ああうれしい の商品レビュー
麻之助、ちょっと忙しすぎないか?と言うぐらい忙しい。 しかも気がつけば、養父が怪我して箱根へ。義理の弟が仕事継いで頑張っているけれど……。 女性だけの集まりも、一葉が居なくなったら無くなっちゃうと思いきや、こっちは続きそうですね。
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巻を重ねて、麻之助がしっかりしてきた。今回は相馬家の登場が多いように思う。かわりに八木家はあまり出てこない。流石に歳をとって、立場も違う3人で何かを行うことが少なくなってきたのかもしれない。麻之助のお父さんが、そろそろ隠居したいと言い出したし、これからも変わっていくんだろうという...
巻を重ねて、麻之助がしっかりしてきた。今回は相馬家の登場が多いように思う。かわりに八木家はあまり出てこない。流石に歳をとって、立場も違う3人で何かを行うことが少なくなってきたのかもしれない。麻之助のお父さんが、そろそろ隠居したいと言い出したし、これからも変わっていくんだろうという一冊。
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まんまことシリーズの最新刊。 今回は割と結婚の話が多かったようにも思う。 多分ことの顛末はその辺に落ち着くのかな?というのと概ね外れていなくて安心して読める1冊。
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まんまことシリーズ第…?最新刊2026.11現在 キャラクターたちの人生を追いながら緩く楽しめるシリーズ 悲しいことも嬉しいことも人生のようにいろいろあるけれど、ちっちゃな事件を軸に進んでいく物語はお江戸も現代も同じでは 畠中恵作品は句読点の打ち方が独特で、少しコツが必要ではある...
まんまことシリーズ第…?最新刊2026.11現在 キャラクターたちの人生を追いながら緩く楽しめるシリーズ 悲しいことも嬉しいことも人生のようにいろいろあるけれど、ちっちゃな事件を軸に進んでいく物語はお江戸も現代も同じでは 畠中恵作品は句読点の打ち方が独特で、少しコツが必要ではあるけど、どれを読んでも毒のない気楽な作品が多いと思います
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内容(ブックデータベースより) 大好評「まんまこと」シリーズ、ついに第10弾! 子が生まれ、張り切る新米父の麻之助だが、相談事は待ってくれない。 悪友に妻たちまで巻き込み、 時に怠けながら、今日も果敢に揉め事を捌く! (※よく
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
うーん、ちょっと書き方を変えましょうよ~丸三が子を成したお虎と祝言を挙げると云うが心配は親戚を名告る者が現れることで確かに現れたがそれはお虎の腹違いの弟・妹だったので職を紹介することになった。舅の西森金吾が怪我をして箱根での湯治に送り出したが義理の弟の金一は自分が一人前で出来が良いと言われながらも頼りない。煮売り屋から身を起こし立派な跡継ぎもいる料理屋の主人が持ち込んだ相談は「ああうれしい」と思えることを探して欲しいという内容で火事で焼け出された町内の長屋に住む人々の世話を焼く内に店を倅に譲って新たに口入れ屋を起こすということだった。大奥から下がってきた女性の養女の縁談と下総から来た二度も亭主に死なれた17の若後家の一生働ける職探しの相談は互いに来た話を入れ替えて持っていくことで一挙に解決。相馬小十郎の娘は台所で見慣れない高価な簪を訝しく思いながら来客の相手をしている内に簪が消えた謎と最近武家で起こっている窃盗事件を一気に解決。相馬吉五郎と一葉の縁談が丘に纏まったが悪友二人は下働きをするだけで麻之助は高熱を出して寝込み相馬家から貰った大名家から贈られたよく利く熱冷ましの薬を紛失してしまった~一気に解決するのは止めて欲しい。多少の伏線はあるけど、最後の2ページですべて謎解きするのはついて行けません。吉五郎と一葉が収まるところに収まって良かったけど
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「ふじのはな」と「ああうれしい」のお話が好きだった。シリーズが始まった頃はやんちゃなお気楽息子だった麻之助達が、結婚して子どもができて親の跡を継いで、自分たちも次の世代に引き継ぐ立場へ向かっていく…「昨日と同じ毎日は続かない」という言葉の重みがあったし、1作目からずっと読んでいる...
「ふじのはな」と「ああうれしい」のお話が好きだった。シリーズが始まった頃はやんちゃなお気楽息子だった麻之助達が、結婚して子どもができて親の跡を継いで、自分たちも次の世代に引き継ぐ立場へ向かっていく…「昨日と同じ毎日は続かない」という言葉の重みがあったし、1作目からずっと読んでいるからか、麻之助が感じた寂しさやもどかしさにも共感する。麻之助、吉五郎、清十郎達をこれからも見守っていきたい。
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<目次> 略 <内容> 若だんなシリーズの新刊。久しぶりで話に乗っかるのに少し時間がかかった。相馬さん(小十郎)はあまり登場しない。結婚しちゃうけど…。
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町名主の跡取り息子·麻之助のシリーズ。 町名主の玄関には、困りごとや相談事が持ち込まれるので、厄介事を抱えているのが常ではあるのだが、麻之助はどうしたことか自分から他所の厄介ごとの種に首を突っ込むことになるので、更に大忙しである。でも、生真面目でないからこその発想は、周りからは眉...
町名主の跡取り息子·麻之助のシリーズ。 町名主の玄関には、困りごとや相談事が持ち込まれるので、厄介事を抱えているのが常ではあるのだが、麻之助はどうしたことか自分から他所の厄介ごとの種に首を突っ込むことになるので、更に大忙しである。でも、生真面目でないからこその発想は、周りからは眉をひそめられることもあるが、最後にはなぜか八方丸く収まっていい塩梅である。一葉と吉五郎もめでたしめでたしである。
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「地位は人をつくる」というが、お馴染みの面々もそれなりに様になってきた。そんな中、代理ではあるが新人町名主が登場する。重責を担えば成長するとも限らないようだ。責任と己の力量を客観視できなければ、立場に溺れてしまうらしい。 組織の在りかたについても考えさせられた。優秀なリーダーがき...
「地位は人をつくる」というが、お馴染みの面々もそれなりに様になってきた。そんな中、代理ではあるが新人町名主が登場する。重責を担えば成長するとも限らないようだ。責任と己の力量を客観視できなければ、立場に溺れてしまうらしい。 組織の在りかたについても考えさせられた。優秀なリーダーがきっちりと組織を束ねているのは、とても分かりやすく良い組織に見える。けれども、そのリーダーが抜けるとたちまち混乱する。リーダーが迷走したら歯止めが利かない。 「うちのリーダーは出来が悪い」と、部下が愚痴をこぼしながらも一肌脱ごうと働いてくれる。そんなリーダーのいる組織の方が、健全なのかもしれない。 人のつながりを大事にする。人に任せられるものは任す。個人的な能力よりも、大切なことのようだ。持ちつ持たれつが機能している場所は健やかな空間、そう感じた。
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