巨人軍vs.落合博満 の商品レビュー
「嫌われた監督」に続く落合博満の本。 長嶋監督、原選手、松井選手、清原選手、も含めたその時々の立ち位置と細かい心理描写が、落合博満のドライなプロ意識と混ざり合ってストーリーが展開します。 落合博満のプロ野球生活の考えた方は全体的にビジネスライクですが、長嶋監督だけには憧れ続け、唯...
「嫌われた監督」に続く落合博満の本。 長嶋監督、原選手、松井選手、清原選手、も含めたその時々の立ち位置と細かい心理描写が、落合博満のドライなプロ意識と混ざり合ってストーリーが展開します。 落合博満のプロ野球生活の考えた方は全体的にビジネスライクですが、長嶋監督だけには憧れ続け、唯一巨人軍入団からの3年間と退団時は長嶋愛に溢れていたことがわかる一冊です。
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1994年~1996年の3年間、読売巨人軍に在籍した 落合博満の物語。 OBやフロントとの確執、 その中で結果を出し続ける落合。 プロです。 著者本人による取材は一切なく、 様々な文献をまとめた形。 まだ対象者が存命のうちに、と思います。
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今の日本プロ野球ではそれほどでもないが、かつて、日本プロ野球の中心、いや日本プロ野球イコール読売巨人軍とでも言って良い時代があった。その読売巨人軍の四番打者はある意味神聖な存在であり、また、読売巨人軍のスーパースター(これでも言葉が足りないかもしれない)長嶋茂雄もまた神聖な存在で...
今の日本プロ野球ではそれほどでもないが、かつて、日本プロ野球の中心、いや日本プロ野球イコール読売巨人軍とでも言って良い時代があった。その読売巨人軍の四番打者はある意味神聖な存在であり、また、読売巨人軍のスーパースター(これでも言葉が足りないかもしれない)長嶋茂雄もまた神聖な存在であった。 その読売巨人軍にFA移籍した求道者・落合博満を中心として、読売巨人軍の四番打者を担った原辰徳、松井秀喜、清原和博とどのような関わりがあり、影響を与えたか、また、落合博満自身がどのように読売巨人軍の四番打者として悪戦苦闘したか。まさに読売巨人軍四番打者史、時代を考えれば日本プロ野球四番打者史が描かれ、読み応えがある。 さきに、落合は求道者と書いた。 しかし、筆者もむすびで書いていたように、落合は読売巨人軍においては、憧れの長嶋監督を優勝させるための打撃をした。自らの記録、自らの打の求道よりも「長嶋巨人の四番打者」としてあり続けた。落合自身も、長嶋氏へのあこがれを語る。 長嶋氏が神聖な存在であり続け、多くの選手に影響を与えた、昭和〜平成の日本プロ野球の選手のハートを垣間見ることが出来る。 各球団の企業努力もあり、かつてほど巨人中心ではなく、様々な球団と様々な選手が盛り上げる現代プロ野球である。 ひと昔前の、読売巨人軍中心時代、ミスター時代のプロ野球がどのようなものであったか、を懐かしさと共に読むことが出来ました。
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落合博満という人の男気というか凄さが改めてわかりました! 以前清原和博著「男道」を読んだ時にも思いましたが…………やっぱり巨人嫌い(笑)
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【NumberWebで2000万PV超の人気連載】40歳落合博満のFA移籍は事件だった。巨人にとって落合がいた3年間とは何だったのか? なぜ巨人・落合監督は誕生しなかったか?
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