殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス の商品レビュー
太宰治『走れメロス』を本筋に、メロスが事あるごとに殺人事件に巻き込まれては拳と推理で切り抜けるコメディミステリー。 想像以上にちゃんと本格ミステリーしてました! 個人的には東川篤哉、滝田務雄以来のコメディっぷり。 密室トリック、叙述トリックなどなど本ミス基本の基を短篇事につめ...
太宰治『走れメロス』を本筋に、メロスが事あるごとに殺人事件に巻き込まれては拳と推理で切り抜けるコメディミステリー。 想像以上にちゃんと本格ミステリーしてました! 個人的には東川篤哉、滝田務雄以来のコメディっぷり。 密室トリック、叙述トリックなどなど本ミス基本の基を短篇事につめこみ、最終話では挑戦状にどんでん返しまで用意して。気持ちいくらいにミステリーを楽しんでいる小説でした。 最終話なんかとくにですね、そんなわけあるかいと思って読み返したらちゃんと書いてるんですよ。流し読みしたら損かと思います。 世界観は時代に即しつつ会話は現代よりなので、YAとしても秀逸かと。普段本を読まない、けれどメロスは学校で習った生徒にもおすすめです。
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何回か声を出して笑った。ギャグかと思いきや、まあギャグなんですが筆力がすごくあるギャグ。 面白かったです。
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言葉のチョイスひとつひとつが面白かったです。セリヌンティウスの弟子とメロスの会話で、弟子がもごもごしてる時に、メロスが「もう、匂わせは、いらぬ!」ってバッサリ言うのが特に面白かったです 時々、作者の方がひょっこり出てくるのも新鮮でした。 最後のイマジンティウスのおち、びっくりしました! 私は叙述トリックに騙されていたのである━━━
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まずは、登場人物の名前が的確過ぎる。 名前が的確すぎる故に、名前を伏せられていた人物までいたほど。 基本はコメディだけど、しっかり推理もあって、あっという間に読み終えてました。
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いや、走れよ。セリヌンティウス、死んじゃうだろ。 シラクスに向かうまでの間に遭遇する事件を、脳筋メロスとイマージナリーセリヌンティウスが拳と頭を使って解決していくお話。 ツイッタで見かけて思わず発注しちゃった本。文体が軽くてめちゃくちゃ読みやすかったので、脳内リセットのために読みました。面白かった。ミステリとして高クオリティとは言わないが、ちゃんとミステリー小説ではあったと思います。披露した推理が一度は否定されるところとか。ただ楽しむべきはミステリー部分ではないので。 そもそもの設定と、話の展開、発想が素晴らしい。げらげら笑いながら読みました。が、これ、「走れメロス」を読んでいないとたぶんげらげら笑えない。太宰治とかプラトン、ソクラテスに対する知識が多少あったほうがより笑える。いや笑っていいネタなのかは分からんが。事前知識を持っていてこそ楽しめるエンタメ。やっぱりね、本は可能な限りたくさん読んでおくべきだと思うんだよ。そのほうがより人生を楽しめる。 個人的に第三話が一番好きです。いや、気になってはいたんだよな、四人? って。最初の名前のくだりからきちんと伏線になってたなあ。ダボクデシス。ひでぇ名前だわ。 あとまあとりあえず、服は着ろ。 抜粋。第三話メロスの言葉より 「許せぬ者に鉄槌を喰らわせたい気持ちは理解できる。しかし、殺すならば堂々と殺せ。罪を背負う覚悟がないのであれば、殺すな」
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人からおすすめされて読みました。タイトルからミステリーかと思っていたら、ちょっと違った。 終始バカバカしくて、ずっと楽しかった。原作の文章やセリフも時々挟んであったり、太宰治まわりのネタも盛り込まれていて、全力でパロディするぜ!というサービス精神を感じました。 ひとつ問題がある...
人からおすすめされて読みました。タイトルからミステリーかと思っていたら、ちょっと違った。 終始バカバカしくて、ずっと楽しかった。原作の文章やセリフも時々挟んであったり、太宰治まわりのネタも盛り込まれていて、全力でパロディするぜ!というサービス精神を感じました。 ひとつ問題があるとしたら、今後本家「走れメロス」を読んだときには、この脳筋フィジカル強強野郎であるメロスがちらついて、その隣にはイマジンティウスがいるんだろうな、ということくらいでしょうか。
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題名が面白くて手に取りました。 読んでみると、これはコントなのか?ギャグ漫画?と思えるくらい軽く読めました。『走れメロス』読んだことないけど、ちゃんと読めるのか心配してたんですけどね…。 確かに殺人事件に巻き込まれてる場合じゃないんですよ。メロス。早く首都シラクスに戻らないとい...
題名が面白くて手に取りました。 読んでみると、これはコントなのか?ギャグ漫画?と思えるくらい軽く読めました。『走れメロス』読んだことないけど、ちゃんと読めるのか心配してたんですけどね…。 確かに殺人事件に巻き込まれてる場合じゃないんですよ。メロス。早く首都シラクスに戻らないといけないのに…。セリヌンティウスが待っているのに…。急いでいる時に限って殺人事件が起きて思い通りにはなかなかいかない。途中にはおさむさんも登場。しかも世間で知られている事件を起こしてメロスを振り回すし。メロス、間に合うんですかね? ギャグ漫画と思ったのは、名前がそのまんまなんですよね。はじめはスルーしてたんだけど、気付いたら捻りがないなと思ってしまいました。分かりやすいからいいんだけど。途中で作者も名前について"適当"と言っていたので、笑えました。 全体的にゆる〜い感じなんだけど、ちょいちょい古代ギリシアの事情を書いてくれてるので、想像しやすかったです。
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メロスの半分は正義、もう半分はフィジカル。 まさにこの通りで、悪いことが許せない心優しいメロスと、最終的に筋肉で何でも解決しようとしてしまうメロスのギャップが最高でした。 古代ギリシアならではのエピソードもユニークで、他では味わえない読書体験ができる一冊です。 名前の 〜ス ...
メロスの半分は正義、もう半分はフィジカル。 まさにこの通りで、悪いことが許せない心優しいメロスと、最終的に筋肉で何でも解決しようとしてしまうメロスのギャップが最高でした。 古代ギリシアならではのエピソードもユニークで、他では味わえない読書体験ができる一冊です。 名前の 〜ス というのほ、男性を表す言葉と聞いて、名前も覚えやすくなりました。 みくのしんさんの「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む」のあとに、本作を読むとより楽しめると思いました。 誰にでもオススメできる一冊、みんなで笑いながら読みましょう。
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「メロスは推理した」が( ・∀・)イイ! なんていうか単純直情型でちょっとオバカなメロスのキャラが良いし 登場人物の名づけ方がまんまでウケる 婿でムコス、義母でギボア、義父でギフスでまず笑った 古代ギリシャの話なのに長さの単位が尺貫法だったりw 小説「人間合格」には笑った ちゃん...
「メロスは推理した」が( ・∀・)イイ! なんていうか単純直情型でちょっとオバカなメロスのキャラが良いし 登場人物の名づけ方がまんまでウケる 婿でムコス、義母でギボア、義父でギフスでまず笑った 古代ギリシャの話なのに長さの単位が尺貫法だったりw 小説「人間合格」には笑った ちゃんと大筋は外さず作品を壊さないパロディいいね! 楽しませてもらいました
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タイトルに惹かれて買ってしまった。 コメディ本で、登場してくる人物の名前から面白い。 カタカナの名前は難しいから、覚えやすくて良かった。 それにしても殺人事件に遭遇し過ぎ。
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