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潤日 の商品レビュー

4.1

49件のお客様レビュー

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2026/04/15

近年日本にやってくる中国人とはどういった人々なのか。その問いに純粋に向き合っていることが、更にその中に人に対する温かみがあることが伝わってくる。「中国人」では決してくくれない、その多様性と、背景と歴史と文化を、私たち日本人は知らなければならないと思った。 それは批判してはいけない...

近年日本にやってくる中国人とはどういった人々なのか。その問いに純粋に向き合っていることが、更にその中に人に対する温かみがあることが伝わってくる。「中国人」では決してくくれない、その多様性と、背景と歴史と文化を、私たち日本人は知らなければならないと思った。 それは批判してはいけない、同情すべきところもある、ということではなくて、知ったうえでの判断と個別の対応をしていかなければいけないということ。

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2026/04/11

生きづらい中国を逃れて、日本にやってくる中国人たち。それぞれの事情はあるが、どんどん日本が中国化していく危惧、不安、不穏は否めない。田舎では中国人だらけの学校も存在し、それをビジネスにしてしまってるところもあるという。日本人も生きていくための策かもしれないが、本当に乗っ取られてい...

生きづらい中国を逃れて、日本にやってくる中国人たち。それぞれの事情はあるが、どんどん日本が中国化していく危惧、不安、不穏は否めない。田舎では中国人だらけの学校も存在し、それをビジネスにしてしまってるところもあるという。日本人も生きていくための策かもしれないが、本当に乗っ取られていくぞ!

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2026/03/23

中国の方たちと接することが多く、ある程度は知っている内容かと思って読んでみた。 自分が知っていた彼らの背景はごく一部で、もっと社会の奥の方で行われていることもあるんだと勉強になった。 潤してきた方のそれぞれの本音を聞いてみたいと思った。

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2026/03/02

なぜ反日の中国から日本に来るのか、著者が様々な人に取材しながら浮かび上がらせる。 タワマンに住む人、受験のために来日する人 中国では、経済が悪化して職が少なくなり、またいい就職のために受験戦争が厳しくなってきていることがわかった。 今後も来日、潤日する人は増えるだろう。ただし、日...

なぜ反日の中国から日本に来るのか、著者が様々な人に取材しながら浮かび上がらせる。 タワマンに住む人、受験のために来日する人 中国では、経済が悪化して職が少なくなり、またいい就職のために受験戦争が厳しくなってきていることがわかった。 今後も来日、潤日する人は増えるだろう。ただし、日本が中国から脱出する人に選ばれなければならないが。

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2026/03/04

面白かった。中国から出て日本に住む人たちがどういう経緯でそうなったのか、マクロとミクロから読み解いているドキュメンタリー。 コロナ禍でのロックダウンや弾圧が耐えられなくて脱出した人が多く、自分が思っていたより現地は壮絶だったことを感じる。 過激なお受験戦争や日本の住宅事情、爆買い...

面白かった。中国から出て日本に住む人たちがどういう経緯でそうなったのか、マクロとミクロから読み解いているドキュメンタリー。 コロナ禍でのロックダウンや弾圧が耐えられなくて脱出した人が多く、自分が思っていたより現地は壮絶だったことを感じる。 過激なお受験戦争や日本の住宅事情、爆買いされる北海道の土地など、実態まで調査されており著者の行動力の高さと中国文化への知見を感じられる。実際は投資目的で国土がどうこう言うのは簡略化しすぎな意見だなあと感じる。 活動派の人の話は偏りを感じられてどこまで本当なのか分からないので話半分。愛国のために捕まる覚悟で行動を起こす人の気持ちはよくわからん。 総じて、日本に来るという行動まで起こす人たちが考えていることの空気感を掴むのにとても良い本でした。

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2026/02/03

舛友雄大というジャーナリストが書いた『潤日(ルンリー)』を読了した。この本のテーマは近年、中国人の富裕層が日本に来てどんな目的で、どんな生活をし、なぜ日本なのかを直接中国人にインタビューし、母国にはいられない事情というものを吐露しそれを書き留めることだった。昨今、中国の失業率は深...

