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まるごとぜんぶ海老名の本 の商品レビュー

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2025/05/06

本書で紹介されている海老名市や座間市、その他の自治体を合わせて、神奈川県央部と呼ぶことがある。私は京都で生まれ、大分県で中学高校時代を過ごし、東京の大学に進学した後、都内に本社のある会社に入社し、埼玉県、川崎市と住んだ後、1991年に神奈川県の県央部に引っ越してきた。妻がいて、長...

本書で紹介されている海老名市や座間市、その他の自治体を合わせて、神奈川県央部と呼ぶことがある。私は京都で生まれ、大分県で中学高校時代を過ごし、東京の大学に進学した後、都内に本社のある会社に入社し、埼玉県、川崎市と住んだ後、1991年に神奈川県の県央部に引っ越してきた。妻がいて、長男が5歳、次男が2歳の時のことだ。それから30年以上が経過する。その後も転勤等で、静岡県やイギリスやタイにも住んだが、結局、自宅は神奈川県央部に求め、今でも住んでいる場所だ。 神奈川県央部の中では、海老名駅周辺の変貌ぶりが目立つ。もともと、小田急線・相鉄線・JR相模線が通る、交通の便の良い場所だったけれども、海老名駅周辺は、さほど栄えている場所ではなかった。それが、西口に、ららぽーと(ショッピングセンター)が出来て、一気に開発が進んだ。ららぽーとへ向かう人の流れに合わせて、周辺には多くのお店が出来、タワマンを含むマンションも建った。ホテルも出来たし、図書館も近くに移設された。圏央道の海老名インターチェンジも出来、また、東名の海老名SAは、いつも混んでいることで有名になった。この時代に、海老名市の人口は増えており、そういう意味で、海老名駅周辺の再開発は正解だったのだと思う。 私を含む住民にとっても商業施設の集積により、利便性が格段に向上した。以前は、ちょっとした買い物や食事は、本厚木や相模大野、町田に出かけていたが、今では、海老名で全て済ませるようになり、本厚木などに出かける機会は激減した。 ということで、ある街の再開発というのは、周辺の街を含めた人びとの暮らしに、けっこう影響を与えるものなのかもしれない。

Posted byブクログ