8がけ社会 の商品レビュー
2040年 現役世代が2割減る 3人に1人が高齢者 建設業の求人倍率は5倍を超える 全職業では1.2倍 介護業界から人が減っていく 男性・年配・東京に偏る意思決定 東京の一極集中 20~39歳の女性の3~4人に1人は東京圏にいる 人口学 100年前の計算通りの人口 バ...
2040年 現役世代が2割減る 3人に1人が高齢者 建設業の求人倍率は5倍を超える 全職業では1.2倍 介護業界から人が減っていく 男性・年配・東京に偏る意思決定 東京の一極集中 20~39歳の女性の3~4人に1人は東京圏にいる 人口学 100年前の計算通りの人口 バブル後 ロスジェネ世代 力を発揮する機会と次の世代を生む力を削いだ 農業従事者 1/4に →スマート農業 インフラ 地方町村では3割人手不足に 海外永住者57.5万人 女性6割(2023年) 遠い過去から見る 正規労働者数は変わっていないが1960年代から自営業者が減り非正規が増えた。 低賃金を残さない選択 欧米の大都市に近い 高い外食やセルフに 福祉は高い料金か政府が担う 疎でも価値を生み出し採算の合う開かれた空間 育成には30年以上かかる サービスの必要性と報酬、評価 コミュニティが細り 育児や介護で助け合うのもお金に 欲望の持ち方 今の感覚を原動力に 自分の行動を変える 震災 土木作業は地元業者 人手が確保できない 数年で都市部へ転職 復興よりも移住 山古志村はインフラ復旧したが 若い世代は移住し、人口は3割値度に 働く場所と後継者 高齢者は今のやり方が生計が立てやすい 若者や子供がいないと活気を失う 町民ファーストではなく町ファースト 女川町 震災後 人口6割へ減少 責任世代に復興や街づくりを託す 施設を集約 人口が減でも持続可能に 経済成長前提の防災力が困難に 危険な場所で暮らす人が減れば被害は減る ケアの拡大により課題が増えた 経済性以外の機能の評価 集落の集団移転
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人口減少社会に向けた対策として8がけ社会を目指す。 必要があれば。人手不足や世代間不公平解消のためにイノベーションを起こそうと思わせる本だった。
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危機的な状況下で生きているのだと改めて感じました。 悲観ばかりではなく、どのように乗り越えていくのか、ちゃんと考え、行動していきたいと思います。
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さすが新聞記者だけあって課題の捉え方が鋭い。高い取材力を発揮して多様な意見を見せる事にも成功している。ただ新聞記事が元ネタなので一つ一つの文章が短く、本質を追いきれていない。どの話題も尻切れとんぼ。また供給力が8がけになることばかりを取り上げるが、需要も8がけになることへの視点が...
さすが新聞記者だけあって課題の捉え方が鋭い。高い取材力を発揮して多様な意見を見せる事にも成功している。ただ新聞記事が元ネタなので一つ一つの文章が短く、本質を追いきれていない。どの話題も尻切れとんぼ。また供給力が8がけになることばかりを取り上げるが、需要も8がけになることへの視点が欠けている。一面的な主題の掘り下げ方を含めて、新聞社が作る本の限界だと感じた。 少子化は社会発展の必然であって、いくら対策しても減少の勢いを多少和らげる効果しか期待できない。もちろんそれも重要だが、より本質的には人口減少と高齢化を所与の前提として、いかにその社会に我々が適応していくのかを考えなければならない時期に来ている。それには感情論とかノスタルジーを一旦脇に置く必要がある。結論を言えば米山氏が言う移住が欠かせないと思う。公共事業は天からお金が降ってくるような感覚をもつ人が一定数いるが、過疎地の生活維持にかかる費用の一部を住民に受益者負担して貰えば良い。例えば「この橋を架け替えてもいいけど、代わりに住民税を10倍払ってね」って言えば皆んな自分のこととして考えるんじゃないかな。山古志村で「田んぼがなきゃ生活できない人がいる」って言ってる人がいるけど、それも甘えだと思う。稲作なんて特定時期以外は手がかからないんだから街から仕事場(田んぼ)に通えば良い。都会のサラリーマンが毎日片道一時間かけてそうしているように。
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労働供給制約社会 高齢者の高齢化 単なる人手不足<構造的問題 2040年・原石世代は2割減 8がけ社会≒進化の一形態 現場から: 縮小の先に 人手奪い合い 変えられた未来 切り札はあるか 適応できるか 発想を変える 主役世代 突破への胎動 ともに支える: 若い世代と考える ロスジ...
