一度読んだら絶対に忘れない 文章術の教科書 の商品レビュー
文章術について書かれた本は何十冊も読んできたが、著者が中学・高校の現役国語教師というのは珍しい。 本書は、『一度読んだら絶対に忘れない』シリーズのうちの一冊で、このシリーズを読んだのは初めてである。 このシリーズの特徴か、あるいは著者が国語教師という関係からなのか、内容はあっ...
文章術について書かれた本は何十冊も読んできたが、著者が中学・高校の現役国語教師というのは珍しい。 本書は、『一度読んだら絶対に忘れない』シリーズのうちの一冊で、このシリーズを読んだのは初めてである。 このシリーズの特徴か、あるいは著者が国語教師という関係からなのか、内容はあっさりとしたものになっている。文字と行間が大きく、小見出しも不自然なほど大きい。図説もあり、繰り返しも多い。いかにも入門者向けという体裁である。 本書でもっとも重要なのは、「自分で問いを立て、その問いに答えるように文章を書く」ということである。ポイントは以下の3ステップとしている。 ステップ1:「大きな問い」を作る ステップ2:「大きな問い」を「小さな問い」に分解する ステップ3:「小さな問い」の答えを出す (p17) その他は、補足のようなものである。まったく文章が書けないと悩んでいる人には役に立つかもしれないが、文章術の本を何冊か読んでいる人なら、物足りなく感じるだろう。
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文章を書くコツは問いをつくって答えること。 これを軸にしているのがとてもわかりやすい。 接続詞や、具体と抽象などの考え方といった、文をうまく書くための基本的な部分が網羅されている。 後半部がとくに細かなテクニック的な話が増えるので、普通に読んでいれば雑多な印象を持たれかねないと...
文章を書くコツは問いをつくって答えること。 これを軸にしているのがとてもわかりやすい。 接続詞や、具体と抽象などの考え方といった、文をうまく書くための基本的な部分が網羅されている。 後半部がとくに細かなテクニック的な話が増えるので、普通に読んでいれば雑多な印象を持たれかねないと思う。 しかし、問いと答えという軸があることで、読み終えたときに『質問を考えたらいいんだな』という文を伸ばす手掛かりが得られると思う。 ゼロからスタートする人には向かないかもしれないが、どうやって文章の量を増やせばいいのかわからない人、もしくは内容がイマイチ浅くなりがちな人に読んでほしい。 問いを立て、それに自ら答えていくことで、自然とロジックが完成する。
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書かれている内容は基礎的なことが多いが、文章は「問い」と「答え」で整理していけるというのは面白い視点だと思った。
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文章を書くとは問いに答えること だからこそ問いを作る技術が重要 人に伝えるにはまず細部まで自己理解を深めることが必要なんですね 文章術だけでなく感情整理、状況整理などにも役立ちそうな内容でした 文章術の本だけあって読みやすいし理解しやすい 他の、一度読んだら絶対に忘れないシリ...
