こどもになって世界を見たら？ の商品レビュー

こどもの視点ラボ(著者)

2025/10/10

もしも大人が赤ちゃんのように身長の1/4が頭だったら、その大きさはどのくらいになる？それを体感するために実際に大きな顔を作ってしまう。子どもの視点になれる実験が面白く、新鮮です。保育系の進路希望者はぜひ見てほしいです。

2025/10/07

幼児を育てていると、日々「なんで？？」と思うことがある。
できないのに「できる！」と言い張る（そして失敗して片付けるまでがセット）。
大人なら5分で歩ける道も、子どもと一緒だと倍以上かかる。
あと、やたら暑がってすぐ服を脱ぐ。

本書を読むと、そんな“子どもあるある”の裏に、ちゃんと理由があることがわかる。
こどもの視点ラボが見せてくれた子どもの世界の見え方は、大人とはこんなにも違うのかと驚いた。
読後は、イライラよりも「そうだったのか」と思える気持ちに変わる。

これからは、子どもの視点を少し意識してみよう。
世界の見え方がわかると、日常のモヤモヤがキラキラに変わるかもしれない。

2025/04/02

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01437466

2025/03/08

1. 視点の転換
- 赤ちゃんの視点の重要性: 大人が赤ちゃんになってみることで、子育ての難しさや赤ちゃんの感情を理解することが強調されている。
- 経験の共有: 妊娠中の母親の期待と出産後の現実とのギャップを示し、赤ちゃんの世話がどれほど未知であるかを認識させる。

2. ベイビーヘッドの研究
- 新生児の頭の重さ: 新生児の頭は体重の約30%を占め、成人に換算すると約21キロになることが示された。
- 体験型学習: この研究を通じて、大人が赤ちゃんの頭の重さを体感することで、子育ての難しさを実感することが目的とされている。

3. 赤ちゃんの感情の理解
- 泣くことの意味: 赤ちゃんが泣くことは、彼らが必要としていることを伝える唯一の手段であることが説明されている。
- ベイビーボイスの開発: 赤ちゃんの泣き声を感情に応じて変える試みが行われ、親が赤ちゃんの気持ちを理解する手助けとなる。

4. 視覚と感覚の発達
- 新生児の視覚の特徴: 赤ちゃんは白、黒、グレーの濃淡をぼんやり認識できる程度であり、周囲の環境に対する感受性が限られている。
- 視覚の発達段階: 生後数ヶ月で色の認識が増え、視覚の解像度が向上する過程が説明されている。

5. 教育と環境の影響
- 子供の時間感覚: 子供は多くの出来事を経験することで時間を感じる傾向があり、大人とは異なる時間の捉え方をしている。
- 学習環境の重要性: 子供が効果的に学ぶためには、日常生活での刺激や経験が不可欠であることが強調されている。

6. 親の役割と育児のアプローチ
- 育児における親の体験: 親が育児を通じてどのように成長し、学んでいくかが示されている。
- 子供とのコミュニケーション: 親が子供の気持ちを理解しようとする努力が必要であり、育児の中での経験の共有が重要である。

7. ランドセル問題と教育現場
- ランドセルの重さ: 学校でのランドセルの重さが子供に与える影響と、改善の必要性が示された。
- 教育者の意識改革: 教育現場での実体験を通じて、児童の負担を理解し、軽減するための取り組みが重要であることが強調されている。