1,800円以上の注文で送料無料

マンガで分かる心療内科(30) の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本を読んで気づいたのは、「行動できない理由は“先延ばし癖”だけではない」ということ。 実は、その背後には「自分への期待」が隠れている。 私たちはよく「ちゃんとやらなきゃ」「完璧にやらなきゃ」と無意識に思ってしまう。でも、そのプレッシャーこそが先延ばしを生む大きな原因。 この本では、その解決策としてこんなアプローチが紹介されていたので3つ紹介。 •「恐ろしく簡単にする」 目標を1/100に縮める。腕立て伏せ100回ではなく、腕立て1回を目標にする。もはや腕立てのポーズを取るだけで目標達成にする。「簡単すぎる」が継続のコツ。 •「10秒だけやる」 行動は動き始めが一番面倒。10秒でも5秒でも1秒でもいい。PCの前に座ってマウスに手を乗せるだけでいい。そこまでいけば「せっかくだしやりますか」って動き出しやすくなる。というかそこまで行ったのにまたベッドに戻る方がエネルギー使うしね。あとは流れで進んでいく。やる気や集中力は「行動の後」にしかついてこない。 •「ま、いっか」で自分を許す 目標を立てたけど実行できない日もある。「毎日続けるって誓ったのに!」って責めない。ダメよそんなに自分を責めたら。「ま、いっか」でいいじゃない。1回のミスすら許さんのかおい。自分に対してのみ「厳しい鬼クソ軍曹」を発動する人が多い。いらん。自分にこそ優しい言葉をかけてあげい。 この本で一番印象に残ったのは、「行動できないのは、あなたが悪いのではなく、やり方が間違っていただけ」というメッセージ。自分を責めるのではなく、別のやり方を試す勇気を教えてくれる一冊です。

Posted byブクログ