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問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい の商品レビュー

4.2

255件のお客様レビュー

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    103

  2. 4つ

    98

  3. 3つ

    37

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2025/03/19

十和の受験を行いながら家族や友人との関わり方が丁寧に書かれており、それをサポートする家族の思いが複雑ながらも届かない、それぞれの思いがしっかりつたわる内容だった。 自分も子供が受験生であることから、関わり方含めて考え直したいと思わせる本である。 ぜひ中学受験を控えた親は読んで欲し...

十和の受験を行いながら家族や友人との関わり方が丁寧に書かれており、それをサポートする家族の思いが複雑ながらも届かない、それぞれの思いがしっかりつたわる内容だった。 自分も子供が受験生であることから、関わり方含めて考え直したいと思わせる本である。 ぜひ中学受験を控えた親は読んで欲しい

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2025/03/17

今回もとてもいい作品でした。 アルプス席の母から好きになって今回新作を読みましたが今回も良作です。 タイトルにもある私自身ずっと疑問に思っていた国語でよく出される作者の気持ちを述べよみたいな問題の答えについても触れていて、学生時代の私自身の気持ちを救ってくれたような気持ちにもなり...

今回もとてもいい作品でした。 アルプス席の母から好きになって今回新作を読みましたが今回も良作です。 タイトルにもある私自身ずっと疑問に思っていた国語でよく出される作者の気持ちを述べよみたいな問題の答えについても触れていて、学生時代の私自身の気持ちを救ってくれたような気持ちにもなりましたし、家族の形もすごく温かくいい本でした。

Posted byブクログ

2025/03/16
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小学生にしては大人びていて、最後まで違和感が拭えない。自分の子供と比べているからだろうか。いや、小さな体で1人で電車に乗って通学している子供もいるし、そこは大した問題ではないのだろう。 さて、本著も素晴らしかった。 以下は、私の印象に残った箇所だ。文面はうろ覚えだが、、、 ①母が受験が、勉強が娘と父を強引にくっつけようとしている。 →母の計画が垣間見える。 ②映画などで人物が軌道に乗って力をつけていく過程は、軽快な音楽に乗せたりして一気に時間が進んでいく。そこが1番大変で重要なのに。ゾーンに入る体験をして、それが腑に落ちた。 →私もなんでそこ簡潔にしちゃうのかと思っていたが、当の本人はきっとそんな感じなのだろう。 ③父の登場するすべてのシーン →315pの父の怒りには、目頭が熱くなった。感情移入した。トドメには、塾に出した掲載用の手紙を娘が読んだシーンだ。自分の娘をちゃんと娘と認識する決意が読み取れた。きっと娘の名前は、噛み締めながら書いたことだろう。 タイトルが『問題。以下の〜』なので、私の答えを書いてみようとしたのだが、大西先生の答え以上のものが出なかった。 こんなに感想が長くなってしまった。 相変わらずまとまりがない。 ああ、やはり私は著者のファンである。

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2025/03/16
  • ネタバレ

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いやぁ、もうね、早見さん最高。 このタイトルからは想像できない場所に連れて行ってもらいました。 中学受験がテーマ、と聞くとかなり重そうなお受験小説なんだろう、と思うでしょ。タイトル見ると受験で壊れていく家族小説なのか、とか。 ところがどっこい。あ、まぁ、受験小説だし家族小説には違いないのだけど終盤予想外のところから攻撃されてのけぞりながらひれ伏すでしょうよ。 おまけにあの武蔵野書店吉祥寺本店の山本猛店長の推薦コメントが帯に!いや、帯だけじゃなくて本人まで登場しちゃうんだから、店バカファンにはたまらんですわ。こういうコラボ大好きです。 中学受験が身近にない人には「大げさじゃない?」と思えるほど過酷な試練なんですよね、小学生にとっての受験。「成功の8割は親の力」と言われるほど、本人の能力だけでは乗り越えられない壁。 それを決してうまく行っているとは言えない十和の家族がどうこなしていくか。まずもってやる気のなかった十和の変化、そしてその理由にいろんな思いがこみ上げてくる。 受験のきっかけとなった、「思春期」というだけでは説明できない十和の反抗の理由あたりから胸が締め付けられ始める。いやぁ、早見さん、最高。

