教えて!クラゲのほんと の商品レビュー
山形県鶴岡市にある加茂水族館。 72時間テレビでみた水族館でした。都会からわざわざクラゲを見に訪れ、癒しを求める人が多いという内容だった。 まぁるいドームに暗い水の中をゆらゆら揺れるクラゲは、日常生活を忘れさせてくれる気持ちはとても共感できます。 飼育員さんのクラゲに対する愛を感...
山形県鶴岡市にある加茂水族館。 72時間テレビでみた水族館でした。都会からわざわざクラゲを見に訪れ、癒しを求める人が多いという内容だった。 まぁるいドームに暗い水の中をゆらゆら揺れるクラゲは、日常生活を忘れさせてくれる気持ちはとても共感できます。 飼育員さんのクラゲに対する愛を感じました。1問1問、ユーモアに分かりやすい回答で、読んでいても癒されました。
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この本は、加茂水族館の飼育員さんが答える100の質問と、クラゲの専門家さんのコラム約30本、幻想的できれいな有名どころのクラゲ写真が約30枚で構成されています。クラゲのことが、ほぼ網羅されてる感じです。 質問もコラムも、とっても楽しく読めました。 クラゲの展示数が世界一の...
この本は、加茂水族館の飼育員さんが答える100の質問と、クラゲの専門家さんのコラム約30本、幻想的できれいな有名どころのクラゲ写真が約30枚で構成されています。クラゲのことが、ほぼ網羅されてる感じです。 質問もコラムも、とっても楽しく読めました。 クラゲの展示数が世界一の加茂水族館。山形県唯一の水族館だそうです。 1997年入館者数が過去最低となったとき、サンゴ水槽に偶然発生したクラゲに、お客さんの反応がよくてクラゲの展示をはじめたそうです。お客さんをよくみてるんですね。 いろんな質問がある中で、わたしがおもしろかったのは、クラゲの増え方です。 メス・オスで卵からクラゲになる種類もいるにはいるらしいのですが、めずらしいそうです。 多くは「ポリプ」という形態を経るみたい。ミズクラゲだと、それが水温の変化などで「ストロビラ」に形態チェンジ。そこから、層になったクラゲの前駆体「エフィラ」に更にチェンジ、それがSFの宇宙生物みたいに次々と「発進」していきます。(うまく表現できません。本で確かめて!) こんな風にクラゲになるとは不思議です。神秘的。メス・オスだけじゃないところに飼育員さんも、おもしろさを感じられているんでしょうか。 専門家さんのコラムで紹介されていたクラゲ研究もおもしろかったです。 わたしの好きな研究は、クラゲ界隈の「ショッカー」みたいなことをしてる研究。 海からクラゲをラチッて、たぶん「イッー!」とか言いながら「改造手術!」、サイボーグクラゲにするそうです。海をきれいにするための、正義の研究です。 他にも自走ロボットに生きたクラゲを入れて、クラゲにロボットを操縦させてます。これって、イギリスの大人気TVドラマ『ドクター・フ―』のたぶん大人気キャラ「ダーレク」じゃないの! でも安心してください、クラゲには脳がないので地球征服はムリそうです(笑) 加茂水族館では、クラゲ料理も提供されています。美味しそう。よく読むとわたしもクラゲを食べたことありました。( ゚д゚ ) 「中華クラゲ」! キクラゲ同様キノコかと思ってました。本物のクラゲだったんですね(笑)
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コロナ中は学びのチャンス クラゲの事をよく分かってなかった事に気づける上に、水族館の飼育員=研究者だと思わせられる内容満載だった。加茂水族館の館長がクラゲを口に入れた件は、さらっと伝えてるけど凄い調査方法なわけで。毒を持つ生き物を展示する大変さと、分からないから知るための工夫も必...
コロナ中は学びのチャンス クラゲの事をよく分かってなかった事に気づける上に、水族館の飼育員=研究者だと思わせられる内容満載だった。加茂水族館の館長がクラゲを口に入れた件は、さらっと伝えてるけど凄い調査方法なわけで。毒を持つ生き物を展示する大変さと、分からないから知るための工夫も必要で、感心しきり。クラゲ面白い!
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世界一のクラゲ水族館・加茂水族館の飼育員たちが、 100個の質問に対し、分かり易く回答する。 ・はじめに Q01~Q100 もっと知りたい20項目 ・おわりに ふろく 加茂水族館の周辺における月別クラゲ出現カレンダー 参考にした文献 「もっと知りたい」執筆者紹介 加茂水族館 執筆...
世界一のクラゲ水族館・加茂水族館の飼育員たちが、 100個の質問に対し、分かり易く回答する。 ・はじめに Q01~Q100 もっと知りたい20項目 ・おわりに ふろく 加茂水族館の周辺における月別クラゲ出現カレンダー 参考にした文献 「もっと知りたい」執筆者紹介 加茂水族館 執筆者プロフィール 鶴岡市立加茂水族館について 体のほとんどが水のゼラチン質のプランクトン、クラゲ。 脳や心臓が無い。だが、何も考えずに水中を漂っているのに、 ピンポイントで際立つ能力がある。知能があるかもしれない。 そんなクラゲの、疑問に水族館員や研究者が答えてくれる。 100の質問は子どもでも分かる内容。 “もっと知りたい”は中学生以上へのちょっと専門的な内容。 図やバックヤードなどの写真が豊富です。 特にクラゲの写真が美しい。はぁ~癒されるなぁ。 でも毒が・・・刺胞や刺された手の写真は怖い。 透明だったり極小だったりで見えずに刺される場合もあるって。 まだまだ分からないことが多いクラゲを飼育し、研究する 水族館員の苦労や努力をも垣間見ることができました。 実際に加茂水族館へ行って、日本三前クラゲの御膳が 食べたくなりました。 ポリプが重なったストラビラも見てみたいなぁ。
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