1,800円以上の注文で送料無料

レオ・レオーニと仲間たち の商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/05/13

『スイミー』で有名なレオ・レオーニの人生、作品が詰め込めこまれていて、図書館で借りたが手元に置いておきたすぎる1冊。 レオ・レオーニはユダヤ人の父とオランダ人の母の間に生まれ、家庭の事情や差別的な人種法の交付などが理由で様々な国を渡り歩いて、とにかく幅広いジャンルのアートに触れ...

『スイミー』で有名なレオ・レオーニの人生、作品が詰め込めこまれていて、図書館で借りたが手元に置いておきたすぎる1冊。 レオ・レオーニはユダヤ人の父とオランダ人の母の間に生まれ、家庭の事情や差別的な人種法の交付などが理由で様々な国を渡り歩いて、とにかく幅広いジャンルのアートに触れていたアーティスト。 大人向けの広告の世界で仕事をしていたレオ・レオーニが絵本に手を出したのは、自身の孫をあやすためで、子どもの本の世界に初めて抽象形だけで表す絵本を生み出した(『あおくんときいろちゃん』)。 --- 絵本を書くようになってからのレオ・レオーニの絵画は横顔が増えていったというのが興味深かった。これはストーリーを重視するようになったから。演劇は前を向いて喋らず、横の人と喋るから、だそう。 ミッフィーの生みの親のディック・ブルーナは、「目線を合わせながら向き合いたい、子どもたちもミッフィーと目が合うことで親近感や安心感を感じる」という理由で必ずミッフィーは正面を向いているというのを最近知ったので、この違いが面白かった。 --- レオ・レオーニの絵本のストーリーの多くは、彼自身が抱く大きな関心事を寓話的な物語に仕立てたもの。自分は何者なのかという問い、平和な社会への願い、アーティストとしての自負など、レオ・レオーニが生涯考え続けたことがストーリーに織り込まれている。 ストーリー以外にも様々な表現技法も見どころで、有名な『スイミー』は縦長の版型にモノタイム技法やスタンプが用いられており、同時期に書かれた『はまべにはいしがいっぱい』は横長の版型に様々な石を鉛筆でひたすら綿密に描いた作品だったりと、版型や画材、描き方を作品ごとに選びながら描き続けた。 --- レオ・レオーニの人生を踏まえて『あおくんときいろちゃん』を再読すると、訴えてくるものを感じるし、『スイミー』も『じぶんだけのいろ』も更に好きになった。 自分も4歳双子もお気に入りの『うさぎをつくろう ほんものになったうさぎのはなし』は、色々な技法をものにしていた彼だからこそ描けた楽しい絵本だし、異色と思われるものを混ぜてもいいんだ、と教えてくれた大好きな作品。 翻訳版しか読んだことがないけれど、レオ・レオーニと谷川俊太郎さんのタッグがとても好き。 本書は2024年11月発行、『レオ・レオーニと仲間たち』展の展覧会図録のことで、たまたま手に取れてラッキーだった。まだ開催日程があるので、子どもたちと足を運びたいと思う。

Posted byブクログ

2025/03/01

2025年3月1日、銀座 蔦屋書店で見つけた。タイトルは「だれも知らないレオ・レオーニ」の方がよくて先に手に取ったけど、中身はこっちの方がよさそうだった。

Posted byブクログ

2025/02/07

レオ・レオーニのお仕事をいろいろ観ることができて嬉しいです。また、周りにいた影響を与え合っていた仲間たちとの話も興味深いものでした。絵本作家というより芸術家だったのだとわかりました。レオの作品をもっと知りたくなりました。

Posted byブクログ

2025/01/22

 本書は、展覧会「レオ・レオーニと仲間たち」展の展覧会図録です。  『スイミー』でお馴染みのレオ・レオーニの生い立ちから、影響を受けた作品、制作された絵画やデザイン、人的交流、そして絵本・児童書について解説されています。  レオ・レオーニは、1910年にアムステルダムの近郊で...

 本書は、展覧会「レオ・レオーニと仲間たち」展の展覧会図録です。  『スイミー』でお馴染みのレオ・レオーニの生い立ちから、影響を受けた作品、制作された絵画やデザイン、人的交流、そして絵本・児童書について解説されています。  レオ・レオーニは、1910年にアムステルダムの近郊で生まれました。親戚にふたりの美術コレクターがおり、そのコレクションを通して、いろいろな画家のスタイルを見分ける遊びを楽しんだそうです。  絵本づくりは、孫たちとのやりとりをきっかけにスタートしたそうです。1959年の『あおくんときいろちゃん』以後30年以上絵本を作りました。この図録では、各絵本が紹介されているものの、絵本のお話の内容よりも、絵そのものの解説が主になっているのが、展覧会の図録らしくて新鮮です。  1999年に89歳で亡くなったレオ・レオーニ。わたしたちは、日頃、絵本作家として親しんでいますが、この機会に彼の人生や絵画・デザイン作品に目を向けてみるのはいかがでしょうか。  展覧会は、先日、板橋区立美術館の展示を終え、4月以降に、刈谷市美術館、渋谷ヒカリエホール、岩手県立美術館、長崎県美術館と巡回されるとのことです。

Posted byブクログ

2024/12/06

感想 自分は何者でもない。だがしたいことはある。その軌跡は周りを動かし自分を形作る。人はいつか死ぬ。だけど作品は語り継がれる。永遠に。

Posted byブクログ