コロラド・キッド 他二篇 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
最初の中編は面白いが、残り2編は苦しい キングらしく丁寧に背景やディテイルを書き込んでいるが、読むリズムが生まれず、少しづつ他の小説と平行で読み進めたので、今ひとつな印象であった ショーシャンクやスタンドバイミーの頃の中編の頃が懐かしいです
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期待してたから残念、と言うか期待値高めに臨んだ私が反省。 3編になる中編集。面白かったのは「浮かびゆく男」あり得る様なリアルな日常を描いててゾワッとした。表題作のコロラドキッドは私の読解力では分からなかった。
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浮かびゆく男/コロラド・キッド/ ライディング・ザ・ブレット ≪男≫ スコットの不思議な体重減少 何を着ていても何を持っていても目盛は同じ いつまで減るの?なぜ浮かぶの? 体重は減らしたいが浮かびたくはない ≪キッド≫ 二人の記者の想いが残る事件 被害者はコロ...
浮かびゆく男/コロラド・キッド/ ライディング・ザ・ブレット ≪男≫ スコットの不思議な体重減少 何を着ていても何を持っていても目盛は同じ いつまで減るの?なぜ浮かぶの? 体重は減らしたいが浮かびたくはない ≪キッド≫ 二人の記者の想いが残る事件 被害者はコロラド・キッド(仮) 二人の話を聞きながらステファニーは質問し、意見を言う 考える調べる 々々 記者になれるかな ≪ブレット≫ 語り手はアラン・パーカー 母 緊急入院の連絡を受け病院へ ヒッチハイクの道中に起きたことは 怖い と思うのに文字から目が離せない
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不思議な感じの短編集。「浮かびゆく男」は近所の人達との関係が良くなっていく部分が心温まった。「コロラド・キッド」は消化不良。「ライディング・ザ・ブレッド」は怖かったり、母親がどうなってしまうのかとかでドキドキした。
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浮かびゆく男 収録されている3作品では一番ウケはいいだろうなぁと感じた。普通に生活していたら思いつかないような設定で、どうなるのかずっと気になる。 コロラド・キッド たしかに賛否は分かれる作品だと感じました。 でもこの終わり方こそが、この作品でも伝えていたことではないかと。 ...
浮かびゆく男 収録されている3作品では一番ウケはいいだろうなぁと感じた。普通に生活していたら思いつかないような設定で、どうなるのかずっと気になる。 コロラド・キッド たしかに賛否は分かれる作品だと感じました。 でもこの終わり方こそが、この作品でも伝えていたことではないかと。 ライディング・ザ・ブレット 親に久々に会いに行きますか。
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スティーヴン・キングの幻の名作を集めた中編集。「浮かびゆく男」は小説として一番面白かった。まだまだ旺盛な執筆活動を続けるキングの作品は読んでいきたい。
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エモすぎて心臓を掴まれまくり!スティーヴン・キングの中編短編3作を収めた作品集 #コロラド・キッド ■はじめに スティーヴン・キングの中編2編と短編、計3作を収めた作品集。巨匠キングのパワーを感じられる内容で、ドエンタメをベースしながらホラーや超自然的現象もある。短いお話ながら...
