ブレイクショットの軌跡 の商品レビュー
1台の架空のSUV車「ブレイクショット」を通して現代のいろんな問題を盛り込んだ長編小説 アフリカ紛争編は分かりづらかったがオチに繋がる伏線なのでしっかり読むことをおすすめ マイノリティ、LGBT、投資、詐欺 伏線回収もしっかりしてくれてまとめも良かった
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今年読んだ本でナンバーワン! 池井戸潤、 塩田武士、 朝井リョウ、 が好きな人なら、ハマります。 現代社会を緻密に分析した上で展開されるストーリー展開。読む者を惹きつけて離さない登場人物達。 すごい作家さんに出会ってしまった! 不動産営業のこととか、 マネーセミナーのことと...
今年読んだ本でナンバーワン! 池井戸潤、 塩田武士、 朝井リョウ、 が好きな人なら、ハマります。 現代社会を緻密に分析した上で展開されるストーリー展開。読む者を惹きつけて離さない登場人物達。 すごい作家さんに出会ってしまった! 不動産営業のこととか、 マネーセミナーのこととか、 よくぞここまで調べ上げたものだ。 裏の裏まで。 そして、人の心の機微を、とても丁寧に描いているし、本当に大切なこと、大切な気持ち、大切な態度ってなんだろう?真に善良であることって、どんなことなんだろう?というのを、登場人物達が必死で伝えてくれる。 理不尽なことも、思うようにならないことも 突然の事故も、悪い誘惑も、生きている限り誰にもあるわけで。 ラストシーンも好きだ。 オーバーザレインボウ。 好きな曲。レインボウに込められた意味。 あー!余韻に浸る! 表現しきれない 自分の語彙力のなさと 感情と経験と優しさの欠如が嘆かわしい。 身悶えするくらい、素晴らしい本だった!
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p.152 それまでで初めて、父親という存在を温かなものに感じたその帰り道、うとうとと眠気を感じた。 できれば眠りたくなかった。もったいない、という気持ちがあった。父が運転するファミリアの、その後部座席の乗り心地を堪能したかった。 だが、結局自分は家に着くまで眠っていた。あの日...
p.152 それまでで初めて、父親という存在を温かなものに感じたその帰り道、うとうとと眠気を感じた。 できれば眠りたくなかった。もったいない、という気持ちがあった。父が運転するファミリアの、その後部座席の乗り心地を堪能したかった。 だが、結局自分は家に着くまで眠っていた。あの日、ファミリアの後部座席で、自分は安心に包まれていた。 きっと誰でもそうなのだろう、と友彦は不意に思った。皆、幼い日は、車に乗るとき、安心しきれる誰かがいて、その人に自分を乗せてもらう。自分が安全な場所にいること、それを疑いもしない相手が必要で、何一つ心配することなく、ぐっすりと眠れることが大切だ。 そして人生のある局面で、人は運転席に座る側になる。我が子を守り、大切な人を守り、安心をもたらして、座席で自分を肩じる者を守るのだ。 そうやって、子どもの時に大人から得たものを、大人になった自分が、少しずつ、自らの子どもへ返していくのだ。たとえ自らが得たものが少しでも。誰だって。
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文句なし五つ星! 読んで損なし。 時代の問題点などもうまく切り取って取り入れている。 物語としても先が気になる展開で面白い。
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最初はさっぱりわからなかった。 どちらかというと興味を感じない自動車の期間工の話。 次はいきなり外国の少年兵。 一体何のお話なのかと困惑した。 読み進むにつれて見覚えのある登場人物等が何らかの形で幾度となく登場し、最後はまさかあれが!という思いが次第に確信へ。 読後、すぐに最初の...
最初はさっぱりわからなかった。 どちらかというと興味を感じない自動車の期間工の話。 次はいきなり外国の少年兵。 一体何のお話なのかと困惑した。 読み進むにつれて見覚えのある登場人物等が何らかの形で幾度となく登場し、最後はまさかあれが!という思いが次第に確信へ。 読後、すぐに最初の章を読み直し、これまでのあらゆることに納得した。 ただただ、すごいとしか言いようのない一冊だった。
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頭が良い話てんこ盛りで、その部分は面白かったんだけどアフリカの話がイマイチ掴めない自分が憎い……この作家さんの話、毎回戦闘の部分イメージ掴みきれなくて悔しい
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ブレイクショットって車の名前でした。 ビリヤードがらみの物語かと思いきや、ビリヤードの話も出てきますが、ブレイクショットという高級SUV車をめぐる、群像劇でした。 自動車工場の期間工の話から始まったかと思いきや、いきなり、国際紛争のストーリに切り替わります。 なんじゃ? っと思...
ブレイクショットって車の名前でした。 ビリヤードがらみの物語かと思いきや、ビリヤードの話も出てきますが、ブレイクショットという高級SUV車をめぐる、群像劇でした。 自動車工場の期間工の話から始まったかと思いきや、いきなり、国際紛争のストーリに切り替わります。 なんじゃ? っと思っていると、今度は、企業ファンドの話。 若くしてエグゼクティブになる者たちの考え方。 そこから、その子供とその友達のサッカーへの夢へ。 友達の父親は板金工。家族間のGAP。 エグゼクティブからの急展開。 プロサッカー選手への夢はどうなる? つぎに、今度は不動産営業の闇。 ここでの社用車はブレイクショット! 不動産営業に用いられる名簿。 そう、不動産に限らず営業の電話ってよくかかってきますよね。こうやって名簿が流れているんですよね。 そして、そこから、金融セミナー、そして、特殊詐欺への展開。 さらにさらに裏社会の闇。 と話が広がっていきます。 それぞれでブレイクショットが絡んでいく展開です。 そして、エピローグですべての伏線が回収され、それぞれが関連付けられていたことに気が付きます。 読み返してしまった。 秀逸な展開です。 ただ、時系列がちょっと分からず混乱しちゃいました。 逢坂冬馬の3作目の物語でしたが、本作が一番好きですね。 お勧めです。
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事実は私たちが知る由もないほど複雑なのに、興味本意と軽く並べる言葉が当人たちを苦しめる。 「世界は狭い」を感じさせてくれる本でもあった。また、どの話からも破壊や破滅からの微かな再生の光を感じさせてくれるから、読者は陰鬱な気分ではなくて希望を見出して読了できるのもいい。 いろい...
事実は私たちが知る由もないほど複雑なのに、興味本意と軽く並べる言葉が当人たちを苦しめる。 「世界は狭い」を感じさせてくれる本でもあった。また、どの話からも破壊や破滅からの微かな再生の光を感じさせてくれるから、読者は陰鬱な気分ではなくて希望を見出して読了できるのもいい。 いろいろな社会問題を組み入れた小説でもあったけど説教臭さはなくて爽やかな読後感だった。 「うまいな」「おもしろいな」と思う本ではあったけど、鈍器でぶん殴られたような本かといえばそうでもないかもしれない。ただ、面白かった。
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ブレイクショットの呪い?と思うぐらい持ち主に何かが起こるので怖かったです。 最近読んだ本の中で一番夢中になって読みました。
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全部繋がってみんなに会えたし、今伝えたいこと全部伝えたいのも本当に天才かと思ったけど、 一貫して「善良であること」について、全員が、何度も対峙したのがとても良かった
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