雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら の商品レビュー
こころに関する理論について、とても噛み砕いて、比喩を用いながら書いてあるからわかりやすい。その上、つまみ食いでもよいと、かなり読むハードルを下げてくれる言葉もある。 とにかく、ケアする人が楽になれるように考えられた本。読んでいて、自分が癒える感覚がある。 福祉のような対人的な仕事...
こころに関する理論について、とても噛み砕いて、比喩を用いながら書いてあるからわかりやすい。その上、つまみ食いでもよいと、かなり読むハードルを下げてくれる言葉もある。 とにかく、ケアする人が楽になれるように考えられた本。読んでいて、自分が癒える感覚がある。 福祉のような対人的な仕事におけるケアから、友人や家族同士の相談事のような、日常的なケアにも当てはまる。 表紙の雰囲気が手に取りやすく、読んでみて、これは買ってよかった!と切実に思った。
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読みやすい、読みやすいサクサクサクサクと読めた本だった。 自分が抱いている苦しみをどうにか取り除きたくて心理学の本をよく読んでいるけれど、説得力のある本だった。 というのに、サクサク読めたのに、読み終わった今、自分に残っているものは無い。 ページをパラパラとめくると確かにこう書い...
読みやすい、読みやすいサクサクサクサクと読めた本だった。 自分が抱いている苦しみをどうにか取り除きたくて心理学の本をよく読んでいるけれど、説得力のある本だった。 というのに、サクサク読めたのに、読み終わった今、自分に残っているものは無い。 ページをパラパラとめくると確かにこう書いてあったなと思い出す。 自分に落とし込むのに時間のかかる本だと思う。
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臨床心理士、公認心理師による雨の日の心理学のレクチャー5講。こころのケアを負うことになった人の不安を和らげるために、分かりやすく寄り添ってくれる本。
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ケアを受ける側ではあるが、 薬だけでは、どうも進展がない。 良い時間(気を張っている時間)と もうどうしょうもなくなってしまう時間 これが雨の状態でしょうが、 カウンセリングを受けるかどうかを迷っている状態で読みました。 5章立てで、1日~5日と分けてくれているので、 適度な負...
ケアを受ける側ではあるが、 薬だけでは、どうも進展がない。 良い時間(気を張っている時間)と もうどうしょうもなくなってしまう時間 これが雨の状態でしょうが、 カウンセリングを受けるかどうかを迷っている状態で読みました。 5章立てで、1日~5日と分けてくれているので、 適度な負荷で助かる。その日に学んだことが頭に入りやすい。 勉強なのに、ところどころ声を出して笑ってしまう言葉がある。 こんな講義をされているなら、受講したいなと思った。 探してみよう。 また、 ケアしてもらうことは、やっぱり周りに迷惑をかけているなとともに、 気づきを与えている立場かもしれないと、少しポジティブに思った。 ケアを受ける側でも読んでいて、癒される気がする。 この作者の本は、どれ読んでも楽しい。
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『雨の日の心理学』(雨の日の心理学)を読んで、心のケアとは何かについて、考え直す機会だった。 本書の中で印象に残ったのは、心のケアとは特別なことをするというよりも、「相手を傷つけないこと」にあるという視点。普段、心が穏やかで安定しているときには、ケアはうまくいっているように感じ...
