落としの左平次 の商品レビュー
松下隆一『落としの左平次』ハルキ文庫。 貯まっていた古本屋のポイントを消費しようと思い、古本屋を物色していたところ、以前から読みたいと思いながら、失念していた本作を発見し、手に入れた。来月には第四巻が刊行されるようなので、慌てて第二巻、第三巻も新刊で購入した。 松下隆一は、前...
松下隆一『落としの左平次』ハルキ文庫。 貯まっていた古本屋のポイントを消費しようと思い、古本屋を物色していたところ、以前から読みたいと思いながら、失念していた本作を発見し、手に入れた。来月には第四巻が刊行されるようなので、慌てて第二巻、第三巻も新刊で購入した。 松下隆一は、前に読んだ『羅生門に啼く』『侠』が面白かったので、気になっていた作家である。 文庫書下ろしの時代ミステリー小説で、後にシリーズ化されている。この第一巻には三話が収録されている。 時代小説はたまにしか読まないが、非常に面白い。読みながら、亡き父親が時代小説のことを『ちょんまげ物』と言っていたことを思い出したのは左平次の人柄故か。 齢十八歳で定町廻り同心となって三年経つのに、まだ見習い同然の佐々木清四郎は、ある日上役に呼ばれ、左平次預かりの命を受ける。本郷左平次は、優秀な廻り方で『落としの左平次』、『神さま』と呼ばれていたが、理由あって引退し、今は町人の身分で、亡くなった清四郎の父親の元同僚だった。 奇抜な手段で下手人を落としていく左平次の手腕。左平次の活躍が光れば光る程、深まる左平次の謎に包まれた過去。 『第一話 二人の神さま』。まずは佐々木清四郎が左平次預かりとなり、初めての事件に遭遇する。首を吊って自殺したという白石屋の女中の遺体は清四郎が見ても明らかに他殺であった。清四郎は左平次に怒鳴られるばかりで、下手人は一向に判明しなかった。下手人を落とすために左平次が使った手段とは。 『第二話 清四郎の恋』。武芸に秀でた同心の息子を盗賊に殺害され、盗賊改元同心の父親が奉行所の前で切腹死する。父親は息子の死には謀が隠されているので突き止めて欲しいという遺書を遺していた。再び左平次に声が掛かり、清四郎も同行することになる。しかし、盗賊改から横槍をが入り、左平次と清四郎の下手人探しは暗礁に乗り上げる。 『第三話 千両殺し』。神社で大工の男が刃物で刺され、殺される。三度、左平次預かりとして清四郎は下手人探しを行うが、その殺人には富籤の千両もの当選金が関係していた。 本体価格740円(古本0円) ★★★★★
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みくらの料理が美味しそう。主人公が驚くほど真っ直ぐ。左平次の不器用ながら主人公を見守る姿がほほえましい。
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時間かかってしまったけど、楽しめた。 佐平治の人柄がわかりやすく、シリーズ化するのか・・・しているのか。 頼りない清四郎とのコンビも良かった。
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主人公の清四郎 父親が亡くなって五年、齢十八、定廻り同心三年目 気短で短慮…良く言えば純粋… ひよっ子というかまだ殻を尻につけてるくらい ヤダ〜主人公が嫌い…って読めるかしら(꒪⌓︎꒪) 清四郎が上役に「左平次預かり」の命を受けて事件を解決する同心物 この左平次「落としの左平次...
主人公の清四郎 父親が亡くなって五年、齢十八、定廻り同心三年目 気短で短慮…良く言えば純粋… ひよっ子というかまだ殻を尻につけてるくらい ヤダ〜主人公が嫌い…って読めるかしら(꒪⌓︎꒪) 清四郎が上役に「左平次預かり」の命を受けて事件を解決する同心物 この左平次「落としの左平次」と呼ばれる今は町人となった元同心で、伝説の神さま 佐平次がとにかくカッコ良い‹‹\(´ω` )/›› 左平次に文句を言いながら縋りついて行くひよっ子清四郎もなんだか可愛く思えて好きになる笑 まだまだ続くであろうラスト近くでは清四郎と共に涙を堪えて、あぶ玉丼をたべるわたし(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 頑張れ清四郎!! 第二弾での成長楽しみに待ってるよ!!
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いやいやいや ツボにはまる話しです。 新米同心清四郎と 同心をやめた凄腕左平次 左平次について事件を解決するたび 清四郎は 捜査や関係者の人間性に気がつかされていきます。 美味しい鰻丼やお稲荷さん あぷたま丼(油揚げとネギと卵)が お話しを身近なものにしていきます。 左平次は 清...
いやいやいや ツボにはまる話しです。 新米同心清四郎と 同心をやめた凄腕左平次 左平次について事件を解決するたび 清四郎は 捜査や関係者の人間性に気がつかされていきます。 美味しい鰻丼やお稲荷さん あぷたま丼(油揚げとネギと卵)が お話しを身近なものにしていきます。 左平次は 清四郎の父親と仕事をしていた。 母親とも顔見知り 過去に何があったかは 最後まであかされません。 左平次の飼ってる白い犬は 昔 清四郎が拾ってきて飼っちゃいけないと言われていた犬 左平次の清四郎に対する愛情が あちこちから伝わってきます。 池波正太郎以来の王道のシリーズ という言葉にもひかれました。 楽しみな話しです。
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ひよっこ同心・清四郎と凄腕の元同心・左平次が難事件に挑む!なかなかの時代劇の醍醐味!シリーズで展開するなら、期待します。
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定町廻り同心見習いの清四郎は 神様と言われる左平次に付くことになった。 “落としの左平次” 拷問はせず、罪を白状させる凄腕で 今は訳あって町人となっている。 左平次が事件を解決していく過程に引き込まれる。 多くは語らず、清四郎には「てめえの頭で考えろ」というばかり。 左平次の...
定町廻り同心見習いの清四郎は 神様と言われる左平次に付くことになった。 “落としの左平次” 拷問はせず、罪を白状させる凄腕で 今は訳あって町人となっている。 左平次が事件を解決していく過程に引き込まれる。 多くは語らず、清四郎には「てめえの頭で考えろ」というばかり。 左平次の謎が徐々に明らかとなり 清四郎との関係にも進展が見られ...。 と思っていたところで終わり。 あー、続きが早く読みたい。
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定町廻り同心の佐々木清四郎、齢18歳… 同心となって三年が経ったが、まだまだ見習い扱い… そんなある日、上役から左平次預かりの命を受ける 左平次は優秀な廻り方で“落としの左平次”と呼ばれていたが、今は引退し町民の身分だという そしてどうやら左平次は、亡くなった清四郎の父親の元同僚...
定町廻り同心の佐々木清四郎、齢18歳… 同心となって三年が経ったが、まだまだ見習い扱い… そんなある日、上役から左平次預かりの命を受ける 左平次は優秀な廻り方で“落としの左平次”と呼ばれていたが、今は引退し町民の身分だという そしてどうやら左平次は、亡くなった清四郎の父親の元同僚でもあるらしい… 無愛想で口も悪がキレ者の左平次と、まだまだ未熟なくせに短気でプライドだけは人一倍な清四郎 二人は事件を解決していきながら、関係を深めていく そして清四郎は左平次に厳しくも温かく鍛えられながら、一人前の同心を目指し、成長していく 居酒屋みくらの鰻丼、錦糸丼、あぶ玉丼などのおいしいご飯を頬張る描写に思わずお腹がなる…(笑)
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角川春樹をもってして、『池波正太郎以来の時代小説の王道を描いた新シリーズの誕生』という帯を書かせる書。これは、よまねば。
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