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中東 世界の中心の歴史 の商品レビュー

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2025/11/11
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中東を「世界の中心」としてみると、特に中世頃までは欧州がまさに「辺境」に見える。全く中東の歴史に詳しくないが故に、近代に入ってからはロシア(当時はソビエト連邦)の地理的近さに驚いた。 近年の中東情勢は芳しくなく、複雑な状況で理解するに困難さが際立つような気がしていたのだが、やはり世界の中でも長期の文明があった世界だからこそ、きちんと歴史的に流れを追わなければ理解できないのだと実感した。単純にシーア派 vs. スンニ派ではなかった…。 近代の「国家」や「民主主義」とは西欧から生まれたものであって、中東やエジプト、中国のような多民族かつ多宗教の栄えた三大文明にはそぐわないのかもしれない。 取り敢えず近代に入ってからの中東の混迷は、英仏、その後は米露が主犯のような…。 正直、中東の地理に疎く人名に馴染みのない一読者としては時折置いてけぼりを食らうような心境に陥ることもままあったものの、一概に良書であったと思う。

Posted byブクログ