文章を書くとは問いに答えること だからこそ問いを作る技術が重要 人に伝えるにはまず細部まで自己理解を深めることが必要なんですね 文章術だけでなく感情整理、状況整理などにも役立ちそうな内容でした 文章術の本だけあって読みやすいし理解しやすい 他の、一度読んだら絶対に忘れないシリーズも読んでみたくなりました
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大人が読むと「言われてみれば確かに、でも当たり前だよなあ」ということが多い。 書くのが苦手な高校生が読むといいのかもしれない。小論文対策にもなると思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
本書を読み深める中で特に印象に残ったのは、「文章は単なる情報伝達ではなく、問いを立て、考えを深め、意味を紡ぎ出す思考のプロセスである」という点です。問いの4つの型や論理的なつながり、主題の意識、接続詞の使い分けなど豊富な技法は、文章を書く上での骨組みづくりに非常に役立ちます。単に言葉を並べるのではなく、意味のある構造を組み立てていく大切さを強く感じました。 一方で、本書の内容は高度で、特に文章に慣れていない初学者には理解が難しい点があることも認識しました。問い立てや抽象化などの思考法は一度で身につくものではなく、繰り返し試行錯誤しながら徐々に習熟していく必要があります。このため、段階的なサポートや具体的な事例があるとより活用しやすいだろうと感じました。 また、生成AIの活用が進む現代においても、本書で示されたような批判的思考や主体的な問い立てのスキルはますます重要になると思います。AIによる文章生成に頼るだけではなく、AIの出力に疑問を持ち、自分の意図に沿って編集・検証する力がなければ、真に質の高い文章は生まれません。まさに「考え続ける人間」としての成長がこれからの文章作成に不可欠だと改めて感じられました。 私自身、問いの立て方や文章の構造化の理解が深まり、文章作成の苦手意識が少しずつ軽減してきています。今後は本書のメソッドを基に、繰り返し練習を重ねながら批判的な視点を持ち続け、生成AIなどのツールも賢く活用していきたいと考えています。 この本を通じて、文章とは単なる文字の積み重ねではなく、「問い」と「答え」を紡ぐ人間の思考そのものであることを再認識し、AI時代でも人間らしい深い思考とコミュニケーションを大切にしたいと強く感じました。文章を書くことは自分の考えを整理し、他者と深くつながる力の源泉であることを教えてくれる一冊でした。
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とても読みやすく、わかりやすい本でした。 自分が小学生の頃は、原稿用紙の使い方は習っても、文章の書き方についての授業はなかった気がします。この本のような文章術の授業があったらよかったのになと思いました。今の小学生はどうなんだろう…。 文章を書くとは、問いの答えをつくる行為。大き...
とても読みやすく、わかりやすい本でした。 自分が小学生の頃は、原稿用紙の使い方は習っても、文章の書き方についての授業はなかった気がします。この本のような文章術の授業があったらよかったのになと思いました。今の小学生はどうなんだろう…。 文章を書くとは、問いの答えをつくる行為。大きな問いは、自問自答しながら小さい問いに分解することで、より文章が書きやすくなる。 例えば、自己紹介。 この大きな問いは、 「あなたはどんな人ですか?」 分解して、 休日の過ごし方は? 最近嬉しく感じたことは? 悲しかったことは? 好きな小説は? 友人からどんな人物であると言われるか? など、それぞれの質問に対して答え、それらを繋げることで、自己紹介文が出来上がる。 この本に書いてあったことを参考に、少しずつ文章が上達していければいいなと思いました。
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とても勉強になった。以下の方々にオススメしたい。 ・うちの子、どうも作文が苦手そうだな、と思っている人 ・大学受験で小論文必須、という高校生 ブクログで感想を書くのに苦労している人も、とても参考になると思う。 私の場合、問題は「要約力」だと本書を読んでわかった。書くのは、書ける...
