ぼくが生きるということは、きみが死ぬということ の商品レビュー
生きたい、死にたい、両者が入れ替わったら… すごくいい話でした。 入れ替わり系の話は好きではなかったのですがこんなにも入れ替わったことが大事に思えるなんて驚きました。 このまま入れ替わったまま生きた方がいいとすら思える場面や、周りのためにも戻らなきゃと思える葛藤がそれぞれにあって...
生きたい、死にたい、両者が入れ替わったら… すごくいい話でした。 入れ替わり系の話は好きではなかったのですがこんなにも入れ替わったことが大事に思えるなんて驚きました。 このまま入れ替わったまま生きた方がいいとすら思える場面や、周りのためにも戻らなきゃと思える葛藤がそれぞれにあって、人の人生は1人だけじゃないしこんなにも周りに支えられるんだなと感じました。 しかも、戻りたいと思った時に、本当に戻れるのか、このまま命を落とすんじゃないかとラストまでハラハラするところもあり… 最後の最後が良すぎました。小説を書きたい航平が手に取ったタイトルがこの本で、原稿用紙の描写もあって最後の最後までやってくれたな!と拍手でした。 先生に直接お会いしたことがありますがこんなにも素晴らしい話を書いていらっしゃる感動をもっと伝えたいです。
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このようなストーリーって最後のオチが分かりそうなのに読んでいっても分からなくて、ワクワクしながら読んでました。最後のオチは感動しました。おすすめです。
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いきなり末期がんを告げられる主人公美羽。 結末がわかっていても、最後は思わず泣いてしまった。 1日1日を、より大事に生きようと思った。
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死にたいと生きたい人間の中身が1年入れ替わる。 最後はいやいやその体で無理でしょその移動距離はと思いつつぐっとくる場面が多かった。
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なんとなくありがちなテーマと展開だなぁと思いはしたものの、流れるような文章でスラスラと読めるし、続きが気になる。 悪人がいない王道のストーリーていうのは、読んでて安心感がある。 はじめての作家さんだったので、他の作品も読んでみようと思った。
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入れ替わってしまう設定はよくあるけど、元に戻った時のために2人が奮闘するところがとても良かった。美羽は元に戻ると死んでしまうけど、それでも元に戻りたいと願う姿に感銘を受けた。普段普通に過ごしていると、生きたいと願うことはほとんどなくて、健康でいられることに感謝したいと思った。
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その目でまた桜を観て(入れ替わりを)願わなければという気持ちが、生きる原動力にもなり、死のトリガーにもなる。 矛盾するようにも感じるけれど、誰かのためでなく「自分のためにちゃんと生ききる」ためなら、自分もこの選択をするだろうなと読み終えて思いました。 普段あまり考えないけど「自分のための人生」って何なんだろう、ってちょっと考えさせられました。 美羽さんの全方向でのシゴデキぶりが眩しかった!
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最初は「よくある“入れ替わり”ものかな?」と思って読み始めましたが、この物語はこれまで見てきた入れ替わり作品とはまったく違いました 多くの入れ替わり作品がコメディや青春を描く中、この作品は「生」と「死」という重いテーマを扱っています 生きることが辛く死を望んでいた航平と、末期ガンで小さな娘を残して死にたくない生きたいと願っていた美羽 二人の思いが満開の桜の下で交差し、入れ替わるという設定はとても印象的でした 入れ替わった後、二人は最初こそ戸惑いますが、お互いの人生を演じるうちに、相手の想いや苦しみに触れ、本当の意味で「戻りたい」と願うようになります 特に「桜が満開になるまで、癌の身体は耐えられるのか」という問いかけが、時間の残酷さをひしひしと感じさせました 航平が美羽として、美羽の両親と話すシーンはとても泣けました。娘のふりをしながらも、彼自身の言葉で気持ちを伝えようとする姿に、航平の優しさと覚悟が強く伝わってきました 家族の愛情や絆の深さを感じる、忘れられない場面でした ラストはとても切なく、読み終わった後もしばらく心に余韻が残りました 入れ替わりという“奇跡”が、ただの奇跡ではなく、互いの人生を深く理解するための“試練”だったように思います 物語の中で、航平に「夢を諦めないで」と伝える美羽が、小説を書いていた航平のノートを見つけ、タブレットをプレゼントする場面がとても素敵でした そんな美羽は本当にかっこよかったです そして航平も、美羽として生きる中で、慣れない化粧を動画を見ながら一生懸命にしている姿に、彼の優しさと真剣さがにじみ出ていて心を打たれました
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もしかして、二人にとってすごく良い方へって思っていたけど。 もちろん、良い方へ…というか、正しい方向への結末だったけど、やっぱり切ないものね。 小説だから、ありえないことではあるけど、ちょっと大変過ぎだしね。 でも、一気に読めてとても好きな小説でした。
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入れ替わってしまうお話しは何作かあるけれど、この作品はせつないお話しでした。 そして、現実にあったとして、私は入れ替えを信じる事ができるのかな?とフと思ってしまいました。 美羽は航平の体のままで、夫や子どもの様子を見守る事もできるのに、元に戻る事を願い=死ぬ事も覚悟する事に強さ...
入れ替わってしまうお話しは何作かあるけれど、この作品はせつないお話しでした。 そして、現実にあったとして、私は入れ替えを信じる事ができるのかな?とフと思ってしまいました。 美羽は航平の体のままで、夫や子どもの様子を見守る事もできるのに、元に戻る事を願い=死ぬ事も覚悟する事に強さや優しさ、人としての凄さを感じました。
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