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キングダム(74) の商品レビュー

4.2

22件のお客様レビュー

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2026/03/17

『キングダム』74巻は、大きな戦いのクライマックスというよりも、秦が次の戦争に向けて体制を立て直す巻だった。趙との戦いで大きなダメージを受けた秦は、そのまま停滞するのではなく、昌平君の提案した「三つの柱」によって再び中華統一へ動き出す。戸籍を整備して兵力を増やすこと、信・王賁・蒙...

『キングダム』74巻は、大きな戦いのクライマックスというよりも、秦が次の戦争に向けて体制を立て直す巻だった。趙との戦いで大きなダメージを受けた秦は、そのまま停滞するのではなく、昌平君の提案した「三つの柱」によって再び中華統一へ動き出す。戸籍を整備して兵力を増やすこと、信・王賁・蒙恬の三軍を拡大すること、そして韓を滅ぼすこと。この三つの方針が示され、物語は新しい戦いの段階に入る。  今回の巻で中心になるのは、六大将軍の一人・騰と飛信隊が韓へ向かう流れだ。信は騰軍と合流し、南陽という重要な拠点を狙うことになる。これまでのキングダムは大規模な戦場が多かったが、この巻では戦う前の準備や戦略、そして国を攻めることの意味が丁寧に描かれている。単に敵を倒すだけでなく、占領した土地や民をどう扱うかという問題が浮き彫りになる。  特に印象的なのは、南陽の扱いをめぐる騰の判断だ。騰は力で制圧するのではなく、できるだけ混乱を起こさない形で城を治めようとする。戦争漫画でありながら、戦った後の政治や統治が描かれる点がこの巻の特徴だった。信もその考え方に触れることで、ただの武将ではなく、将軍としての視点を少しずつ持ち始めているように見える。 また、飛信隊の成長も感じられる巻だった。これまで数々の戦場を経験してきた信たちは、ただ勢いで戦う部隊ではなく、秦の戦略の一部として動く軍になっている。信自身も、騰のような大将軍と並んで行動する中で、将としての自覚が少しずつ強くなっている。 読み終えて感じたのは、この巻が「戦いの始まりの巻」だということだ。派手な戦闘は少ないが、その分、秦がどのようにして中華統一に向かうのか、その具体的な道筋が見えてくる。ここから韓攻略が本格的に始まると思うと、次の巻への期待がかなり高まる内容だった。

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2026/02/13

ある程度近づけば恐らく南陽は軍を引いて無血開城する 侵略された者達の憤怒の心を鎮めるのは 妙な優しさを見せて寝首をかかれ結果泥沼化した城を幾つも見てきた

Posted byブクログ

2026/02/13

久しぶりにキングダムを読む。 キングダムは戦場の場面だけではなく、人と人、違う文化や習慣が合わさり、軋轢が生じるところの人の心情や心の動き、行動も魅せてくれる。 私たちの普段の日常と同じく人と人の「難しい」場面にも、焦点を当てる。 色んな意味でバイブル的な漫画だ。

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2025/10/19

2024/12/18 1 2025/05/27 2 2025/09/06 3 2025/10/17 4

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2025/08/19

第802~812話 久しぶりに戦のない巻。 飛信隊も組織変更が。渕さんおめでとう。そういえば信が王騎に鍛えられていた時、一緒に鍛えられていたよね。これぐらい評価されてもいいよ。ていうか、信が五人組にいた時に伍長だった澤さんがまだいたことに驚いた。彼の部下は今もまだ誰も死んでない...

第802~812話 久しぶりに戦のない巻。 飛信隊も組織変更が。渕さんおめでとう。そういえば信が王騎に鍛えられていた時、一緒に鍛えられていたよね。これぐらい評価されてもいいよ。ていうか、信が五人組にいた時に伍長だった澤さんがまだいたことに驚いた。彼の部下は今もまだ誰も死んでないのだろうか。 飛信隊、謄と一緒に韓の攻略。無血開城。 後半は秦と韓が仲良くなれるのかの試み。 信を暗殺しに来たじいちゃんの話と、「法の下に平等だ」を貫いた秦の文官の話が気に入ってます。

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2025/04/26
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羌瘣の将軍になったときの顔の雑みが(笑) 戸籍を作り終えたときの李斯と昌文君の団結力よ(笑) そしてだんだんネタキャラになる隆国(笑) ただ中身としては韓が滅亡する1歩前の話で、中華全土を攻略するうえで大切なことが描かれてる。 信が爺さんに刺されそうになったのは、ある意味甘すぎたし準備不足だと思う。結果的にその事件から街の住人とわだかまりがなくなってきたけど。尾平だったらやられてたとか何度も言われて尾平かわいそうじゃないか(笑)。 もし自分が韓人だったら、信がいくら歩み寄ろうとも絶対に信用しない。優しくするのは裏があるからあとで裏切るからとか考える。そして爺さんみたいに何年経っても恨みを忘れないかもしれない。 だから剛京みたいなキャラが出てきたのかと。騰がああいうキャラだと見込んで韓攻略をまかせたのなら、長官もそういったキャラ連れてこいよ!と憤慨したもんだけど(笑)、最後の方で、法律の下では誰も平等、という法家思想の美点を見せつけてくれた。これがなかったらやってられなかった。 最後に。昂が百将になるぐらい強くなってたのはいいとして、ほぼ初期メンバーの中鉄がまだ三百将だったのに驚いた。富村の殺し屋との異名をとる彼が、大して強くない(コラ)尾平と同じかよ!ほかの田有とか千人将以上だぞ!と……。

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2025/03/19

史実がベースにあるだけに、その展開に物申しても仕方ないんだけど、ここのところ、似たような展開(大きな戦を仕掛け、多大な犠牲を払った上、返り討ちにされるという)が続いていただけに、今回の新たな流れは久しぶりに楽しめた。面白さを再認識。

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2025/03/08

感想 新しい統治の模索 あらすじ 昌平君は騰と飛信隊に韓を滅ぼすように命ずる。 秦の文官たちは3か月で戸籍を仕上げる。これにより20万の兵を生み出す。 騰と飛信隊の韓攻めが始まる。羌カイの策で兵士に見せかけた10万の兵士を連れて計26万で韓の南陽を無血開城させる。 騰は...

感想 新しい統治の模索 あらすじ 昌平君は騰と飛信隊に韓を滅ぼすように命ずる。 秦の文官たちは3か月で戸籍を仕上げる。これにより20万の兵を生み出す。 騰と飛信隊の韓攻めが始まる。羌カイの策で兵士に見せかけた10万の兵士を連れて計26万で韓の南陽を無血開城させる。 騰は今後の攻略のことを考えて、秦と韓の旗を同時に掲げて、城主の命も救う。飛信隊は空いた時間を練兵に使う。 新しい文官は法の下に韓人、秦人を等しく捌く。

Posted byブクログ

2025/02/12

キングダムは、歴史トシテの面白さもあるが、登場してくる無精や文官、人々の個性が光る作品である。 戦いの中での戦術と戦略の面白さ、深さに驚かさせられる事がしばしば❗️

Posted byブクログ

2025/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

安定の面白さ 韓攻略に向けた準備が着々と進み、次巻からいよいよ大決戦 騰の南陽に対するアプローチが素晴らしい 固定概念や既存の概念にとらわれない、先を見たものの考え方をしていて、騰ほんとすごい 憎しみの連鎖をたち、違う民族や国も垣根なくお互いを尊重しともに生きていく、現代に置いても永遠の課題となっている事象にアプローチしており、すごく面白い

Posted byブクログ