1,800円以上の注文で送料無料

子どもと文学 増補新版 の商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/11/28

幼い頃好きだった児童文学がなぜ面白かったのか、合点がいった。 論理の捩れや違和感がなく空想世界が構築されており、登場人物や舞台装置が明確、筋書きがわかりやすくテンポがよかったこと。「ながいながいペンギンのおはなし」や、(もはや児童文学の範疇ではないが)ハリーポッターシリーズ等、夢...

幼い頃好きだった児童文学がなぜ面白かったのか、合点がいった。 論理の捩れや違和感がなく空想世界が構築されており、登場人物や舞台装置が明確、筋書きがわかりやすくテンポがよかったこと。「ながいながいペンギンのおはなし」や、(もはや児童文学の範疇ではないが)ハリーポッターシリーズ等、夢中になった文学は例外なくこの法則にはめられると思う。 子供には、アンデルセンやグリム童話、宮沢賢治などの名作といわれる類のものは、遍く読ませたいと改めて思った。

Posted byブクログ

2024/09/22

中央公論社刊(1960)→注の手入れと用語の整理を少しして福音館書店刊(1967)→石井桃子と瀬田貞二それぞれの講演と鈴木晋一の回想記を増補、斎藤惇夫の解説(当時この本がどのようにセンセーショナルだったか知る)がついた文庫化。 カバー袖の著者紹介をみると、はやくに亡くなった瀬田貞...

中央公論社刊(1960)→注の手入れと用語の整理を少しして福音館書店刊(1967)→石井桃子と瀬田貞二それぞれの講演と鈴木晋一の回想記を増補、斎藤惇夫の解説(当時この本がどのようにセンセーショナルだったか知る)がついた文庫化。 カバー袖の著者紹介をみると、はやくに亡くなった瀬田貞二さん以外の著者みんな21世紀になって次々亡くなられたことがわかる。

Posted byブクログ