ビルダーバーグ倶楽部【復刻版】 の商品レビュー
ビルダーバーグ倶楽部 ダニエルエスチューリン バジリコ 目次を見ただけで背筋に風が吹き込むようで 人間の浅知恵の愚かさを身にしみて思わされる 物欲とはそこ知れずに恐ろしいものである 命すらも永遠であるべきだと考えて左脳のみを働かせて 全てを搾取の対象として奪い取ろうとする 餓鬼...
ビルダーバーグ倶楽部 ダニエルエスチューリン バジリコ 目次を見ただけで背筋に風が吹き込むようで 人間の浅知恵の愚かさを身にしみて思わされる 物欲とはそこ知れずに恐ろしいものである 命すらも永遠であるべきだと考えて左脳のみを働かせて 全てを搾取の対象として奪い取ろうとする 餓鬼道に落ちた狂人たちの企みの場である 今と言う無限性を見落として 過去と未来に執着することで不屈の精神力を生み出し努力を惜しまない 楽を夢見る為にあらゆる犠牲を払う 悪知恵には全霊で立ち向かうが 左脳と言う思考は この本末転倒に気付けないらしい 勝ち残ることにかけては限りなく結束できるから 中途半端に右脳を迷い込んでいる気の弱いお人好しに勝てるわけがない 全体主義による恐怖心を煽る分断統治が世間に浸透するとこうなる ジョージオーエルの小説「1984年」を凌ぐ 事実は小説よりも奇なりと言うことだ 我々が知る範囲で言うならば 表情を持たない冷血動物である爬虫類に似ている気がする しかし爬虫類にも右脳があるのだろうか? 危険と察しさえすれば逃げる行動をとるのだから 感情がないわけでもないのかもしれない 切磋琢磨による調和の関係は辿り着けない目標であって この世が相対性時空間であり競争原理がはびこる摩擦界である所以なのだろうか?
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