あらたなる日々 の商品レビュー
シリーズ十作。奉公人から料理人へ、独り立ちしたあんが大旦那様の隠居祝いの宴に向け思い悩みながら準備を進める。その結果は、そしてその場で凝らされたある趣向とは…。真摯に料理に向かうあんを応援する見守る周囲の人々、誰よりもあんを大事に思い、守り育てる政一。応援団となって読んでしまう秀...
シリーズ十作。奉公人から料理人へ、独り立ちしたあんが大旦那様の隠居祝いの宴に向け思い悩みながら準備を進める。その結果は、そしてその場で凝らされたある趣向とは…。真摯に料理に向かうあんを応援する見守る周囲の人々、誰よりもあんを大事に思い、守り育てる政一。応援団となって読んでしまう秀作だが、そろそろこの作者さんの他のジャンルの読みたいなあ。
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シリーズ第10弾。 ストーリーの端々に時代の動きが描かれており、幕末に向かっている。事実として、八王子村のとしのその後はわかるが、会津藩の武士となった勘平も何か絡んでくるのだろうか。 横浜村の下りは興味深かったが、かかった費用は店が出しているようで、あんに対して甘すぎるような...
シリーズ第10弾。 ストーリーの端々に時代の動きが描かれており、幕末に向かっている。事実として、八王子村のとしのその後はわかるが、会津藩の武士となった勘平も何か絡んでくるのだろうか。 横浜村の下りは興味深かったが、かかった費用は店が出しているようで、あんに対して甘すぎるような気がしてならない。他の雇い人は何も思わないのだろうか。
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必ず読むシリーズの一つ。 時代は激動の時。 黒船の圧力に負け、横浜を開港する幕府。 尊王攘夷派も薩摩藩の力もまし、幕府は国内の暴動を止めきれずにいる。 そんな中、紅屋の代替わりが行われ、大旦那夫妻は隠居をする。 武士も町民もその立場もボーダレスになりつつある時代。 自分の道を...
必ず読むシリーズの一つ。 時代は激動の時。 黒船の圧力に負け、横浜を開港する幕府。 尊王攘夷派も薩摩藩の力もまし、幕府は国内の暴動を止めきれずにいる。 そんな中、紅屋の代替わりが行われ、大旦那夫妻は隠居をする。 武士も町民もその立場もボーダレスになりつつある時代。 自分の道を切り開くおやすの、目線は潔く。
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シリーズ第10作。 どんどんきな臭くなってきて、それでも庶民は地に足を付けて生きていくしかない。また彼が現れたが、この後を思うとなかなかに切ない。
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お勝手のあんの第十巻。 大旦那のご隠居祝いの席をまかされるあん。 いろいろお料理を考えて工夫をするのも楽しそうだったが、 今回は「横浜村」に行って西洋料理を食べるところが一番楽しそうだったかな。 ドレスコードがあるとはいえわざわざ洋服に着替えて食事をしたとは、 着物を着て浅草をぶらぶらする観光客と同じ? さすがにあんちゃんはどれすは断って着物にしていたが。 西洋のマナーや生活習慣に驚きとまどうあんちゃんがかわいかった。 いつぞや品川で店を開いていた女料理人のおみねが再登場。 といってもふらりと訪ねて来ただけで、横浜で店を開くと言っていた。 前巻で宿泊した舌の鋭いお客様は、 ご隠居祝いの席に招かれていて日本橋の料亭の主人とわかったが、 あんの料理を褒めたうえで政さんの料理には及ばないと、宿題を出される。 桜田門外の変が起こって世の中は暗くなっているようだが、 最後がとめ吉の初恋と失恋で終わったところもかわいらしくて良かったかな。
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202409/料理説明のくだりが長い&重複でちょっとだるい。おやすがとめちゃんに対しても年齢の割に幼い子扱いするのが気持ち悪い。おみねや横浜村でのエピソードは面白かった、こういうのが読みたい。
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今巻はこの作品は幕末を舞台にしているのだなぁと改めて、思ってしまった。 おやす(あんちゃん)が無事に料理人として認められるかどうかもハラハラしながらよんでました。お披露目のえんどう豆のすりながしと鮎の塩焼きがめっちゃおいしそうだった
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料理人として紅屋に雇われる身となったおやす。 大旦那さまのご隠居祝いの宴が、料理人として 迎えるお披露目の場となる。心の限りを尽くした 料理は、果たしてお客を満足させられるか?
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お勝手のあんシリーズ 時代は幕末の真っ只中。 桜田門外ノ変があり、不安な日々を過ごす。 そんな中おやすは横浜で西洋料理に出会う。 味わったことのない料理やワインの味に戸惑うも、突き詰めたところは西洋も和洋も一緒!と思う様になる。 新しい時代にどう立ち向かうのか、これからのおやすが...
お勝手のあんシリーズ 時代は幕末の真っ只中。 桜田門外ノ変があり、不安な日々を過ごす。 そんな中おやすは横浜で西洋料理に出会う。 味わったことのない料理やワインの味に戸惑うも、突き詰めたところは西洋も和洋も一緒!と思う様になる。 新しい時代にどう立ち向かうのか、これからのおやすがとても楽しみ。
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