ブレずに「やりたいこと」で食べていく起業 の商品レビュー

矢島里佳(著者)

2025/07/31

ほとんど読み終わっていたのですが、第3章『お金には色がある』を読み返し、読み残していた最後の数節を読みました。
読めば読むほどうなずくことばかりでした。
『「生きる」と「働く」を和える』の節に「ワーク・イン・ライフ」という言葉が出てきます。まさしく僕がずっと考えていたことでした。
勉強になったというより、共感だらけで自分のビジネスに対する考え方に確信が持てました。

2025/05/09

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01437839

2025/04/26

【資本家と労働家は異なる】
経営者（オーナー）と労働者は異なるのですが、著者はオーナー並みの考えを社員にも求めているように感じます。

確かにそれが経営する側・企業にとってはベストです。
ただ、そうであればオーナーと同じだけの報酬を与え、リスクを追う必要があり、オーナーより低い給料で働かせてはいけないことになります。

会社という組織形態にするのであれば、オーナーと従業員は異なる目線で働くことが正しい働き方となります。オーナーと同じ目線で働くのであれば、全員がフリーランスで働く状態を指します。

2025/03/03

1. 自分の「やりたいこと」を理解する
- 自己認識の重要性: 自分の好きなことや興味を理解し、それを基に意思決定をすることが大切。
- 経験の重要性: 過去の経験を振り返り、自分の興味や感情の起伏を思い出すことで、何が本当にやりたいかを見極める。

2. ポジティブな感情を起点にする
- ネガティブな感情のリスク: 社会課題への取り組みが「怒りや悲しみ」を起点にしていると、持続的なエネルギーを生むことが難しい。
- ポジティブな発想: 「こんな未来を見たい」というワクワクする感情からビジネスモデルを考えることが、起業の持続性につながる。

3. 事業の持続可能性
- 三方良しの考え方: 売り手、買い手、社会の三者にとって利益となるビジネスモデルを意識することが重要。
- 価格設定の重要性: 自分たちが身を削らなくても済む価格で商品を提供することが、ビジネスの持続性に寄与する。

4. 社会の求めに応える
- 需要の喚起: 自分の「やりたいこと」が社会のニーズと一致することを確認することが、事業の継続に不可欠。
- 得意なこととやりたいことの融合: 自分の強みを活かしながら、社会が求めるサービスや商品を提供することが重要。

5. 組織文化の形成
- 社員の採用と育成: 企業文化を形成するためには、企業の思想哲学を理解し、共感できる人材を採用することがカギ。
- 社員の行動: 社員が企業文化を体現できるような教育や評価基準を設定することが重要。

6. 資金調達の考え方
- お金の「色」: 資金調達において、どのような意図をもったお金を受け取るかが経営の自由度に影響する。
- 自己資金の重要性: 自己資金は無色透明で、企業の意志を尊重されやすい。対して、他人の意向が強いお金は事業の方向性に影響を与える可能性がある。

7. 挑戦する姿勢
- 失敗を恐れない: 挑戦しないリスクを考えることで、行動に移す勇気を持つことができる。
- フィードバックの活用: 経営者は外部のフィードバックを受け入れ、自分の成長に繋げることが重要。