23時の喫茶店 明日を彩る特別な一杯を の商品レビュー
11/4 すごくカラフル。紅茶の香りがふんわり漂ってくるような、あたたかくてのんびりしたお話。 自分には共感覚は無いのだけれど、人やもの、音楽や数字を色に例えて理解するのはよくあることで、それは文学作品に対してもそう。これは伊織くんの影響があってか、色がひとつに定まらないのが魅...
11/4 すごくカラフル。紅茶の香りがふんわり漂ってくるような、あたたかくてのんびりしたお話。 自分には共感覚は無いのだけれど、人やもの、音楽や数字を色に例えて理解するのはよくあることで、それは文学作品に対してもそう。これは伊織くんの影響があってか、色がひとつに定まらないのが魅力的だなと思っています。
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綺麗なイラストの表紙買い! 紅茶が大好きなので、紅茶専門店は心惹かれる。 店主が自分の悩みに寄り添った紅茶を出してくれて、解決に向けて後押ししてくれる…最高すぎんか。大きな悩みを抱えた時に行ってみたい…。 伊織の共感覚で見たら、自分はどんな色してるんだ?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
紅茶好きとしては読まずにはいられなくて。 実在の和紅茶(自分も飲んだことある!)も出てきてテンション上がった。 深夜に紅茶を飲むと眠れられなくなりそうですが。 紅茶専門の喫茶店の話なのだが、個人的には紅茶のエピソードよりも伊織くんが共感覚で見る色の印象の方が強い。 彼視点だからかな。 あとお客様にしろ、伊織くんの周辺の人にしろ、なかなか癖が強いというか、濃いというか。 最後の最後に登場したキャラすら設定もりもりで濃い! 特に伊織くんのお姉さんが苦手なタイプで、正直縁を切ってくれないかなと思うほど。 紅茶の印象が霞む霞む。 伊織くんが見る色に込められた意味、その謎解き。 店主の想い人の真相、店名に込められた意味など、ちょっとした謎解き要素も。 終盤はその明かされる真相と、伊織くんと店主の歩み寄りが、彼の見る色の描写と相俟って印象的だった。 ただその場面は心理描写になるので、紅茶の印象はやはり霞む。 美大の描写もそれなりにあるので、トータル的には紅茶の話というよりは、美術系や自己啓発系として読んだ気がする。 お客さまが店に寄ってくれたことで、立ち直っていくので。 悩みの完全解決ではなく、一歩踏み出すための背中を押してくれる感じだったし。
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全体的に予定調和な感じはしたが、読んでいて落ち着くような感じがして好きだった。 紅茶の味の描写や感情の色彩が鮮やかで、読んでいて楽しかった。
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人を色に例えることは、自分自身もそんな感覚があるので、興味を持って見ることができました。また、場面場面で紅茶が登場するので、自分も透子さんに接客されているような感覚になりました。秋らしく温かい気持ちになれます。
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私、この小説すごく好き。 やっぱり紅茶、いいですね。 そして心も温まります。 中に気になる紅茶があったので、探してみようと思います。 あと、いろんな色が出てきて楽しかった。 知らない色があったから、ちょっと調べてみようかな。
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素敵な表紙に一目惚れ。あらすじを読んですぐさま購入ボタンをポチッ。どこかで見たイラストだな〜と思って調べたら好きなイラストレーターさんでした。続きの2巻も出して欲しい。幻想的な喫茶店で、本当に行ってみたくなる。続巻を希望しています!
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