Posted byブクログ

2025/03/14
  • ネタバレ

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すごく面白い小説でした。私は記憶に新しい大学受験を回想しながら読んだのですが、十和の中学受験と重なる点も多く、昔の自分の姿か自分の子どもを見ているかのような視線で読んでいました。 また、お父さんのキャラクターのいいこと!自分の娘を十和ちゃん十和ちゃんとちゃんづけする点、いつ、いかなる場合でも子供部屋に用がある際にはノックをし返事を必ず待つ点について、最初は丁寧なお父さんなんだなと思っていましたが、理由があったのですね。 大阪に十和一人で行ったときには無事に着けたか気になって不在着信を10件以上残してしまう点、娘の志望校を聞いた翌日、それが遠く離れた大阪の学校だとしても見に行ってしまう点、十和が第一志望の過去問を合格最低点の3点上回ったとき、十和が一喜一憂しないよう厳しい言葉をかけながらも、自分は顔を真っ赤にしニヤニヤしている点などなど、他にもたくさんお父さんの愛らしさが散りばめてあり、お父さんに関する描写は特に好きでした。 受験を通して長谷川家が仲を深めていく様子を見ていてとても温かい気持ちになりました。私にとっては星5以上の作品です。

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2025/03/14

アルプス席の母を読了して気に入り、すぐにこちらを読み始めました。個人的に我が家も子供が受験を終えたばかりだったこともあり、すごいスピードで読み進めましたが、圧巻とも言うべき感情表現の描写、家族それぞれの性格や表情までもが浮かんでくるようでした。読んで損なし。

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2025/03/13

一度でも子供の受験を体験した親なら、「我が子の受験前に読みたかった〜」と、悔しい思いをするかもしれないぐらい、試験対策のアドバイスが盛りだくさん。しかし、実際に実行できるかどうかは難しい。そこが本の中の世界かと納得。読んでいる時はやめられず一気読みしたわりには、読後感があっさりし...

一度でも子供の受験を体験した親なら、「我が子の受験前に読みたかった〜」と、悔しい思いをするかもしれないぐらい、試験対策のアドバイスが盛りだくさん。しかし、実際に実行できるかどうかは難しい。そこが本の中の世界かと納得。読んでいる時はやめられず一気読みしたわりには、読後感があっさりしていたかなー 気軽に読める本でした。

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2025/03/12
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「家族の幸せの形」って何だろう? このことを1冊を通し、ずっと考えながら読んでいました。 受験生の十和と十和を支える家族の姿に涙しました。 やっぱり家族みんながひとつになる。その瞬間に感動し、家族みんなで過ごす時間をもっと大切にしていきたいなと感じました。 十和の決断を応援し、支える家族の姿がいい。自分が、将来、親になったときは、子どものやりたいことを全力でサポートできる親になりたいと思った。 「店長がバカすぎて」の山本店長が登場し、その活躍を見て、再読したいなと感じました。 感動と、涙が止まらないそんな物語です。 是非、一度読んでみてほしい1冊です。

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2025/03/12

中学受験という人生でストレスがかかるイベント 父娘という関係性に重点を置き、家族の幸せを考えさせてくれます 娘は受験が終わったその先の希望する家族の形を実現させようとする 父は娘の本心は知らずとも 世の父親が実現したいような在り方を見せてくれる   家族の幸せの形は家庭それぞれ...

中学受験という人生でストレスがかかるイベント 父娘という関係性に重点を置き、家族の幸せを考えさせてくれます 娘は受験が終わったその先の希望する家族の形を実現させようとする 父は娘の本心は知らずとも 世の父親が実現したいような在り方を見せてくれる   家族の幸せの形は家庭それぞれ 誰しも望む形にたどりつけるわけではないけれど 一つの幸せの形を提示している 早見さん自身素敵なお父さんのようです

Posted byブクログ

2025/03/11

震災から14年が経つ今日、“家族の幸せの形”について考えました。その答えを探すつもりで読み始めた、中学受験に臨む十和たち家族の物語。気づけば初めて小説で涙を流していました。

Posted byブクログ