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地図と地形でわかる日本の川と流域外分水 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/11/21

意外と山越え用水が多かった。多くは明治以降だが、江戸時代前期の物もあったのが意外。掲載事例は10件程で知りたかった用水が掲載されていなかったのが残念。

Posted byブクログ

2024/11/04

ダムカードを発案した国交省職員が書いた、河川の流域を跨いだ導水事業をわかりやすくまとめた良書。専門的な知識がなくても、分かるよう丁寧な文書と豊富な写真でまとめられている。 土木技術者、ブラタモリのような地形が好きな方におすすめ。 珍しい事業、歴史的な事業などがまとめられており...

ダムカードを発案した国交省職員が書いた、河川の流域を跨いだ導水事業をわかりやすくまとめた良書。専門的な知識がなくても、分かるよう丁寧な文書と豊富な写真でまとめられている。 土木技術者、ブラタモリのような地形が好きな方におすすめ。 珍しい事業、歴史的な事業などがまとめられており、現地に出かけたくなる。 類似の書籍は少ないので、独自の視点で同様の本を今後も執筆していただきたい。

Posted byブクログ

2024/10/28

わかりづらいタイトルのような気がしたけど、なるほど対象を正確に示すとそういうことになる。あらゆる分水や治水された河川の、その地形的特徴、施工された背景や歴史的な経緯などを仔細に示した好著。丁寧で読み応えのある解説とともに、分水界と人為によって通された流路を明記した地図も秀逸。高低...

わかりづらいタイトルのような気がしたけど、なるほど対象を正確に示すとそういうことになる。あらゆる分水や治水された河川の、その地形的特徴、施工された背景や歴史的な経緯などを仔細に示した好著。丁寧で読み応えのある解説とともに、分水界と人為によって通された流路を明記した地図も秀逸。高低差が一目でわかる良質な地形図に水路の隧道部分も描きわけて示してあるので、その治水の全貌がよくわかる。取水口や水門、ダムや円筒分水などの要衝は写真付き!の解説が付き、地図上にもプロットしてあるので、フィールドでも大変に役に立ちそう。 もともと両総用水に興味があり、関連する資料を細切れに目を通していたけど、このようなまとまった情報は見つけることができなかった。両総用水に関しては16ページくらいだけど、全ページに付箋を立つ感じ。サイフォンや揚水が多い対象なので、全体の高低差のわかる側面図?があると最高だった。とても密にまとまっていて、著者と編集者の苦労が垣間見えます。まだまだ面白い分水の事例はあるので続刊を期待。ぜんぶ買う。

Posted byブクログ