仕事ができる人の当たり前 の商品レビュー
【印象に残った箇所(戒めとしてのメモ)】 仕事ができない人は、自分がやっていて心地の良いことに時間を割く傾向がある。 仕事におけるやっていて心地の良いこととは、自分が得意なこと、負荷がかからずにできること、確実に進捗が見える仕事などが該当する。 自分がすべきことをせず、自分...
【印象に残った箇所(戒めとしてのメモ)】 仕事ができない人は、自分がやっていて心地の良いことに時間を割く傾向がある。 仕事におけるやっていて心地の良いこととは、自分が得意なこと、負荷がかからずにできること、確実に進捗が見える仕事などが該当する。 自分がすべきことをせず、自分が心地良いことばかりに集中していないか?本来自らに求められている価値を発揮できているか? 時間は有限であり、それをどこに使うかは徹底的に考え抜かなければならない。すべきでない事は捨てる覚悟が必要。 自分が作業する内容を限定し、無駄な作業を削ぎようとすることに注力するべきである。 どこに時間をかけるべきかを見極め、不要な仕事を徹底的に削除することが必要。そのことで生産性が著しく高まる。 仕事が進まない人ほど作業マルチタスク化している傾向がある。それぞれの作業が虫食い状態になり、どれも完結しないままダラダラ仕事をしてしまう人が多い。 一つ一つの作業を明確に切り離して仕事をするシングルタスクの方が集中でき、結果的に仕事も圧倒的に早く終わる。 仕事をする上での「人の話を聞く」とは会話を通じて「認識の齟齬をなくす」ことである。(適当に相槌を打っていることなど厳にあってはならない) 私たちは対価をもらい仕事をしているプロフェッショナル。プロとして当たり前の仕事をするためには、自らの感情をコントロールして、(相手の意図を確認することを通じた)曖昧さの排除を徹底的に行うことが必要。 曖昧な言葉を一切排除すると言うマインドセットでコミュニケーションに臨むべき。 悪い知らせをすぐに報告できない人は、自分の感情を優先するエゴイストとみなされる。 怒られるかもしれないという自分の恐れを優先するのは自分本位な考え方だ。 相手の期待を言語化し合意するよう自ら動くことが必要。仕事ができない人は、ゴールや仕事の目的の設定が他人任せになりがち。仕事ができる人は、誰かからの指示を待つ時間がもったいないと考える。そのため、業務のゴールや成果の出し方について、上司や関係者と合意できるよう、自ら主体的に動き、確認する。 どうしたらいいですか?と答えを求める姿勢ではなく、こうしたいのですがいいでしょうか?と自らの案を持って相手とコミニケーション取ることが特徴。 仕事ができる人は実際の作業に取り掛かる前に無駄を省くための仕事を惜しまない。 「そもそも」という視点で業務を改めて見直し、必要のない事はサボってしまうことが有用。 いかに手間をかけず効率的にゴールを達成するかが重要。 いつ何をするかという自分の作業作業や行動のスケジュールも徹底遵守するのが仕事ができる人の特徴。 仕事ができない人は自分の作業や行動のスケジュールを守らない。そのため、本来であれば2時間で終わる作業を5時間も6時間もかけてやってしまい、結果的に他のTo Doが手遅れになる。
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問い ・仕事ができる人は何を当たり前にしているのか 答え ・仕事のゴール設定を当たり前にしている なぜ? ・ゴールを決めないと仕事が終わらないし評価もされないから。 どうやって? ・ここまでやったら終わりという1日のスケジュールをノートに書く。 ・ここまでやったら終わりという期待...
問い ・仕事ができる人は何を当たり前にしているのか 答え ・仕事のゴール設定を当たり前にしている なぜ? ・ゴールを決めないと仕事が終わらないし評価もされないから。 どうやって? ・ここまでやったら終わりという1日のスケジュールをノートに書く。 ・ここまでやったら終わりという期待値を上司と握る。 ・本も何のために読むか、ノートも振り返って何に活かすか、達成できればOK。
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感想 誰に向かって仕事をするのか。近くにいる上司や部下の顔色を伺ってしまう。それでは利益は生まれない。その先にいる顧客をしっかり見据える。
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筆者が若手社員の時に、上司から「罠を仕掛けられた」エピソードからこの本が始まる。 上司は、部下である筆者の日常の仕事をみて、「そうですね」ってあいまいに返事をしそうだから、具体的な根拠を聞いてみよう、と考えたのだろう。 自分も若手社員の時に先輩から同じ経験をしたからわかる。僕...
筆者が若手社員の時に、上司から「罠を仕掛けられた」エピソードからこの本が始まる。 上司は、部下である筆者の日常の仕事をみて、「そうですね」ってあいまいに返事をしそうだから、具体的な根拠を聞いてみよう、と考えたのだろう。 自分も若手社員の時に先輩から同じ経験をしたからわかる。僕は何も考えてないのに加え、遠慮して言えなかった。そういう姿を先輩は見逃さなかった。感情的にならず、質問をすることで僕自身で改善点を気づかそうとしてくれた。相当聡明な方でした。 聞いたら怒られるかも、聞きづらいという感情が芽生えますが、上司から「私たちは対価をもらい仕事をしているプロフェッショナルだ。プロとして当たり前の仕事をするには、自分の感情をコントロールして「あいまいさの排除」を徹底することが必要」とのこと。怒鳴りや嫌味にビビったり不安に感じるようじゃ三流、ということですね。怒鳴る人間がキーマンなら、怒鳴りや拒否反応にも冷静に対峙して必要な情報を得ないと。 答えを教えたら楽な場面も、部下の育成のためにあえて質問し、指導してくれる上司って本当に大事です。 パワハラと言われるのを懸念し、踏み込んで指導してくれる上司も減ってきたと思うので、自分自身の身を守るためにも、わかったふりをしない、無知を認め、わからないことはプライドを捨て遠慮せず聞いて解消する姿勢は貫き通すべきです。 そういう面に改めて気付かせてくれた本でした。 味わい深いビジネス書です。
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