法学者たちと出版 の商品レビュー
法学者たちと出版という切り口のこの書籍、私的には非常に関心の高い分野で、出版されていることを知ってすぐに買い求めました。このニッチなテーマを掬い上げて出版するとは弘文堂さん、さすがです。 法学の「知的プラットフォーム」としての日本における法律出版のあり方が他の人文社会科学の学術出...
法学者たちと出版という切り口のこの書籍、私的には非常に関心の高い分野で、出版されていることを知ってすぐに買い求めました。このニッチなテーマを掬い上げて出版するとは弘文堂さん、さすがです。 法学の「知的プラットフォーム」としての日本における法律出版のあり方が他の人文社会科学の学術出版とかなり異なる特色があるのでは、という問題意識のもと、近代日本の法律出版(弘文堂小史)のありようや、「講座」シリーズの系譜、「法学全集」、法律雑誌、法学出版と学問作法、法学メディアと「党派性」(法律時報とジュリストが取り上げられています)、受験雑誌、憲法学者の「社会的地位」(世界、中央公論、文藝春秋に、宮沢俊義ら戦後第一世代、小林直樹ら第二世代、奥平康弘、樋口陽一ら第三世代、長谷部恭男ら第四世代がどの程度登場するかを検討していて面白い。我が師匠松井茂記先生のお名前も。)、そして、法律出版の現況が分析されています。 非常に興味深く読めました。
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