アガラ の商品レビュー
《あらすじ》 DAIと呼ばれるAIが管理する、国家も宗教も消滅した世界を舞台に繰り広げられるディストピア小説。 《感想》 説明につぐ説明で、読むのが苦痛に…。あと、やけにフランクな口調の語り手が個人的にすごく苦手なので、それもあってなかなかページが進まなかった。榎本憲男は真行寺...
《あらすじ》 DAIと呼ばれるAIが管理する、国家も宗教も消滅した世界を舞台に繰り広げられるディストピア小説。 《感想》 説明につぐ説明で、読むのが苦痛に…。あと、やけにフランクな口調の語り手が個人的にすごく苦手なので、それもあってなかなかページが進まなかった。榎本憲男は真行寺シリーズがめちゃくちゃおもしろくてファンになったのだけど、アガラは残念ながら私にはあわなかった。 著者が考えた設定についていくのに必死で、物語を味わったりキャラクターに愛着を持ったりする暇がないからかなぁ、つかれました。博学な人は楽しく読めるのかも。
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榎本憲男作品好きなのですが、今回のアガラは刺さりませんでした。 というか、パンクロック愛に辟易してしまった…感じかな。
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近未来をさらに未来から振り返って書いたと言う設定での本。私はアガラと言う言葉さえわからなかったので調べたら和歌山県の方言、わたしら、と言う意味らしい。が、調べずとも本文の中程で説明してあつたのだが… もの凄く深い内容を持った本。何年か先、アメリカと中国が世界を収める様になる。戦争...
近未来をさらに未来から振り返って書いたと言う設定での本。私はアガラと言う言葉さえわからなかったので調べたら和歌山県の方言、わたしら、と言う意味らしい。が、調べずとも本文の中程で説明してあつたのだが… もの凄く深い内容を持った本。何年か先、アメリカと中国が世界を収める様になる。戦争もなく国境もない、イマジンで謳われる様な理想の社会がDA Iと言う組織の元で統制されて理想郷を作っている。維持する為には人間に埋め込まれたチップを監視しなければならない。その為に派遣されたケイとエレナを主人公に、榎本氏らしく音楽が方向性の役割を示しながら現世を憂いている。
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- ネタバレ
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最後の最後に夢オチのような記述。それもありかもしれないが、物語が事実でも良かったような。 自由主義から新自由主義へ、平和自由、平等と特に自由とは相容れない平等をシステムにうまく取り入れて世界をコントロールする大同世界DAI、そこから脱出する人々がパンクロックで繋がり広がっていく。現世界の構造にも楔を打つような物語で、面白かったです。 作者のパンク愛の熱量にお腹いっぱいです。
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p.322 "[..]このウィルスという細菌に感染して死ぬ[..]" という点が気になりました、些細な点ですが。今と同期した話で面白かったです。ただ、読むタイミングが大事なのかも。 小川哲の『ゲームの王国』で感じた、話中の時期と読んだ時期のズレを思い出しました...
p.322 "[..]このウィルスという細菌に感染して死ぬ[..]" という点が気になりました、些細な点ですが。今と同期した話で面白かったです。ただ、読むタイミングが大事なのかも。 小川哲の『ゲームの王国』で感じた、話中の時期と読んだ時期のズレを思い出しました。
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