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時の果てのフェブラリー の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2025/05/30

山本弘は昨年の2024年にお亡くなりになった。追悼特集等いろいろなメディアで紹介されて初めてその存在を知った。これまで本当に全く知らなかった。完全なハードSF作家で、若手から中年にかけての幅広い世代で高く評価されていたとのこと。今回の作品「時の果てのフェブラリー」を読んで、なるほ...

山本弘は昨年の2024年にお亡くなりになった。追悼特集等いろいろなメディアで紹介されて初めてその存在を知った。これまで本当に全く知らなかった。完全なハードSF作家で、若手から中年にかけての幅広い世代で高く評価されていたとのこと。今回の作品「時の果てのフェブラリー」を読んで、なるほどこれはハードSFだ。小松左京の流れを汲むだけあって科学的考証は目を見張るものがある。 作品について。帯には「幻の傑作ハードSF復刊 書籍未収録の未完の続編を併録」と書かれてあった。長い文章であり、ピンとこないので、一つずつ明確化したい。まず、「時の果てのフェブラリー」は1990年に角川文庫から刊行、2001年に改訂版が徳間デュアル文庫から刊行された。本書はこれに加えて、フェブラリーの続編である「宇宙の中心のウェンズデイ」を加えて創元SF文庫から刊行された。ちなみに、ウェンズデイはフェブラリーの娘である。残念ながら「宇宙の中心のウェンズデイ」は未完である。これから面白くなってきたところで話は終わり、まさに梯子を外されてしまったと言う言葉がピッタリ。 内容については、若干ストーリーの展開が遅い。文章に無駄が多いという訳ではないが、ちょっと説明が丁寧な部分が気になる程度。両作品とも性的表現があるが、これらは全く不要。SFファンの中には少々嫌悪感が生じるかもしれない。村上春樹の性的表現よりは遥かに弱い。村上春樹も性的表現を作品に入れなければ、比較的早めにノーベル文学賞を貰えたのに。残念ですね。「宇宙の中心のウェンズデイ」の方は、序盤で性的表現も含めた無駄な話が多かったが、もしこれから続編を作るつもりだったら序盤部分の全体に対する比率が下がるから目立たなかったかもしれない。特別な能力を持つ女の子が主役である作品に宮澤伊織の有名な「神々の歩法」があるが、たぶん本作品の影響を受けているものと思われる。これは私の全くの推測。間違っていたらごめんなさい。 山本弘の有名な作品としてMM9シリーズがあるとのことなので、機会があれば読んでみたい。

Posted byブクログ

2025/03/10

勢いで読んだけど、主人公が見ている世界が想像できなかった。 <スポット>に入るところまでは分かるけど、その先はどういう風景だったのか分かるようなわからないような感じだった・・・。 チョムスキー文法、タイガー・バターといった特徴的な用語が多いのは読んでいて楽しい。

Posted byブクログ