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古代マケドニア全史 フィリッポスとアレクサンドロスの王国 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2025/12/17

プロローグ 地図 マケドニア王家の系図 マケドニア王位在位表 凡例 第1章 マケドニア史へのアプローチ 第2章 マケドニア王国の成立 第3章 ヘラクレスの子孫たち 第4章 フィリッポス二世の父と兄 第5章 フィリッポス二世の登場 第6章 ギリシ...

プロローグ 地図 マケドニア王家の系図 マケドニア王位在位表 凡例 第1章 マケドニア史へのアプローチ 第2章 マケドニア王国の成立 第3章 ヘラクレスの子孫たち 第4章 フィリッポス二世の父と兄 第5章 フィリッポス二世の登場 第6章 ギリシアの覇者へ 第7章 フィリッポス二世からアレキサンドロスへ エピローグ 結びにかえて 主な参考文献 図版出典一覧 関連年表 索引

Posted byブクログ

2025/11/05

本書は前7世紀の建国から前4世紀末の滅亡に至るまでのマケドニア王国の歩みを辿る400ページ超える歴史の本。 マケドニアと言えば、なんといってもアレクサンドロスの存在が際立つ。世界史に比類なき足跡を残した。そのアレクサンドロス。33歳で病没していることを踏まえるとなんと短い人生だっ...

本書は前7世紀の建国から前4世紀末の滅亡に至るまでのマケドニア王国の歩みを辿る400ページ超える歴史の本。 マケドニアと言えば、なんといってもアレクサンドロスの存在が際立つ。世界史に比類なき足跡を残した。そのアレクサンドロス。33歳で病没していることを踏まえるとなんと短い人生だったことよ。 最も印象的だったのはアレクサンドロスの父、フィリポス2世の暗殺の場面。 前338年、フィリッポス2世は、カイロネイアの会戦でこれまでだれも果たせなかったキリシア制覇を成し遂げた。次はアカイメネス朝ペルシアに照準を併せていた前336年、自身の娘クレオパトラの婚礼の祝典の場が、フィリッポスの暗殺の場になった。なんと劇的なことよ。 著者はこれを、1963年アメリカのケネディ大統領暗殺事件を引き合いにし、フィリポスもケネディもともに46歳だったと記している。 この年、アレクサンドロスは20歳で即位し、その後、わずか10年で前人未踏の大征服を成し遂げる。 最後の1ページまでとても楽しい心ときめく読書の時間だった。

Posted byブクログ

2025/09/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

世界に比類なき足跡を残した英雄たちの王国マケドニア。 紀元前七世紀半ばとされる建国、天然資源と外交術を駆使した版図拡大からフィリッポスのギリシア制覇、アレクサンドロスのペルシア打倒を含む東方遠征、後継者戦争の果に滅亡に至る。 マケドニアが文字での記録を残さない「声なき民」だったので、ギリシア側の記録しか無い上に、ギリシア側の主観と言う難しさの中、伝説的な建国から資料の残る王たちの業績と興味が尽きない。割と分厚めの本だけど、楽しくてあっという間だった。

Posted byブクログ

2025/05/24

いわゆるアレクサンドロス大王を生んだ古代マケドニア王国の通史を解説した一冊です。さながらフィリッポス2世(アレクサンドロス大王の父王)伝記ともいえるかもしれません。   <こんな方にオススメ> (1)古代マケドニア王国の歴史に興味がある (2)古代ギリシアが好き (3)漫画『ヒス...

いわゆるアレクサンドロス大王を生んだ古代マケドニア王国の通史を解説した一冊です。さながらフィリッポス2世(アレクサンドロス大王の父王)伝記ともいえるかもしれません。   <こんな方にオススメ> (1)古代マケドニア王国の歴史に興味がある (2)古代ギリシアが好き (3)漫画『ヒストリエ』のファンである   [ポイント] (1)フィリッポス2世の伝記的歴史解説 古代マケドニア王国が大躍進を遂げたフィリッポス2世の業績と治世が中心に語られており、その前後はいわば補足的な解説のためと言えます。 (2)マケドニアとギリシアとの関係性 古代マケドニア王国が最終的に古代ギリシアを統合していくため、そこまでのプロセスとしてマケドニアがどのようにギリシアと関係性を展開していったかが時系列でよく理解できます。   そのほか詳細はブログ「note」内に記載しております。よかったら併せてご覧ください。 https://note.com/rekishi_info/n/n799c6f94e3a7 (2025/05/24 上町嵩広)

Posted byブクログ

2025/04/14

古代マケドニア王国史:建国からフィリッポス二世まで 主要テーマと考古学的発見 古代マケドニア王国の成立から、フィリッポス二世の治世、アレクサンドロス大王登場前夜までの歴史 1976年にヴェルギナで発見された未盗掘のマケドニア王墓は「20世紀後半最大の考古学的発見」 マケドニア各...

