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通言総籬・仕懸文庫 の商品レビュー

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2025/12/15

山東京伝による吉原および深川の遊郭での通な会話や所作の江戸時代のルポ。 後半の仕懸文庫は、蔦屋重三郎による出版らしい。そして2人が処罰された。 現代語訳は過去にも何人かが行っているようだが読み比べていない。いとうせいこうによる現代語訳では、注が多く(見開き2ページの3分の1にな...

山東京伝による吉原および深川の遊郭での通な会話や所作の江戸時代のルポ。 後半の仕懸文庫は、蔦屋重三郎による出版らしい。そして2人が処罰された。 現代語訳は過去にも何人かが行っているようだが読み比べていない。いとうせいこうによる現代語訳では、注が多く(見開き2ページの3分の1になることも)、それも今風に解説してある。でも多すぎて、注は飛ばして本文を読み進めた。ときおり注を見るくらいだった。 吉原と深川では、金に余裕のあるものが「尻をふりふり」通い、通な言葉のやりとり、流行やならわし、当時の着物や食べ物などが詳細に解説。本気なのか浮気なのか、二者に分けられないのか、臨機応変な会話などが描かれる。両所の違いもわかる。

Posted byブクログ

2025/06/14

池澤夏樹=個人編集・日本文学全集の文庫化(古典新訳コレクション)。 「雨月物語」などとともに全集に入れられた「通言総籬」に加えて新たに「仕懸文庫」も現代語訳したので文庫オリジナルといってもいい。 江戸きってのマルチクリエイター山東京伝の送り出した吉原の最新トレンドガイド「通言総...

池澤夏樹=個人編集・日本文学全集の文庫化(古典新訳コレクション)。 「雨月物語」などとともに全集に入れられた「通言総籬」に加えて新たに「仕懸文庫」も現代語訳したので文庫オリジナルといってもいい。 江戸きってのマルチクリエイター山東京伝の送り出した吉原の最新トレンドガイド「通言総籬」と地元深川の風俗を描いた「仕懸文庫」の二作を、かの「なんとなく、クリスタル」風に山盛りの注付きで。つまり江戸の「POPEYE」ってところかしらね。 京伝の愛嬌たっぷりのお調子者ぶりが楽しい大河ドラマ「べらぼう」でもこうした作品いつか登場するかも、ということで⋯(←河出のSNSにややのせられて)

Posted byブクログ