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小泉悠が護憲派と語り合う安全保障 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2025/12/10

いま両極端に分かれてしまっている世の中で、こういう本は貴重だと思う。目指しているところはそう違わないという信念から、意見の違う人がどういう考え方をしてそのような主張をするのかを落ち着いて考えようという著者の考え方はとてもいいと思う。講演を行った実際の集会でもそうだったらしいが、こ...

いま両極端に分かれてしまっている世の中で、こういう本は貴重だと思う。目指しているところはそう違わないという信念から、意見の違う人がどういう考え方をしてそのような主張をするのかを落ち着いて考えようという著者の考え方はとてもいいと思う。講演を行った実際の集会でもそうだったらしいが、こういう態度であればお互い感情的にならずに議論が深まるのではなかろうか。私も防衛の必要性について以前よりも現実的な考えに傾いた。ロシアの専門家だからロシアに肩入れするのかと思ったら、ウクライナ戦争は完全にロシアが悪いと言っているところもよかった。

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2025/09/12

対話が大事だということは当たり前だ。 しかし何とも気持ち悪い読後感。 結局は大軍拡は止まらず、彼の仕事は続くということではないか。 もっと期待してたが、これでは現状を追認するだけの論にしかなってない。 戦争と平和は対極にある。 対話などないままに危険な国へと突き進む政府、軍事産業...

対話が大事だということは当たり前だ。 しかし何とも気持ち悪い読後感。 結局は大軍拡は止まらず、彼の仕事は続くということではないか。 もっと期待してたが、これでは現状を追認するだけの論にしかなってない。 戦争と平和は対極にある。 対話などないままに危険な国へと突き進む政府、軍事産業に対して、軍事評論で貢献するのでなく、国民の側に立つ仕事をプロとして展開するべきではないか。 平和のための学者であってほしい。

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2025/07/13

ラジオで著者がコメンテーターとして出演した時に本書が紹介されていたので読んでみる もう少し対中国、対北朝鮮という意味で、軍事論的な各論の議論を期待していたけど、そういう本ではない 著者の考えに批判的な立場からの問題提起もなかった 「純粋な軍事の論理でいえば専守防衛は成り立たな...

ラジオで著者がコメンテーターとして出演した時に本書が紹介されていたので読んでみる もう少し対中国、対北朝鮮という意味で、軍事論的な各論の議論を期待していたけど、そういう本ではない 著者の考えに批判的な立場からの問題提起もなかった 「純粋な軍事の論理でいえば専守防衛は成り立たない」けど、「どこの国も軍事的には最適解でないことは承知でその国なりの防衛政策をやっている」

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2025/05/12

九条の会主催の小泉悠氏の講演対話。 概ね強く同意というか、何しろ小泉氏のバランス感覚というか左右に傾かない合理的理屈がよく分かります。お花畑と言われがちな護憲派にも、冷静に世情を見ている人もいるのだなあと思ったり。 ただ、小泉先生だから当然とは言え内容はロシア・ウクライナ戦争の...

九条の会主催の小泉悠氏の講演対話。 概ね強く同意というか、何しろ小泉氏のバランス感覚というか左右に傾かない合理的理屈がよく分かります。お花畑と言われがちな護憲派にも、冷静に世情を見ている人もいるのだなあと思ったり。 ただ、小泉先生だから当然とは言え内容はロシア・ウクライナ戦争のことが中心で、タイトルにあるほど憲法について護憲派と突っ込んだ議論をしたという印象はないのがちょっと肩透かしでした。

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2025/03/10

「九条の会」の会員は「ピー」だと思っているが、「神戸九条の会」は貴重な例外らしい。少なくとも、異なる意見を自ら進んで聞く度量があることは理解できたし、尊重したい。 まあ、合意形成は無理だとしても(小泉悠先性ほど私は楽観視していない) また、団塊ジュニア世代として、現在の開かれた民...

「九条の会」の会員は「ピー」だと思っているが、「神戸九条の会」は貴重な例外らしい。少なくとも、異なる意見を自ら進んで聞く度量があることは理解できたし、尊重したい。 まあ、合意形成は無理だとしても(小泉悠先性ほど私は楽観視していない) また、団塊ジュニア世代として、現在の開かれた民主的な「日本国憲法体制」を守るための軍事力が必要という小泉氏の考え方には、同意できる。もう一歩進めて、そのためには、台湾やフィリピンも守られなければならない。集団的自衛権を制限するとは日本国憲法には書かれていないから。そこまで指向します。

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