舛友雄大というジャーナリストが書いた『潤日(ルンリー)』を読了した。この本のテーマは近年、中国人の富裕層が日本に来てどんな目的で、どんな生活をし、なぜ日本なのかを直接中国人にインタビューし、母国にはいられない事情というものを吐露しそれを書き留めることだった。昨今、中国の失業率は深刻度を増し、特に若者の失業率は50%に近いと云われている。著者の対象はあくまで富裕層なので、自分の国の経済がガタガタになっても、日に日に自由が束縛されても資産があるから日本に来れるが、そうでない人々は諦めて共産党の支配下に甘んずるしかないのだ。 インタビューに応じた東京のタワマンに住んでいる中国人たちは、表だって政府を批判することは避ける。批判したら、日本にいても中国のスパイに居場所を発見され、監禁され取り調べられた末に廃人なることを恐れているのだ。ウイグル人やチベット人などに毎日どんだけ残酷無比なことをしているかを考えると言葉も出ない。 この本の中に超富豪のジャック•マレーのことが書かれているが、彼が日本でどんな生活をしているかなんて関心を寄せる人はごく1部だと思う 現代に生きる中国人たちが実際いまの中国についてどう思っているのか ? 富裕層についてはある程度分かったが、誰か中国の省ごとにアンケート取った人はいないものだろうか?アンケートを取っている過程で共産党に摘発されるのは目に見えてはいるが•••

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2026/01/28

大脱出なので、富裕層でも苦労してるという内容かと想像していたが、富裕層のレベルが違い過ぎて驚いた。 土地は中国政府のものだが、自分が保有しているお金までも政府のものだという認識をしているとは思わなかった。

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2026/01/24

日本に脱出してくる中国人を取材したルポ。 中国共産党の資産管理から資産逃避するために、日本に不動産などを買って分散化する富裕層や、 中国の政治教育や不況による求人の低さに起因する受験戦争のため教育環境を求めて日本にくる中国人について克明に取材されていて興味深い。

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2026/01/23

・人口の流動化はますます加速すると思われるので、これまでの価値観をアップデートする必要があると感じた。 ・「外国人」と一括りにまとめられ他者化されやすい存在であるが、本書で紹介されるように1人ひとりに個別の人生がある。例えば、第3章で登場する元教師の女性の話は引き込まれるものがあ...

・人口の流動化はますます加速すると思われるので、これまでの価値観をアップデートする必要があると感じた。 ・「外国人」と一括りにまとめられ他者化されやすい存在であるが、本書で紹介されるように1人ひとりに個別の人生がある。例えば、第3章で登場する元教師の女性の話は引き込まれるものがあった。中国国内で思想教育が強化される中で、天安門事件など現代の歴史さえ教えられない。厳しいSNS規制により世界のネットワークとも繋がれない。そうした状況に違和感を感じ「潤」してきたという点で、(こうして知識欲・好奇心に駆られてこの本を手に取った)私と彼女で何が違うのだろう、もし私が彼女の立場だったらどう行動しているだろうと考えた。 ・91頁 「ある場所のある良い人をどうにかして悪く書く。それが中国ではできるんです。毎日、毎年、長期にわたって蓄積していく。それで本当だと思ってしまうんですね。反対の声もないし。国内はたった一つの声しかないです。全部洗脳です。(中略)何事であってもみんなまず善悪を振り分け、時間をかけて固定した考えを形成していくんです」 潤してきた人たちの切実な声と言えるし、程度の差はあれど日本にも言えることなのではと考えた。 ・日本の就労・移住ビザが他国よりも緩いのはどういう背景があるのか気になった。 ・並行して、松村圭一郎著「海をこえて 人の移動をめぐる物語」を読んでいて、新たな気づきもあった。

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2026/01/12

当たり前なのだが、国籍で紋切り型に判断せずに個人個人をしっかり見てその人を判断するべき。日本、日本人をどう定義するのか、定義すべき時と定義しない方が良い時をどう使い分けるのか難しくなりそう。

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