宝石の国(13) の商品レビュー
何もかも変わってしまった。 物語の初めに居たものは誰も居なくなってしまって、 唯一人残った主人公も、あの頃とは似ても似付かない姿に変わってしまった。 もしこの物語を知らない人が、何も知らずに始まりの巻と終わりの巻だけを読んだとして、 それが同じ一つの物語だということにすら気づか...
何もかも変わってしまった。 物語の初めに居たものは誰も居なくなってしまって、 唯一人残った主人公も、あの頃とは似ても似付かない姿に変わってしまった。 もしこの物語を知らない人が、何も知らずに始まりの巻と終わりの巻だけを読んだとして、 それが同じ一つの物語だということにすら気づかないだろう。 けれど、確かに物語は繋がっていて、 どの場面が欠けたとしても、正しくこの結末には辿りつけなかったに違いない。 それはきっとこの星の歴史と同じで、 私という人間の一生と同じなのだと思う。
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あとからの記録につき、宝石の国の1巻から13巻までの感想をここにまとめさせていただきます 最初のフォスあんなに可愛かったのに、沢山背負って見た目も思想も変わっていくところ、悲しくも思ったけど、でも、すごく人間を感じた。 私も小さい頃と性格が変わったところがあると思ったから、それが周りにとって良い変化か悪い変化か置いておいて、自分がその時生き抜くにはそうなるしか無かったからそうなったっていう感じがしてとても響いた アンタークが好きすぎて! 散り際まで綺麗でかっこよくて儚くて、、、、!!! シンシャがフォスがいなくても寂しくないのが寂しい(うろ覚え)みたいセリフ、そうだよなって思った それでも寂しくないのが寂しいって思えるだけ、心にフォスがいる事が素敵だなって思った でも、アンタークがせっかく復活できたのにそれも知らないままだったこと、カンゴームってゴーストが思ったこと、やると言ったことが全てで自我はそんなにも押さえつけられていたのってなったのはちょっと切ないな
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全巻一気読みしました!面白かった!! 人間の在り方と自己探究 美しくも残酷な作品 考えられる言葉が随所に散りばめられていて もう一度じっくり読みたくなしました
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シリーズの感想 フォスフォフィライトがとにかく救われて欲しい漫画。変容して行く様子が後半は痛々しい。 最終巻で出てきた兄機がかっこよく見える。 むしろ他の宝石たちが憎らしくなる謎。(1万年遊んでたからね) 心が抉られる漫画だけどなぜかたまに読みたくなる……
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『宝石の国』 アニメと漫画の両方を体験。 アニメは「モノノ怪」を観たときと似た感動があった。 ただの映像作品ではなく、色彩・質感・構図そのものがアートで、観ているだけで美術館にいるような感覚になる。 一方で漫画はまるで哲学書。 フォスが「祈る人」になり、宝石たちが月人になっていく展開は、宗教や思想そのものを象徴しているようで、重さに心が折れそうになり、読むペースが落ちた。 ただ、そのしんどさも含めて、強烈に印象に残る読書体験だった。 アニメ=アーティスティックな体験 漫画=思想・哲学的な体験 同じ作品でもまったく違う角度から味わえる、稀有な作品。
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はじめてこの物語の1巻目を読んだのは、いつだったろうか。 その時は、この物語がどう進んでいくのか、予想もつかないながらも面白かった。 そして、この完結巻を読んだ時。やっぱりこの物語を読んでいて良かった、と素直に思った。 美しく、静かで、優しい物語だった。 この物語は、きっと私の大...
