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加門七海の風水探見 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2025/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

風水にはまっているヤツはあんまり信用できないなぁと思っていた。なんとかの方角に黄色いものを置くとか、玄関になんかを置いたら不幸が舞い込むからなんとかとか。 でも、歴史上の街づくりにおける風水的な考え方は興味があって、加門七海ならその辺しっかり押さえた本だろうなぁと考え、多少オカルトに振っても大丈夫だろうと手に取ってみた。 大正解、風水に対する認識も少し改まった。 家の風水を考えるとき、何よりも優先されるのは風の通りと水回りの清潔感。整理整頓清掃でモノを少なくし、窓や玄関を時折開けて喚起をして、台所や風呂トイレをきれいに保つ。まずはそれが基本というのが、きっぱりしてて良いじゃないか。 街づくりや墓地における風水の考え方、後出しに弱い風水なんかも読んでて楽しかったし、何よりも巻末に出てくる、風水上最悪の一戸建てを設計し、実際にCAD図面にしてみる試みは非常に興味深かった…、なんかこれに近い建築物見た事あるような気がするんだが…。 これからも風水自体にはまる可能性は少ないと思うが、こういう本を読んで都市計画や街づくりに思いを巡らるのは結構良いなぁと思えた。

Posted byブクログ

2025/10/26

加門七海さんを知ったのはYouTubeのオカルトエンタメ大学だったと思う。とはいえ、本著は風水についてオカルト的ではなく、歴史やなぜ風水的にはそうなのかを一般的なレベルまで落とし込んだとても親しみやすく面白い本だった。

Posted byブクログ

2025/05/04

都市と個人の家の両方について風水的観点からあれこれ考察が加えられていて面白かった。風水は合理的なものだなと思いました。

Posted byブクログ

2025/04/05

 風水――それは、環境を利用して繁栄を図る、技術であり呪術。  基本であり基礎である地理風水から始まり、見立て――類感呪術としての風水、そしてそれらを総合しての、風水をフィルターにした日本社会の未来予想は――。  探検でも探求でもなく、探見――風水と人間との関係を深く見つめてみた...

 風水――それは、環境を利用して繁栄を図る、技術であり呪術。  基本であり基礎である地理風水から始まり、見立て――類感呪術としての風水、そしてそれらを総合しての、風水をフィルターにした日本社会の未来予想は――。  探検でも探求でもなく、探見――風水と人間との関係を深く見つめてみた、加門流風水入門講座。 ----------------------------------------------------------------------------  基本的な基礎を主軸に、歴史や民俗学まで絡めて風水を講義するため、現世利益を即得られるような実用的な手段を求めるような人には向かない。なぜなら、風水の本質は、それこそ風や水のように盛者必衰万物流転、一時は繁栄や利益を得られるかもしれないが、後の周囲の環境の変化――災害から雑多な工事まで――に左右される程に脆弱なものだから。だからあとがきにもある通り、小難しい部分はさておいて、楽しく面白く興味深い部分を共有して楽しむのが、本書の読み方なのだろう。  実際、番外編(おまけ)の吉風水の真逆、凶風水の全てを盛り込んだ最凶の凶宅を妄想する回は悪ノリ全開で面白怖い。3D化して内覧できるようにしたら、はたしてどうなるのか――。  本書から少し外れるが、加門さんを含む、地理風水に知見を持つ人が総じて、「湾岸の埋め立てやアクアラインやスカイツリーなど、風水とか何も考えずに色々建造する現代日本の現状」を憂いている点が興味深い。周囲の環境の変化に合わせてその地の吉凶も変化する技術だし、そもそも迷信の類だと言われればその通りなのだが、その建造物が東京を、そして日本の運気を落とし続けていると指摘されると、いい気はしないものではある。

Posted byブクログ