労働供給制約社会 高齢者の高齢化 単なる人手不足<構造的問題 2040年・原石世代は2割減 8がけ社会≒進化の一形態 現場から: 縮小の先に 人手奪い合い 変えられた未来 切り札はあるか 適応できるか 発想を変える 主役世代 突破への胎動 ともに支える: 若い世代と考える ロスジェネ女性の道筋は 政治家に聞くー解決の鍵 世代間不公平を考える―世論調査から 能登半島地震―震災からみえたもの; 被災地の現実 地方自公体の模索 過疎集落はどうなる 災害と人口移動―データから読み解く 防災と復興―識者はこう考える
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<目次> 第1部 現場から 第2部 ともに支える 第3部 能登半島地震~震災からみえたもの <内容> 2024年1月~朝日新聞デジタルに連載の記事をベースにしたもの。新聞記事らしい視点と文章。半ば過ぎには様々な人へのインタビューが載る。 自分も高齢者の仲間入りしたが、タイ...
<目次> 第1部 現場から 第2部 ともに支える 第3部 能登半島地震~震災からみえたもの <内容> 2024年1月~朝日新聞デジタルに連載の記事をベースにしたもの。新聞記事らしい視点と文章。半ば過ぎには様々な人へのインタビューが載る。 自分も高齢者の仲間入りしたが、タイトル通り、日本の全盛期の80%で(人口もインフラも)世の中が動いていく中、何をすべきで何を捨てるべきなのか、政府は何をしていくのかのヒントが隠れている。大前提はすべてを幸せにはできない、ということ。難しい問題だが、自助・共助・公助…。テレビの「ポツンと一軒家」もそういう意味でかんけいしそうだ。
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#読みたい本 「8がけ社会」とは、2040年に訪れる、働き手が今の8割になる社会、ってことと知った。2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%。本書で語られているであろう、未来ややるべきことを知り、この先の日本を憂いてみたい #8がけ社会 #朝日新聞取材班 24/9/1...
#読みたい本 「8がけ社会」とは、2040年に訪れる、働き手が今の8割になる社会、ってことと知った。2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%。本書で語られているであろう、未来ややるべきことを知り、この先の日本を憂いてみたい #8がけ社会 #朝日新聞取材班 24/9/13出版 https://amzn.to/4daiypM
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ある民間の研究所によると、2040年に社会サービスの担い手となる現役世代が今より2割減る「8がけ社会」がやってくるという。1100万人分もの労働供給不足になると予測される一方で、高齢化の進展により、サービス需要は増え続ける。 医療・介護、物流、教育・保育、交通など生活面、産業・経...
ある民間の研究所によると、2040年に社会サービスの担い手となる現役世代が今より2割減る「8がけ社会」がやってくるという。1100万人分もの労働供給不足になると予測される一方で、高齢化の進展により、サービス需要は増え続ける。 医療・介護、物流、教育・保育、交通など生活面、産業・経済面で人手不足による大きな影響が生じる。 この問題を取り上げた朝日新聞連載記事を書籍化したものが本書である。 第一部、二部で様々な現場取材や専門家の意見聴取により課題や解決策を追求、第三部では能登半島地震に目を向け、過疎集落の今後や災害と人口移動、防災と復興について考える。 解決に向けて、高齢者の生きがいビジネス、外国人やロボットの活用、デジタル化、行政サービスの広域化、サービスの取捨選択など色々な観点からの取り組みが紹介されているが、いずれも壁があり一足飛びにはいかない。 そんな中で、興味を感じたユニークな取り組みがアプリゲーム「TEKKON」だ。一般人がスマホの位置情報を使って電柱を撮影、写真を投稿するとポイントがもらえ、お金としても使えるというもの。集まった写真は電柱などを管理する企業が買い取り、修繕の順位付けなどに活用する。電柱、水道管、道路橋などインフラの劣化が進む中、保守・点検を担う土木技術者は不足している。保守・点検は国家資格が必要だが、目視点検で修繕の優先順位の高い箇所をリストアップするのには資格は不要、そこに目をつけたのがこのアプリの活用だ。 ゲーム感覚で楽しみながらインフラの保守面での人手不足に貢献できるという発想は非常に柔軟な感じがした。 エッセンシャルワーカーの不足、効率を求めるコンパクトシティ論者と住み慣れた過疎集落の高齢者住民との葛藤、過疎地に大規模な災害が発生した後に生じる「復興か移住か」の選択など、大きな課題が横たわるテーマだと改めて痛感させられた。
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