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家裁調査官・庵原かのん の商品レビュー

4.2

11件のお客様レビュー

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2025/09/10

好きな作家さんなので もう面白いしかないです。 警官とか犯罪に接する役が 上手いですね。 さすがです。 あの女性刑事さん、 また帰って来てくれないかな。 と思います。

Posted byブクログ

2025/09/06

我が子のことも、仕事で接する少年たちのことも、私はちゃんと理解できているだろうか。子どもは、良くも悪くも家庭や大人の影響をまっすぐに受けるんだよな。世の中捨てたもんじゃないよってことを教えてあげられる大人でいたいものだ。

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2025/08/14

学生の頃に少年鑑別所の法務技官の心理さんのお話を聞いたときを思い出した。悪いことして強がってても、まだ未熟なところがあるって。誰かに話を聞いてもらって、心配されているって感じる経験が必要なんだろうな。本当にここが人生の岐路。限られた期間しか関係をもてないけれど、かのんが出会ってき...

学生の頃に少年鑑別所の法務技官の心理さんのお話を聞いたときを思い出した。悪いことして強がってても、まだ未熟なところがあるって。誰かに話を聞いてもらって、心配されているって感じる経験が必要なんだろうな。本当にここが人生の岐路。限られた期間しか関係をもてないけれど、かのんが出会ってきた人たちのその後も読んでみたいな。パパスの祈りとアスパラガスが特に良かった。

Posted byブクログ

2025/08/04

家裁調査官の仕事について詳しく書かれていて、家裁に興味のある人にはピッタリの本だと思う。調査官の職業に興味を持つ人が増えるきっかけになると良いのではないか。 一人ひとりそれぞれにストーリーがあり、家庭の背景があり、どの章も面白かった。この職業をしている方には尊敬しかないです。

Posted byブクログ

2025/04/09

家庭裁判所の調査官 として少年の行動の原因を探る仕事をする庵原かのん 様々な事情を抱えた本人や家族、周りの人から聞き取りながら問題点を掴もうとする するするとほどけない仕事は辛いこともあるんだろうなと思う 何とかしてほどけた時はやりがいを感じるのかな 仕事以外のことも描かれてい...

家庭裁判所の調査官 として少年の行動の原因を探る仕事をする庵原かのん 様々な事情を抱えた本人や家族、周りの人から聞き取りながら問題点を掴もうとする するするとほどけない仕事は辛いこともあるんだろうなと思う 何とかしてほどけた時はやりがいを感じるのかな 仕事以外のことも描かれている場面は少しホッとした

Posted byブクログ

2025/04/04

調査官という仕事を通して、少年少女の非行・犯罪とそれを取り巻く問題を見据えた作品。 一つ一つの問題がドラマティックでありながら演出過剰になりすぎない、絶妙な塩梅。 調査官という立場で関われることの線引きもしっかりしており、そこがリアルなのかも。 毎回スッキリ解決、とはいかないなが...

調査官という仕事を通して、少年少女の非行・犯罪とそれを取り巻く問題を見据えた作品。 一つ一つの問題がドラマティックでありながら演出過剰になりすぎない、絶妙な塩梅。 調査官という立場で関われることの線引きもしっかりしており、そこがリアルなのかも。 毎回スッキリ解決、とはいかないながらも希望や祈りを抱かずにはいられない。 次回作もあるようで、読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2025/04/04

著者の小説は、久々。 再読で女刑事音道貴子シリーズを読んでいるが、新作では6年前の『水曜日の凱歌』以来。 主人公は、家裁調査官の庵原かのん。彼女が担当する、自転車窃盗、JKビジネス、女性暴行などの罪を犯した少年や少女たちの真の原因を探る連作7短編。 これまでも心理描写の鋭い小説を...

著者の小説は、久々。 再読で女刑事音道貴子シリーズを読んでいるが、新作では6年前の『水曜日の凱歌』以来。 主人公は、家裁調査官の庵原かのん。彼女が担当する、自転車窃盗、JKビジネス、女性暴行などの罪を犯した少年や少女たちの真の原因を探る連作7短編。 これまでも心理描写の鋭い小説を残している著者らしい読み応えのある作品。 音道貴子シリーズのようにシリーズ化されることを期待したい。

Posted byブクログ

2025/04/02

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01437227

Posted byブクログ

2025/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家庭調査官とは、"少年たちの声を聴く"仕事である。 具体的にどのようなことをしているのかを初めて知った。 事件を起こす少年少女たちには、様々なバックグラウンドがあることを知りました。その上で何故、事件を起こしてしまったのかをミステリーを読んでるかのように考えながら、読み進めました。 貧困、発達障害、家庭問題など現代の社会問題に直結していて、とても考えさせられるトピックが多かったように思える。 1つ1つの問題に対して、自分の意見をしっかり持ちつつ、自分ならどのように考えるのかを考えながら、時間をかけて読んだ1冊。 社会問題について考えたい人には、是非オススメの1冊です。 続編も出てるそうなので、是非読んでみたいです。

Posted byブクログ

2025/03/11

乃南アサ、初めて読む。読みやすいストーリー。 話を聞く事の大切さ。丁寧に傾聴する事。 それを感じた本。

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