ペッパーズ・ゴースト の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
途中まではよくわからないなと思った。後半に進むにつれ物語と現実が重なっていき面白いと感じた。 明日を観れる能力は面白いが感染経路が不潔で気持ち悪いと感じてしまった。 ニーチェは読んだことがないけどツァラトゥストラを読んでみたいと思った。永劫回帰とはどうゆうことなのか知りたい。
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Kindleで新書の時に買ったものを改めて文庫で購入し読み返し。 先行上映で未来が少し見える壇先生。 ネコジゴとネコジゴハンターのアメショーとロシアンブル。 ペッパーズゴーストとは劇場や映像の技術のひとつで、照明とガラスを使い、別の場所には存在する物を観客の前に映し出す手法。 ...
Kindleで新書の時に買ったものを改めて文庫で購入し読み返し。 先行上映で未来が少し見える壇先生。 ネコジゴとネコジゴハンターのアメショーとロシアンブル。 ペッパーズゴーストとは劇場や映像の技術のひとつで、照明とガラスを使い、別の場所には存在する物を観客の前に映し出す手法。 生徒の書いた小説と現実の世界が入り混じる。 p248 東にアンコントロールな大統領いれば、自暴自棄で核のボタンを押すのではないかと心配し、西にイナゴの大量発生が起きたと知れば、食糧難を危惧し、南に謎の飛行物体が見つかったと聞けば、未知なる知的生物に侵略された世界を思い浮かべながら震える。北に新しい感染症が発見されたニュース見れば、パンデミックだと気が遠くなる。そういう人間にはなりたくない。 構成は伊坂さんらしい構成で楽しかったが、いつものあっというような驚きはなかった。ニーチェ少し読んでみようと思った。
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伊坂さんらしい、伊坂さんしか書けないのだろうな、と思わせる作品。 遠出の出張は、本に没頭できるから嬉しいのだが、良いタイミングで文庫の新刊を買えてよかった。没頭できるくらい面白かった。いつもの構成、毎度っぽいキャラクターなのに、いつだって面白く読めてしまうってやっぱりすごい作家さ...
伊坂さんらしい、伊坂さんしか書けないのだろうな、と思わせる作品。 遠出の出張は、本に没頭できるから嬉しいのだが、良いタイミングで文庫の新刊を買えてよかった。没頭できるくらい面白かった。いつもの構成、毎度っぽいキャラクターなのに、いつだって面白く読めてしまうってやっぱりすごい作家さんだなあ。 底に流れるテーマはニーチェ。「神は死んだ」って言った人くらいしか知らないけど、そうか、「神様はそない優しない」ってことばかり起きても、それでも強く優しく生きようよってことなのかな。そんな超人にはなれそうもないけど、目の前のできることを一つずつ。
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感想 未完成な自分が他人を導く。教師の難しさ。だけど完璧な人間なんて世界にいない。たとえ作り話の中でも。他人を気にしすぎず前を見据えて。
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伊坂さんがニーチェを書いたら、こんな優しい作品になるのかと。 登場人物たちを上から見下ろす私たちに向けたメッセージがどれも温かい。主人公の壇先生がまた優しくて誠実で言葉の一つ一つに彼の人の良さが出てる。小説の世界から出てきた二人組の小気味良さがくせになる。
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2024.10.28 久しぶりの読書でした。 一日で一気に読んでしまって読書の楽しみ思いだ辞した。読書の秋〜
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