とても勉強になった。以下の方々にオススメしたい。 ・うちの子、どうも作文が苦手そうだな、と思っている人 ・大学受験で小論文必須、という高校生 ブクログで感想を書くのに苦労している人も、とても参考になると思う。 私の場合、問題は「要約力」だと本書を読んでわかった。書くのは、書ける。ただし、文章にまとまりがない。 「オマエの話は長い」父にずっと言われていた。今は上司によく言われる。 ここからは本書の感想というより、「私のブクログ活用術」の話になってしまうのだけど、少し書かせていただきたい。 「ブクログで感想を書こうとすると、色々質問してくるのはこの効果を狙ってんのか!」と妙に納得した。 この効果、つまり「問いをつくって、その問いに答える」である。 私は「感想のヒントを表示」をオンにしている。 が、〈読書メモ〉に感想の下書きを書き溜めて、〈評価と感想〉はコピペしている。なので「よし、書けた!」と思って〈評価と感想〉に貼り付けたところにブクログからの質問、という流れになる。 「いや、えーっと…今さらそれを私に聞いちゃう?」と思いつつ、感想を公開する前に修正することも多い。 最近では、ブクログが質問してくれることをはじめから意識しながら書けるようになってきた感はある。 感想を書くことがだんだん習慣になってきたからだと思う。書くためには、「その質問の答えを意識しながら読まないと書けない」ということに気付きつつある。 たとえば、 「この本のなかで一番印象に残っている部分はどこですか?」 この質問の答えを探しながら読むだけでも、本の内容の定着度が全然違う!というのは実感しているところで、本書の内容がピタッと&ストンと落ちてきた。 「おもしろかったところは、どこですか」 「なぜ、その部分をおもしろいと思ったのですか」 読書感想文の基本は、コレだろう。 これまでの私の人生、読書感想を書いたのは小学生のときまでで、あとはダラダラ読んで、それでおしまいだった。感想を文字に起こす。これ、本の理解にすごい大事!って今さら実感しているところ。 私はほとんど本を買わず、図書館に頼っているので「この本を読もうと思ったきっかけを教えてください」の質問に対する答えを忘れがち。読もう!と思って予約してから、手元に届くまでにキッカケを忘れてしまう。 そんなときも、〈読書メモ〉が大活躍している。 ①何でこの本を知ったのか。 ②どうして読みたいと思ったのか。 ③今すぐ読みたい!とまで衝動に駆られたのはなぜか。 ブクログを始めたばかりの頃は、①しかメモしていなかった。しかしこれだとキッカケは思い出せても、気持ちまで思い出せない。言うならば「かろうじて腐る前に食べる」程度。「できたてホカホカ」でなくても「レンジでチンすれば食べられる」を目指して、最近はなるべく②と③も残すようにしている。「なんとなくタイトルが気になった」「表紙の絵がキレイ」「あの人が読んでいた」くらいの気持ちしかなかったとしても。 ちなみにこの本の感想ページでも、「この本を読もうと思ったきっかけを教えてください」を聞かれた。 結論から言うと、「何だったか忘れた」である…。 単純に私が図書館で予約したのではなく、夫が新刊本で適当に予約した可能性が高い。 本書を読んでいる途中で、ふと思った〈大きな問い〉があった。 読書感想文もレポートもAIで書けてしまう時代に、文章を書く技術がどれだけ必要になるのだろう? 筆者もあとがきでそのことに触れている。私も「自分の気持ちを自分で書く」ことを大切にしたい。 〈問いに答える〉という行為は、文章を書くだけではない。日常的に私と子どもの会話でも起きている。 「ね~、ママー、〇〇ってなんで〇〇なのー?」 「さぁ〜、なんでだろうね〜」 で終わってしまう娘と私の会話。 問いのラリーが全く続いていない。 私自身が答えを教えることができなくてもいい。 子どもが自分で調べる方向に持っていけたらいいのだけど、それもできない。 娘がなんでそのことに興味を持ったのか、せめてそれだけでも聞いたら会話は続くかもしれない。 作文が上手な人は、会話も上手なのか? 私の中での、新たな問いである。 そして気づけば感想が長い…。 〈文章力を高めるためには、要約力〉 耳の痛い話だけど、大事なことだとは思う…。
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小学校高学年から中学生向け。 もしくは作文が苦手な文章初心者向け。 誰でも文章が書ける3つのステップとは以下の通りと断ずる 1:大きな問いを立てる 2:大きな問いを小さな問いに分解する 3:小さな問いの答えを出す おわりに、にある以下の文が印象に残った 「世の中におもしろくな...
小学校高学年から中学生向け。 もしくは作文が苦手な文章初心者向け。 誰でも文章が書ける3つのステップとは以下の通りと断ずる 1:大きな問いを立てる 2:大きな問いを小さな問いに分解する 3:小さな問いの答えを出す おわりに、にある以下の文が印象に残った 「世の中におもしろくない本なんて、ありません おもしろがれない自分がいるだけです」 同じ人生を歩んでいても、そこに「問い」があれば物事の見方は変わるのです。 これは本だけでなく全ての対象に言える至言だと感じた
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主語述語を意識する。接続詞を意識して文をつなぐ。繋いでいくがいらないところは省く要約する。省くには問いに対する答えになっているかいないかではんだんする。文章を作る目からウロコの内容だった
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