冷徹皇子の帝国奪還計画(01) の商品レビュー
筋立ては好み。だが、文体がどうにも。特に言葉の選び方。 「吸い込まれるような瞳孔にあてられてしまい」 〜瞳孔?開くものではなく?硬い口調にしたかったのだろうが、普通に「瞳」でよかったのでは? 「貴様」 〜二人称は難しい。多分、セリフだけでヘンリックとわかるように使ってい...
筋立ては好み。だが、文体がどうにも。特に言葉の選び方。 「吸い込まれるような瞳孔にあてられてしまい」 〜瞳孔?開くものではなく?硬い口調にしたかったのだろうが、普通に「瞳」でよかったのでは? 「貴様」 〜二人称は難しい。多分、セリフだけでヘンリックとわかるように使っているのだろうが、昨今の遣い方は罵倒する際の呼びかけになっていると思うので違和感が。私だけの感覚かもしれない? 人は自分の考えの中だけで動かす事はできないと理解していく過程が良い。周囲の人たちも、皇子の非情な言葉に惑わされず、支えて行く姿勢も良い。火船や逆茂木、調略などの戦法も、作者の来し方が透けて見えて好きだ。 これが初めての出版だと言うので、成長を見守りたいと思う。 というわけで、出版社さん、続きを出してください。
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タイトルにある『冷徹』の2文字に相応しい文体でありながら転生といえばな知識の持ち込みが入ってきたり、ふとした所でブレイクタイムと言わんばかりに主人公達周辺の人間の温かみを窺えるギャップが楽しい1作。部分部分を切り取れば王道なのかもしれないけど、そのギャップさ故に癖になる。 ...
タイトルにある『冷徹』の2文字に相応しい文体でありながら転生といえばな知識の持ち込みが入ってきたり、ふとした所でブレイクタイムと言わんばかりに主人公達周辺の人間の温かみを窺えるギャップが楽しい1作。部分部分を切り取れば王道なのかもしれないけど、そのギャップさ故に癖になる。 帯のキャッチコピーのように内政も行うのだが、ただそれだけではなく派手だったり緊迫感のあるシーンがあったりと目が離せない展開も用意されていることについても忘れてはいけない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【レビュアープログラム2月】失った自分の国を取り戻すため、「冷徹」に足掻く皇子ヘンリックの姿を描いたハイファンタジー。あらすじ通りの展開ですが、異世界知識で「無双」するのはごく一部。むしろ足りないものの方が多く、失敗を重ねまるものの自省して立ち上がり前に進むタフさをもつのがこの主人公の強みでしょう。あらすじには登場しませんが、そんな彼を支える魅力的なヒロインたちの活躍も描かれていて、今後ヘンリックとの関係がどうなっていくのかが気になるところ。物語全体の導入部の今回なので、これからの物語の展開に期待します。
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