はじめてこの物語の1巻目を読んだのは、いつだったろうか。 その時は、この物語がどう進んでいくのか、予想もつかないながらも面白かった。 そして、この完結巻を読んだ時。やっぱりこの物語を読んでいて良かった、と素直に思った。 美しく、静かで、優しい物語だった。 この物語は、きっと私の大切な物語になるだろう。
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☆完(13巻、108話) 〜1-3巻〜 ・博物誌の仕事を請け負うフォス ・シンシャのしごとを探す ・カタツムリことアドミラビリスと接触 ・両脚を失うがアゲートにより復元 ・アンタークとの冬の見回り ・両腕を失い合金に 〜4-7巻〜 ・大型犬型月人襲来 ・先生を疑い始める ・月人との会話を試みる ・ゴーストと組む ・ゴーストは生まれ変わりカンゴームに ・頭部が奪われラスピラズリの頭部が装着 ・ラピスの頭脳を借り月人と月へ 〜8-11巻〜 ・月人エクメアが歓迎 ・先生の正体は壊れた機械 ・フォスは地球へ行き宝石の何人かを連れ帰る ・カンゴームはエクメアに心酔 ・単身地球へ ・祈ってもらうよう頼むが粉々に ・200年後先生により復元 ・再び月へ戻るが狂気じみていた 〜12巻から〜 ・フォスが地球の宝石たちを次々と破壊 ・月では宝石を月人化する装置完成 ・ついに金剛と接触 ・右目を自身に移植 ・フォスが金剛の力を移行するまで1万年 ・1万年後フォスは月人をすべて無に帰す ・金剛の兄と鉱石たちとの生活が始まる ・太陽が地球に迫る ・鉱石は開花し宇宙船となる ・フォスを残し金剛兄は宇宙へ [総評] 2度目の方がおもしろい 中盤からの展開がすごい 最後は訳分からん
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鬱作品と言われた理由がわかった…でもよかった ・作品 みんなが混ざり合って一つになったり 孤独な人が全てを壊しちゃったり いっぺんも人間を残したくないという神フォスの意思 そういう価値観は現代の資本主義社会とは全く正反対 だからこそフォスの帰結が人間の否定だったのかもしれない ・シンシャ でも本当は多くの人に愛されて特別になりたかったフォス 一方、愛されたい気持ちが自覚できてるシンシャ だからシンシャは幸福の中でもフォスに想いを馳せてたのか ・カンゴーム シンシャは「特別な」ヒメと仲良くやっていた ヒメはたった一人にたっぷり愛されて 無も何も怖くなさそう フォスはヒメのようになれないからブスと呼んだのか 羨ましかったのか まあ寂しかったのもあるだろうが しかしフォスはたった一人との愛を探すことでは満足できなかったのかもしれない ・フォス それぞれが好きなように生きる フォスも好きなように生きたが、 多分自分で何をしたいのか自覚できなかったフォスが 辛かったのはそういうこと 何を望んでるかわからないまま操られてしまった
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ストーリーは何が何だかという感じであんまり理解できなかったんだけれど、最終巻は今までとページの使い方とか絵が違いすぎて見惚れていた。マンガっていうより絵画とかなんかこう、読むというか見るものに近いよなって思う。上半分真っ白の見開きって見たことあったかな…って早々に思った。ただただ...
ストーリーは何が何だかという感じであんまり理解できなかったんだけれど、最終巻は今までとページの使い方とか絵が違いすぎて見惚れていた。マンガっていうより絵画とかなんかこう、読むというか見るものに近いよなって思う。上半分真っ白の見開きって見たことあったかな…って早々に思った。ただただ美しい。 詩集読んでも意味わからんから普通のを買ったんだけど、やっぱり買っておけば良かったなってちょっと後悔した。
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・まさかこんなに規模がでかい物語になるとは。読了感が「火の鳥 宝石編」って感じだ。 ・1巻から13巻まで、市川春子先生の感性に圧倒されっぱなしだった。特に生物の捉え方。宝石が主人公な時点でだいぶ変わってるのに、最終的にはあんな風になるなんて。 ・フォスがどこまでいっちゃうんだ.....
・まさかこんなに規模がでかい物語になるとは。読了感が「火の鳥 宝石編」って感じだ。 ・1巻から13巻まで、市川春子先生の感性に圧倒されっぱなしだった。特に生物の捉え方。宝石が主人公な時点でだいぶ変わってるのに、最終的にはあんな風になるなんて。 ・フォスがどこまでいっちゃうんだ...と、続きがずっと気になりながら読んでたなあ。ここまで変わるとは、まったく予想できてなかったよ。 ・宝石も月人も機械も、個性豊かで愛すべき登場人物ばかりだった。バルバタさんとアメシストの関係性が個人的に好き。 ・寺に行って祈りたくなる素晴らしい作品でした。
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