小林秀雄、吉本隆明、福田恆存 日本人の「断絶」を乗り越える の商品レビュー
テーマは「批評」。かな 日本人の思想がいかに変質していったかを、 三人の「文芸評論家」をベースに、10分のネット講義で14講にわたって繰り広げている。 私はこの三人、あまり読んでない。隆明さんは少しは読んだか。 難解。 ついていけない。 ささったのは 敗戦を境に価値観が全く...
テーマは「批評」。かな 日本人の思想がいかに変質していったかを、 三人の「文芸評論家」をベースに、10分のネット講義で14講にわたって繰り広げている。 私はこの三人、あまり読んでない。隆明さんは少しは読んだか。 難解。 ついていけない。 ささったのは 敗戦を境に価値観が全く変わったこと。 1960年代、農村から中学生が労働力として大都市に流入し核家族を作ったことにより、 農村の大家族から都会の核家族へと、価値観が変わったこと。 ・・・思えば私自身1961年生まれ。 父は大学入学のため18歳で東京に出て、幼馴染の母を呼び結婚し、私が生まれた。 この本に書かれた時代の流れを地で行ってた。中卒としてではなかったけれど。 それは今までの生活とは大いに違うものだったのだ。 私は生まれた時から核家族なので何の違和感も持たなかったけれど、、、 13講で私が学生時代吉川英治で読みまくった宮本武蔵が出てくる。 「我事に於い後悔せず」あまりピンとこなかった。 そして最終講義でミルトン・フリードマンが登場する。 市場原理主義、無邪気な金銭主義 と評されている。 どうかと思う。 確かに、市場に100%任せては富が集中してしまう、という欠陥はあるが、 計画経済よりははるかにまし。 いかに富を再配分するか、そこはフリードマンも考えていた。 府の所得税、教育バウチャー制などなど。 けっして無邪気な金銭主義ではないのだ。 。。。などと憤っても仕方ない。 要するにあまりピンとこなかった。 私の力不足だった。 「断絶」を乗り越えるという主題 小林秀雄と吉本隆明の営為とプラグマティズムの格率/ なぜ「批評」は昭和初期に登場するのか 小林秀雄をより深く理解するための「近代日本小史」/ デビュー論文「様々なる意匠」 小林秀雄の試みと、「直観」の真意 小林秀雄の批評/ 吉本隆明の思想を凝縮した敗戦時20歳の回想「戦争と世代」 純粋戦中世代の葛藤ー吉本隆明の「起点」/ なぜ吉本隆明は60年安保の時に進歩的知識人を批判したのか 吉本隆明の思想ー大衆の原像と対幻想/ 江藤淳と柄谷行人、1960年代に彼らが感じた焦燥感とは 小林・吉本以降の批評:江藤淳との柄谷行人/ 小林秀雄“最後の弟子”福田恆存の言葉と日本人の「自然」 あらためて問われる日本人の「自然」/ 70年代以降の大衆化、根こそぎ変わった日本人の「自然観」 日本人の「自然観」の変質/ 『大衆の反逆』でオルテガが指摘した「大衆化」の問題とは 「大衆化」とは何か/ 「一匹と九十九匹と」…政治と文学の関係を問うた福田恆存 福田恆存とは誰か?/ 福田恆存の思想の根幹にあるロレンスの『黙示録論』とは ロレンス『黙示録論』と人を愛する道/ 自由とは奴隷の思想ではないか…福田恆存の人間論とは 福田恆存の人間論ー演戯と自然/ 宮本武蔵「我事に於て後悔せず」の真意と小林秀雄の自然観 日本人の「自然観」/福 田恆存「快楽と幸福」から読み解く日本人の流儀 幸福論へー日本人の流儀に向けて
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