「ざっくり計算力」を身につける の商品レビュー
日常生活や仕事で役に立つ。 ・2倍と半分 ・9,9,10 ・逆数暗記 ・万4、億8、兆12 ・百百万、千千百万、万万億、億万兆 例)3万人の給料を5万アップしたら? 月15億かかる 新卒500人だけなら 5万×500=2500万
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本書は、特別な才能がなくても「数字に強い人」になれる「ざっくり計算力」の習得法を解説する。難しい計算をそのまま行うのではなく、数字を丸めたり式を変形したりする「省エネ計算」により、ビジネスや日常で素早く数字を扱えるようになることを目指す。 ざっくり計算の基本は、四捨五入などで数...
本書は、特別な才能がなくても「数字に強い人」になれる「ざっくり計算力」の習得法を解説する。難しい計算をそのまま行うのではなく、数字を丸めたり式を変形したりする「省エネ計算」により、ビジネスや日常で素早く数字を扱えるようになることを目指す。 ざっくり計算の基本は、四捨五入などで数を扱いやすくし(概数)、様々な暗算テクニックを駆使すること。ビジネス会話では1ケタ精度は稀で、流れを止めない概算が重要。ただし、ケタだけは間違えてはいけない。 基本テクニックとして、概数の使い方(誤差許容度、倍数に丸める等)、補数(9,9,10メソッド)を用いた足し引き、大きな数の計算(頭の数とケタ分離)、足し算テク(微調整、ペア探し、基準値)、かけ算テク(プラス棒、2倍半分)、割り算テク(段階割り、約分)を紹介。パーセントは「1%, 10%, 50%」基準で変換し、小数・分数との自在な行き来を目指す。割り算をかけ算に変換できるパートナーナンバーも重要。 大きな数は、ケタ把握法(カンマ左隣暗記)、かけ算(ゼロ足し、漢数字計算法)、割り算(ゼロ引き、漢数字計算法、かけ算変換)で対応。 数字が苦手な人が躓きやすい「割合」と「比」は、「割合とは何倍か」とシンプルに定義。常に「基準となる数はどれか(分母)」を意識し、「○○率」の「○○」は比較する数(分子)と考える。ROIや為替、増加率などの計算例を示し、「比較する数を割合で割る」テクニックも解説。反比例の正しい意味や、1未満の数のかけ算・割り算の注意点、財務分析も基本は割り算であることに触れる。 データリテラシーでは、データにダマされないために、簡単な検算法(頭の数)、平均計算のコツ(平らに均す)、データの重みを考慮する加重平均、バラつきを示す分散・標準偏差、代表値(平均・中央値・最頻値)の使い分け、サンプリングの注意点、実数と割合の混同回避などを解説。 単位の扱いでは、SI接頭語の理解、非SI単位(坪、尺など)、長さ・広さ・重さ・体積のイメージ化、時間・速さ・距離の換算(秒速→時速は3.6倍)、日付計算(西向くサムライ)を紹介。 日常・仕事での応用として、時給・月給・年収の概算換算、月平均計算、消費税計算、割引計算、元本が2倍になる期間がわかる「72の法則」、フェルミ推定、数字のビジュアル化などを挙げる。
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