エモすぎて心臓を掴まれまくり!スティーヴン・キングの中編短編3作を収めた作品集 #コロラド・キッド ■はじめに スティーヴン・キングの中編2編と短編、計3作を収めた作品集。巨匠キングのパワーを感じられる内容で、ドエンタメをベースしながらホラーや超自然的現象もある。短いお話ながらどれもエモさも抜群で、心臓をぎゅと掴まれること請け合い。 本作に収められている作品は、これまで手に入りづらかったとのことですが、どれもキングらしくて面白い! どれも気軽に楽しめ作品ばかりなので、未経験の方にもオススメですね。 ■各作品のレビュー ●浮かびゆく男 なぜか体重が徐々に少なくなって初老男性。体調変化に憂慮しつつも、隣人たちとの関係性改善を願う物語。 超自然的でありながらも、描いているのは素朴な人間同志の繋がり。土曜の深夜に観たくなる映画のように、感受性を高めてじっくりと味わいたい作品です。 主人公スコットが優しいんよ、この包容力こそ男子たるものですよ。中盤ディアドラからクドクド言われる場面なんか、私ならその時点で完全にブチ切れですよ。いやー心が広い。 マジ泣けるのは、なんつってもミシーからの電子メール 。人間生きてると色んな不遇があって、その結果と対策から人柄が形成されていく。それでも人の思いやりがさえあれば、より良く変わっていけるんすよね~ 一見あたりまえのように聞こえるんだけど、これが難しくてね、ほんとに。 あまりにいい話でしたわー、そしてなんとなく夜空を見上げたくなったのです。 ●コロラド・キッド 90代と60代の超ベテラン記者二人と、女性の大学院インターン生がジャーナリズムについて語り合う物語。過去におこった奇妙な事件「コロラド・キッド」について考察を深めていき… ★5 おもろい!何これ! 序盤おじい二人と頭の良さそうなねーちゃんの会話がずーーーーっと続いて、何なのこれって感じなんですが、中盤から一気に事件の謎が押し寄せる。もう止まらない。 事件の言い回しや情報の出し方や、会話があっちゃこっちゃ派生する感じが粘着質たっぷりで大好き。これぞアメリカンエンタメ小説ですよ。セリフを眺めてるだけで目と脳が悦ぶ感じなんです。 終わり方もいいなぁ~ ぜひ最後まで作品を味わって作者からの「あとがき」までしっかり読んで欲しい。自分が本作を読みながらなんとなく感じてたことが書かれてました。そうそう、丸ごとふくめて楽しむのが人生っすよ。 ●ライディング・ザ・ブレッド 大学生の寮で暮らしているアランは、母が脳卒中で倒れたと連絡を受ける。急いで帰りたいと思いつつも経済的に苦しい彼は、ヒッチハイクで実家に向かうことにした。途中ヒッチハイクがうまくいかず途方に暮れいると、ふと墓地が見えてきて… ホラーとエモさの融合っぷりが半端ない短編。親としての気持ちも、子どもの気持ちも、痛いほどよくわかる。私は既に母を病気で亡くしてまして、特に物語の後半は胸に詰まるものがありました。 腎臓が悪かった母に、自分がドナーになれないかと提案した時は、めちゃくちゃ怒られましたね。親になってみるとその気持ちは当たり前なんですが、ガキだった私には今一つ理解できなかったなぁ。ただもっと一緒に時間を過ごすべきだったと後悔もしてまして… これからは存命中の父や今の家族の時間をもっと大切にしたいと思います。 ■おわりに スティーヴン・キングはデビュー50周年なんですね。まだまだ新作があるということで、もはやバケモンすね、マジ凄い。まだ名作と言われている作品がいくつも読めてないので、しっかり時間をとって楽しみたいです~
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スティーブンキングは映画の作品を数作観たことはありましたが、小説は初めて読みました。 とても面白かったです。 3作収録されていますが、どの作品も毛色が異なり、どれも読み応えがありました!どうしてもっと早く読んでみなかったのだろう…と後悔。 今後、スティーブンキングの作品...
スティーブンキングは映画の作品を数作観たことはありましたが、小説は初めて読みました。 とても面白かったです。 3作収録されていますが、どの作品も毛色が異なり、どれも読み応えがありました!どうしてもっと早く読んでみなかったのだろう…と後悔。 今後、スティーブンキングの作品が本棚に増えそうです。
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【幻の2篇+新作、50周年記念刊行第4弾の日本オリジナル中篇集】市販されなかったレアな表題作、長く絶版だった『ライディング・ザ・ブレット』、新作『浮かびゆく男』を収録したファン必携の逸品!
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