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傷痕のメッセージ の商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2024/11/14

連続殺人犯を捕まえる元警察官の執念の物語。自分が癌に侵されながらも事件の事を考えていた。そして傷跡のメッセージ。尋常では無い執念をかんじた。また、最後まで隠したかった事がなるほど!最後の一撃は、この事だったのか!と思った。

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2024/11/17

最大限の敬意をもってご遺体を解剖し、その組織まで細かく調べ上げることで故人の遺志を汲み取る。 父親の胃壁に残された謎のメッセージ、事件の背景を紐解いていくきっかけにもなる病理医の仕事の奥深さ。そして死の直前まで愛する家族のために、元刑事であり父親として役目を全うし続ける水城穣さ...

最大限の敬意をもってご遺体を解剖し、その組織まで細かく調べ上げることで故人の遺志を汲み取る。 父親の胃壁に残された謎のメッセージ、事件の背景を紐解いていくきっかけにもなる病理医の仕事の奥深さ。そして死の直前まで愛する家族のために、元刑事であり父親として役目を全うし続ける水城穣さんの覚悟に心を打たれました。 展開のテンポが良く、最後まで飽きることなく3日間で読み切りました。医者×刑事×ミステリー最高です!!

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2024/11/06

主人公、千早の父が末期癌で亡くなってしまう。 弁護士を通して伝えられた遺言は、 死亡確認後、遺体を解剖すること。 医師である千早は大学時代の同級生であり 病理医の紫織の助手として父の解剖に立ち会う。 解剖してみると胃の内部に文字が刻まれていた。 それは28年前に起きた 未解...

主人公、千早の父が末期癌で亡くなってしまう。 弁護士を通して伝えられた遺言は、 死亡確認後、遺体を解剖すること。 医師である千早は大学時代の同級生であり 病理医の紫織の助手として父の解剖に立ち会う。 解剖してみると胃の内部に文字が刻まれていた。 それは28年前に起きた 未解決の幼女連続殺人事件に関係があり、 千早と紫織、そして父の元部下である桜井は 協力して謎を解き明かしていくストーリー。 ハニロビさんが医療系の小説を 読んでいたので触発されてみました。 純粋な医療小説ではなく 医療×ミステリーですが(笑) 知念実希人さんご自身も医師なので、 医療に関する描写や空気感が本格的で いいなと思います←(語彙力が来い) 恐らくこうだろうな、と なんとなく察してしまうこともあるが、 怪しい人物もたくさん居るので 犯人は自体は最後までわからなかった。 紫織の亡くなった方にも 敬意を表す姿勢は本当に素敵。

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2024/11/03

異壁から暗号が見つかるという斬新な発想には驚いた。暗号を解く過程で28年前の連続殺人事件とからみ合い2転3転とどんでん返しがあり、最後は家族愛が溢れて感動しました。

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2024/11/03

ザ・ミステリー 王道にのっとったミステリーです そんなにうまいこといくかなぁ、というのはありますが、読みやすかったので星5つ! でもタイトルがなぁ、もうちょっと格好よくできたとも思うなぁ

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2024/11/03

真夜中のマリオネットから引き続き、一気読みの一冊でした。さすが知念先生でした。 医療の描写、クライムサスペンスとの融合、見事でした。最後までハラハラドキドキでした。 特に良かったのは、推理が3人の視点でうまく絡みながら進んでいくところで、飽きずにさらさら読めました。 また、主...

真夜中のマリオネットから引き続き、一気読みの一冊でした。さすが知念先生でした。 医療の描写、クライムサスペンスとの融合、見事でした。最後までハラハラドキドキでした。 特に良かったのは、推理が3人の視点でうまく絡みながら進んでいくところで、飽きずにさらさら読めました。 また、主人公だけじゃなくて、サブキャラのエピソードや心理描写もしっかりしていて、また主人公との強くなっていくのが心に残り、ストーリーとしても深みがあったと思います。 最初はちぐはぐだったトリオも最後は一致団結でよかったです^_^

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2024/10/31

想像していたよりは面白い本でした。 医療と警察のミステリーということで難しく感じるかなと思いましたがそんなことなく読み進められました。

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2024/10/31

胃壁に文字が刻まれている謎から始まるミステリー。その暗号の残し方の異様さと徐々に繋がってくる28年前の事件。ワクワクしながら読む手が止まらなかったが、実際のところ序盤で結末が若干予想できてしまったのは残念。まあ、それほどにきちんと伏線が張られてはいる証拠なのだが。それを考えると、...

胃壁に文字が刻まれている謎から始まるミステリー。その暗号の残し方の異様さと徐々に繋がってくる28年前の事件。ワクワクしながら読む手が止まらなかったが、実際のところ序盤で結末が若干予想できてしまったのは残念。まあ、それほどにきちんと伏線が張られてはいる証拠なのだが。それを考えると、読者が納得できる大どんでん返しって書くのが難しいんだろうな、などと余計なことまで考えてしまった。お医者さんが書く本格医療ミステリーではあった。この著者の作品は初めて読んだので、別作品も読んでみたい。

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2024/10/24

一気読み。警察小説と医療ミステリーの融合というのでしょうか、キャラクターとストーリー展開がとてもよかった! 結末は想像がついたけど、それでもおもしろかったです。

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2024/10/23

遺言を残して、解剖された父親の胃から出てきた謎のメッセージが、28年前の連続殺人事件の犯行へと繋がっていく。娘で医師の千早と同僚の紫織、そして飄々とした刑事の桜井が事件を追うことになる。 犯人は想像外の人物でしたが、途中から一人称が、うん?となったので、その辺りから分かってきまし...

遺言を残して、解剖された父親の胃から出てきた謎のメッセージが、28年前の連続殺人事件の犯行へと繋がっていく。娘で医師の千早と同僚の紫織、そして飄々とした刑事の桜井が事件を追うことになる。 犯人は想像外の人物でしたが、途中から一人称が、うん?となったので、その辺りから分かってきました。28年前に行方不明になったと言う点と、主人公の年齢を考えて、最後に想像が当たったり。でも途中で、やっぱり違うかなと思ったりと、楽しく読ませてもらいました。 窮地に陥った時の紫織の、千早は友達だからの言葉が、凄く暖かく感じられました。2人のこの後の関係もすごく気になりました。

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