職員さんと非正規雇用の職員さんがいらっしゃいますが、正規雇用の職員さんは異動があるので、単年契約を繰り返しながら長年にわたって業務を行っている非正規雇用の職員さんのほうが、現場の実務に精通していたりする場合があるそうです。

　最初のお話は、そういうことを取り上げたお話しで、ある非正規雇用のベテラン職員さんが、長年にわたって特定の仕事を抱え込んで、他の人はそのやり方を誰も知らないという状況がある中、危機感を覚えたある若い職員さんが、ベテラン職員さんに対して担当業務を引き継いで欲しいと交渉するお話でした。

　若い職員さんは、何かあった時に困るので、自分に引き継いで欲しいと頼みますが上手くいきません。　
　ショッキングだったのは、ベテラン非正規職員さんは、組織の不都合を知りながら、あえて自らの保身のために業務を抱え込んで手放さないようにしていたことでした。

　そして、若い職員さんが「困ります、、」と言ったあとに放ったベテラン職員さんの言葉「××××××××、××××××××××××♡」がオソロシかったです。

　非正規雇用制度の闇を見たような気がしました。（現実は、こんなものかもしれませんが。。。）
　果たして、この先、日本国には理想的なワークシェアリングや副業制度、性別を問わない魅力的なキャリアパスはできるのでしょうか？
この章のタイトルが「みんなで考えるＳＤＧ’Ｓ」というのは秀逸でした。

　ベテラン非正規職員さんは、果たして何と言い放ったのか。。。
　はい。続きは、本書でお読みくださいませ♡