古代マケドニア王国史:建国からフィリッポス二世まで 主要テーマと考古学的発見 古代マケドニア王国の成立から、フィリッポス二世の治世、アレクサンドロス大王登場前夜までの歴史 1976年にヴェルギナで発見された未盗掘のマケドニア王墓は「20世紀後半最大の考古学的発見」 マケドニア各地で発掘調査進行中だが、考古資料・碑文史料はいまだ限られている マケドニア王国の成立と初期 伝統的には前7世紀半ばにアイガイを都として建国 建国に関する考古資料は皆無で、ヘロドトスの「お伽噺のような建国伝説」が主な手がかり 狭義の「マケドニア」はペルミオン山南のハリアクモン川を境界とする地域 周辺のイリュリア、テッサリア、エペイロスと関係を持ち、先住民をペリオイコイとして支配 ペルシアとの関係 前5世紀後半、マケドニアはペルシアの支配下で一定の自治を認められていた アレクサンドロス一世はアテネに造船用木材を提供した功績でペルシアから称号を得る ペルシア戦争後、アレクサンドロス一世はヘラクレスとの絆を宣伝し自身のギリシア人性をアピール アテネとの複雑な関係 ペルディッカス二世時代には同盟と離反が繰り返される 木材貿易が両国関係を左右する重要要素に ストリュモン川流域の木材集散地や鉱山地帯の支配権を巡り対立 アルケラオスの治世と業績 国土整備(城塞・直線道路建設)と軍事力強化(騎兵・重装歩兵育成) ペラへの遷都(テルメ湾に近い交易の要衝) ディオニュソスとゼウス・オリュンピオスを祀る祭典創始 暗殺されたが、その経緯には複数説あり(以後、王の暗殺が特徴に) フィリッポス二世登場の時代背景 前4世紀のギリシア世界:ペルシア衰退、スパルタ覇権終焉、テーベ台頭、アテネ再興 傭兵使用の広まり アミュンタス三世死後、摂政プトレマイオスの実権掌握とテーベの介入 ペルディッカス三世の経済復興とイリュリアとの戦いでの戦死 フィリッポス二世の治世 即位後、アンフィポリスとピュドナの交換をアテネに提案 前356年オリュンピア祭勝利を記念する貨幣発行 第三次神聖戦争への介入でテッサリア支配とアンフィクテュオニア評議会での影響力増大 「フィロクラテスの和約」締結 イソクラテスのパンヘレニズム思想とペルシア征服の構想 ペロポネソスでの外交戦略展開 ギリシア制覇とペルシア遠征計画 前339年のスキュティア遠征 エラテイア占領によるアテネの衝撃とアテネ・テーベ同盟形成 前338年カイロネイアの戦いでアテネ・テーベ連合軍を破り、ギリシア覇権確立 コリントス同盟締結によるギリシア諸ポリス平和維持とマケドニア指導体制確立 ペルシア遠征計画(後にアレクサンドロスが継承) フィリッポス二世の暗殺と継承 前336年、パウサニアスによる暗殺(原因や背景に諸説あり) 晩年にはオリュンピアで自身と家族を神として祀る構想 アレクサンドロスが王位継承し、父のペルシア遠征計画を引き継ぐ 結論 マケドニア王国は初期の不明瞭な起源から、周辺諸国との複雑な関係、内部抗争を経て、フィリッポス二世の卓越した軍事力と外交手腕によってギリシアの覇権国家へと成長。これがアレクサンドロス大王の時代への基盤となった。

Posted byブクログ

2025/04/07

ヒストリエが好きなので購入。 漫画の続きが絶望的なので、ネタバレ上等で読んだり、漫画との違いを見つけてみることにした。 著者もヒストリエファンのようだ。

Posted byブクログ