狂気の気づかい の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「向こうからトラックが来るだろ あれがな、運転手がハンドル切り損ねたら、俺たちはお陀仏だろ、これなんだ。生きることも、死ぬことも紙一重、死ぬことも生きることも紙一重」談志のこの言葉が印象的だった。 ことばというものをとても大切にする人だと思った。ことばを大切にする人はきっと人も大切にするはず。
Posted by
立川談慶が談志に師事した9年半の下積み時代を振り返るエッセイ。才能はあるが、かなりわがままかつ傍若無人な談志に食らいついた彼の人生の記録。チャプターごとに談志に叱られた内容を教訓のように書いているのだが、ウザいジジイに良く付き合うよな、というのが正直な感想。 —— 友人B君おすす...
立川談慶が談志に師事した9年半の下積み時代を振り返るエッセイ。才能はあるが、かなりわがままかつ傍若無人な談志に食らいついた彼の人生の記録。チャプターごとに談志に叱られた内容を教訓のように書いているのだが、ウザいジジイに良く付き合うよな、というのが正直な感想。 —— 友人B君おすすめ本。ミラノコルチナ冬季オリンピックの中継を見ながらサクっと読了。
Posted by
・挨拶をリズムで言うな。 ・相手を機嫌良くさせるのが「目下」の使命。 ・「冷たいとか過酷とかではなく、ただ正直なだけ」それが人生。 ・評価は自分から働きかけて得る。 ・言葉こそ人を動かすエネルギー源そのもの。
Posted by
読みたい小説が多すぎてなかなかこういったジャンルにまで手が出せないでいる。 まず 私の小さな物差しでは測りきれない というか測ってはいけない濃密な師弟関係がそこにはあった。 弟子入りとは 人を愛し、その芸を信じる。 いや、愛し抜き、信じ抜く。 それは「長期的思考」そのもの...
読みたい小説が多すぎてなかなかこういったジャンルにまで手が出せないでいる。 まず 私の小さな物差しでは測りきれない というか測ってはいけない濃密な師弟関係がそこにはあった。 弟子入りとは 人を愛し、その芸を信じる。 いや、愛し抜き、信じ抜く。 それは「長期的思考」そのものです。 落語は昨今主流の出オチのような「キャラクター芸」などではありません。 すべて、伏線なのです。 そしてすべて伏線ということは、すべて回収するまで、つまりオチがつくまではその善悪や成否、正誤などはまるっきりわからないものなのです。─ (本書より抜粋) これは本書の最後のほうにあった文章だが この 人生にも通じるような文章にはとても納得いくものがあった。 こういう文章を書ける談慶さんもスゴイし長い伏線を耐えたワコールさんもスゴイ。 笑えて 最後は少し泣けて … 立川談志という巨星のほんの一部分かもしれないけれど垣間見ることができた本でした。
Posted by
今まで読んだ本の中でもTOP3に入る。 挨拶をメロディで言うな、馬鹿野郎! すまねえようにしてやる 俺に殉じてみろ 筆者が怒られ過ぎて、読んでるこっちがドキドキする、しかしいつの間にか感動に変わっていく。 本当におもしろい。
Posted by
昔からのやり方を徹底的に続ける落語家の師弟関係は、人間関係が希薄な現代に大切なことを教えてくれる。 「いかに相手を心地よくするか」とい視点から、「非がなくてもとりあえず謝罪する」というのは見習うべき考え方だ。
Posted by
- 1
