十三分間、死んで戻ってきました の商品レビュー
著者長澤さんの、臨死体験、瞑想の探求の道、学生時代から学ばれた仏教の道、職業として長年経験された教師としての道、特に障害児教育について、また臨死体験の契機となった病のため高次脳機能障害が残り、障がい者として舞い戻って来たこの世を生きる中で見えてきた生活者としての道… 命の在り難さ...
著者長澤さんの、臨死体験、瞑想の探求の道、学生時代から学ばれた仏教の道、職業として長年経験された教師としての道、特に障害児教育について、また臨死体験の契機となった病のため高次脳機能障害が残り、障がい者として舞い戻って来たこの世を生きる中で見えてきた生活者としての道… 命の在り難さ、その命に気づいている意識への理解。 すべてが赤裸々に、重層的に描かれて、語り口は読みやすいのだけれど重厚な内容。 私自身の人生経験から見える世界感とも重なる部分があり、著者の歩んでこられた道を想像しながら、頷きながら読みました。 特に、バリアフリーダンスのシーン、お母様を見送る章、宗教学者の島薗進先生との対談が心に残りました。
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