恋はだいたい利己的なもので の商品レビュー
ポテトピクチャーズというYouTubeコンテンツを書籍化した作品。推しの俳優が作品の中で挿入写真として出演したので手に取った。映像を読む感覚。ごくありふれた普通にいる若者の恋愛模様の解析度が凄い。恋愛は上手くいかないほど美化される気がする。儚いものから見出す”エモさ”という言葉が...
ポテトピクチャーズというYouTubeコンテンツを書籍化した作品。推しの俳優が作品の中で挿入写真として出演したので手に取った。映像を読む感覚。ごくありふれた普通にいる若者の恋愛模様の解析度が凄い。恋愛は上手くいかないほど美化される気がする。儚いものから見出す”エモさ”という言葉がなんとなく当てはまる作品。
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透明で、まぶしくて、清々しくて、恋はそういうものだった。 それはいつから濁って、暗がりで、ドロドロしていて。 何が私たちをそうさせてしまったのか。 そんな濁った恋をたくさん描いたショートショート。 余白の多い恋。彼との彼女との時間は隙間なく幸せでもない、余白がある。その余白は他...
透明で、まぶしくて、清々しくて、恋はそういうものだった。 それはいつから濁って、暗がりで、ドロドロしていて。 何が私たちをそうさせてしまったのか。 そんな濁った恋をたくさん描いたショートショート。 余白の多い恋。彼との彼女との時間は隙間なく幸せでもない、余白がある。その余白は他の人への愛かもしれない。もう存在しない未来なのかもしれない。 そんな恋の余白を、ショートショートという余白の多い文章で描き切っています。 どこかで必ず共感したくない共感に出会ってしまう。いや、共感したいものもあった。 でもどこか切なくて、1ページ開くたびに目を潤ませてしまう。 一晩で読んで、心が軽くなったと同時に重くなった、そんな揺さぶれる作品でした。
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甘くない恋のカタチを書いたショートショート。こういうその辺に転がっていそうな恋模様で、想像の余白があるものは割と好き。見開きで男女それぞれの心情が書かれているものもあり。
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