偽りの家 家族ミステリアンソロジー の商品レビュー
読書期間;11月20日から11月21日 赤川次郎「本末転倒殺人事件」『冬の旅人』仕事ができないことを理由に、辞職を迫れた刑事の夫を救おうと、妻がご近所トラブルで事件を起こそうとするが…。なぜ、夫の窮地を無駄な努力で、救おうとしたのだろうか。 宮部みゆき「不文律」『地下街の雨』...
読書期間;11月20日から11月21日 赤川次郎「本末転倒殺人事件」『冬の旅人』仕事ができないことを理由に、辞職を迫れた刑事の夫を救おうと、妻がご近所トラブルで事件を起こそうとするが…。なぜ、夫の窮地を無駄な努力で、救おうとしたのだろうか。 宮部みゆき「不文律」『地下街の雨』無理心中に関し、様々な会話のような内容か??
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印刷所の職人・宗吉は、ある日、愛人との間にできた3人の子供の存在を妻に知られてしまう。激怒した妻から子供を愛人のもとに返してくるよう命じられるが…(「鬼畜」)。(e-honより)
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家族ミステリアンソロジー。さまざまな家族にまつわる事件。つまりは家庭を舞台にした物語であるのですが、安住の地であるはずの家庭がどれもこれもとんでもないことに……。ぞっとさせられるものばかりです。 お気に入りは矢樹純「裂けた繭」。引きこもりの息子がいる家で、ひそかに起こっていたある...
家族ミステリアンソロジー。さまざまな家族にまつわる事件。つまりは家庭を舞台にした物語であるのですが、安住の地であるはずの家庭がどれもこれもとんでもないことに……。ぞっとさせられるものばかりです。 お気に入りは矢樹純「裂けた繭」。引きこもりの息子がいる家で、ひそかに起こっていたある事件。その顛末はおぞましく怖いのだけれど、一番怖いのは見て見ぬふりをしていた母親なんですよね……と。 宮部みゆき「不文律」も嫌な作品です。一家四人が死亡した、無理心中と疑われる事故。なぜそんなことが起こってしまったか、は関係者たちの視点を繋ぎ合わせることでそれらしい真相が見えてはきますが。これには本当にぞっとさせられます。ある意味不幸な事故といえなくもないことが余計に悲惨。
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家族の歪みを描くアンソロジー。一話目が松本清張さんの作品で、吸い込まれるように完読。やはり凄い。あとは、矢樹純さんの作品が面白かった。
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