やっぱり好き! 京極夏彦サーガ の商品レビュー
京極夏彦さんの「百鬼夜行」シリーズの解説書の様な本。書店で目につき買ってみた。 まだ「百鬼夜行」シリーズは1作目の「姑穫鳥の夏」しか読み終えていない。「魍魎の匣」は現在読んでいる最中で時間をかけて全作品読んでいこうと思っているため、ネタバレになってしまいそうなので一作品毎、原作...
京極夏彦さんの「百鬼夜行」シリーズの解説書の様な本。書店で目につき買ってみた。 まだ「百鬼夜行」シリーズは1作目の「姑穫鳥の夏」しか読み終えていない。「魍魎の匣」は現在読んでいる最中で時間をかけて全作品読んでいこうと思っているため、ネタバレになってしまいそうなので一作品毎、原作を読み終えたら本作のその部分だけ平行して読んでいこうと思う。 先は長いけどそういう楽しみ方をしてみたい。
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京極夏彦デビュー30周年を記念した、これまでの作品を紹介した本。以前違う本に収録されていた綾辻行人や水木しげるとの対談なども再録されています。百鬼夜行シリーズをメインにこれまでの京極氏の軌跡を辿る1冊。これを読むと、今までの作品全てを読み直したくなる呪いにかかります…。
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2024年発行、宝島社のムック。ファンブックというか作家の読本ものは4つ目かな。作者にフォーカスせず書いたシリーズものの紹介が主。まぁこの作者の場合そうなるのか。それなりに整理されていてよかったかなぁ。
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京極夏彦作品の紹介から解説から、そして綾辻行人・水木しげるとの対談も収録。読みごたえ抜群の一冊です。 京極作品、ほぼ読んではいるのですが。読んだのが随分昔の作品も少なくなく、こういうの読むと読み返したくなってしまうんですよねえ……。でもどれもこれもがそれを容易にさせないボリューム...
京極夏彦作品の紹介から解説から、そして綾辻行人・水木しげるとの対談も収録。読みごたえ抜群の一冊です。 京極作品、ほぼ読んではいるのですが。読んだのが随分昔の作品も少なくなく、こういうの読むと読み返したくなってしまうんですよねえ……。でもどれもこれもがそれを容易にさせないボリューム(笑)。でも大丈夫、本は腐らないから。いつかまた読むと思うなあ。
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ふらりと立ち寄った未来屋書店で本日衝動買い! 「百鬼夜行」シリーズの全てにおいて、あらすじ・解説が纏められているだけでなく、 「百器徒然袋」、「今昔百鬼拾遺」、「巷説百物語」、「書楼弔堂」の各シリーズにも触れられており、 尚且つ、「京極夏彦30年の歩み」として作品リストの年表も収...
ふらりと立ち寄った未来屋書店で本日衝動買い! 「百鬼夜行」シリーズの全てにおいて、あらすじ・解説が纏められているだけでなく、 「百器徒然袋」、「今昔百鬼拾遺」、「巷説百物語」、「書楼弔堂」の各シリーズにも触れられており、 尚且つ、「京極夏彦30年の歩み」として作品リストの年表も収録! 只今、大興奮で読み進め中♪ そんなわけで、フライングでブクログに登録です。 以前「ダ・ヴィンチ」で京極先生の特集はあったけれど、やっぱり雑誌で組まれた特集とは比べ物にならない程の充実っぷり。 ありがとう、宝島社さん! これはたまりません。 「シリーズの基本フォーマットは、各巻で姑獲鳥や魍魎や狂骨などの妖怪を一体選び、夏や匣や夢といった漢字一文字が示す構造に合わせて因数分解して作中に配置するというものである。」 「そうして作品空間に妖怪を湧かせ、最後は陰陽師の京極堂こと中禅寺秋彦が「憑物落とし」を行ってそれらを祓ってみせるわけである。」 「読者としては妖怪小説であろうとミステリであろうと、好きな読み方を選べばいいのであり、またどういう読み方をされても耐えられる強度をこのシリーズは具えている。」 う~ん、なんて適切な言い回し。 中禅寺秋彦の憑物落としについては、 「関係者一同を強固な思い込みから解き放つ。」 と表現。 関係者一同には読者も含まれるんだろうな。 分かっているくせに、いつのまにか思い込みに囚われてしまっているから。 まだ35ページしか読めていないが(笑)、この先も楽しみでニンマリしてしまう。
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