白狼族長と契約結婚 の商品レビュー

櫛野ゆい(著者),Shikiri(イラスト)

2025/05/08

右手で触った相手の心を読む事が出来る人族のククリ。
長の命令で獣人族の長のナバルの期間限定の「白の花嫁」として嫁ぐ事になったけれど逃げ出し熊に襲われ助けてくれたのはナバルで。
結局ナバルに長からの命令や過去「白の花嫁」として獣人族の元へ向かった者達が帰ってきていない事など全てを話、獣人の村へ花嫁として滞在し真相を探るのだけれどナバル以外のククリへの冷たい態度をとるのにもくじけず頑張る姿はすごいと。
ある事をキッカケに獣人族の皆がククリへの敵対心を解き信頼し協力してくれる事になった時に全ての人がククリの右手を触って心を見せるのには驚きました。
ククリに力を与えた妖精の正体も。
「白の花嫁」達をさらった張本人達との対決にはハラハラさせられたけれど皆で力を合わせて解決へと向かえて本当に良かったです。
恋人になれ、契約ではなく本当の花嫁としてナバルからの求婚に応えたククリ、ナバルの溺愛が凄くて戸惑いながらも幸せそうでこの先も変わらずにいて欲しいなと思いました。
周りの人が皆とても良い人ばかりなので大丈夫かなと。
もふもふ獣人溺愛攻め、最高ですね。