女たちの平安後期 の商品レビュー
[図書館] 読了:2024/12/12 なんでかな、前作より読みづらかった。 ・あらかじめ知っている(キャラが立っている)人物が少ない ・係り受けの分かりにくい文章が前作より多い? p. 55 「醍醐天皇の嫡男保明親王は皇太子時代に亡くなり、その子の慶頼王も幼くして亡くなった...
[図書館] 読了:2024/12/12 なんでかな、前作より読みづらかった。 ・あらかじめ知っている(キャラが立っている)人物が少ない ・係り受けの分かりにくい文章が前作より多い? p. 55 「醍醐天皇の嫡男保明親王は皇太子時代に亡くなり、その子の慶頼王も幼くして亡くなった。そのため同母弟の朱雀天皇が嫡男として立太子するが」 →だれの同母弟なのか、醍醐天皇なのか保明親王なのかが分かりにくい。家系図が頭に入っている人ならば自明なのだろうけど…。 ・最初の年表のように、どこからでも参照できる大きな家系図がらほしかった…。
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<目次> 序章 平安後期200年の女人たちとは 第1章 寛仁三年に起こった大事件~刀伊の入寇 第2章 彰子が宮廷のトップに立つまで 第3章 道長の孫、禎子内親王が摂関政治を終わらせた 第4章 貴族と武者と女房と~斎王密通事件と武士 第5章 躍動する『新猿楽記』の女た...
<目次> 序章 平安後期200年の女人たちとは 第1章 寛仁三年に起こった大事件~刀伊の入寇 第2章 彰子が宮廷のトップに立つまで 第3章 道長の孫、禎子内親王が摂関政治を終わらせた 第4章 貴族と武者と女房と~斎王密通事件と武士 第5章 躍動する『新猿楽記』の女たち 第6章 院政期の中心には女院がいた 第7章 源平の合戦前夜を仕切った女性たち 第8章 多様化する女院と皇后、そして斎王たち 第9章 究極のお八条院八条院暲子内親王と源平合戦 第10章 それから~鎌倉時代以後の女性の力 <内容> 前作『謎の平安前期』に続き、平安時代を朝廷や摂関政治、院政の男たちから描くのではなく、女性、特に斎院を中心に描く。斎王博物館の研究員なので当たり前なのだが、ちゃんと俯瞰しているし、教科書的な部分もきちんと描いてくれているのでわかりやすい。ただ高校レベルの日本史知識を持っていないとちょっとつらいか。歴史の裏的な知識が増える本。八条院なんて、教科書じゃ一言だからね…。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01435080
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