『雨の日の心理学』(雨の日の心理学)を読んで、心のケアとは何かについて、考え直す機会だった。 本書の中で印象に残ったのは、心のケアとは特別なことをするというよりも、「相手を傷つけないこと」にあるという視点。普段、心が穏やかで安定しているときには、ケアはうまくいっているように感じ、あまり意識されない。しかし、ひとたび心に「雨」が降り出すと、これまで気づかなかったズレや難しさが一気に表面化し、「どう関わればよいのかわからない」という感覚が強くなる。 そうした「わからなさ」が立ち上がったときに、どのように向き合えばよいのかを丁寧に示している。単なる気持ちの持ち方にとどまらず、専門知を背景にしながら、日々の関わりの中で活かせる具体的な視点や技術についても触れられていた。 また読み進める中で、不思議と自分自身がケアされているような感覚もあった。誰かの心に寄り添うことを考える本でありながら、同時にこの本を手に取っている読者自身の心の揺らぎにも静かに寄り添ってくれる。そのためか、読み終えたときには、心の中にあったモヤモヤが少し晴れているように感じられた。 心のケアとは、何かを「うまくやる」ことではなく、わからなさを抱えたまま相手と向き合い続けることなのかもしれない。
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『カウンセリングとは何か』を読ませていただいてから、専門書なのにかなり読みやすく、面白いとも感じたので、こちらも読ませていただきました。 こちらは、心が落ち込んでいる状態を”雨の日”と例えて、そんな雨の日のケアはどの様にすればいいのかを素人でもわかりやすく解説してくれていて、『カ...
『カウンセリングとは何か』を読ませていただいてから、専門書なのにかなり読みやすく、面白いとも感じたので、こちらも読ませていただきました。 こちらは、心が落ち込んでいる状態を”雨の日”と例えて、そんな雨の日のケアはどの様にすればいいのかを素人でもわかりやすく解説してくれていて、『カウンセリングとは何か』と同様、やはり読みやすく、またこちらはさらに優しい文体で描かれている印象で、時折冗談を挟んでクスッと笑えるところがあったりして東畑さんのお茶目な部分なども感じ取ることができて一見暗くなりそうな内容にもかかわらず、楽しく読み進められました。 今回、『カウンセリングとは何か』で2026年の新書大賞を受賞されたとのことで やっぱりすごい方だなあと改めて感じました。
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本書は「こころのケアの九割五分は素人によってなされている。」というスタンスに立っている。 ここから浮かびがるこころのケアの難しさ、そしてケアする側の孤独に対して、時に著者自身も迷いながら誠実に向き合った本だと感じた。 周りの人がケアを必要としているとき、日常生活のなかで素人の我々...
本書は「こころのケアの九割五分は素人によってなされている。」というスタンスに立っている。 ここから浮かびがるこころのケアの難しさ、そしてケアする側の孤独に対して、時に著者自身も迷いながら誠実に向き合った本だと感じた。 周りの人がケアを必要としているとき、日常生活のなかで素人の我々に何ができるのか、そして我々自身もどのように助けを求めればよいのか学ぶことができる。
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「わっ」によって、僕らは相手のこころを受け取っている。 時間は弱い万能薬。 優しさとは技術である。 返事は遅く。 ケアする人がケアされていることが大事。 【読みたい本リスト】 『カウンセリングの実際問題』河合隼雄
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書いてあることは、心に雨が降った時に自分がどうしたら良いかというよりも、周りがどうケアしてあげると良いかという所に焦点が当てられています。 自分は自身に雨が降った時にどうすれば?と思い読み始めたので、少し違ったなと思いつつ、子を持つ親として将来のためにも目を通しておこうと思い最後まで読みました。 書いてあることは正直あたりまえのこと。 どこかで聞いたことのあるようなこと、ばかりです。 雨の日にどういうケアが必要かというところでは、大人の方が読む分には専門家などではなくともほとんど真新しいことはないといえます。 ですが、ここまでわかりやすく論理的に誰かに教えてもらったのは初めてで、だからこれが必要なんだなとスッと入ってきます。 ケアする人の心得みたいなことがほぼ網羅されてると言って良いと思います。そういう意味では、人として生きていく上で一度は読んでおいて損はないと思いました。雨の日とありますが、人と関わり合いながら生きていく上で必要な事が、書かれています。 口語口調で書かれているのも非常に読みやすかったです。 個人的には、各章の終わりに黒板にチョークで要点を書いてあるページがとてもお気に入りでした。
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心のケアの難しさ、ケアする人の難しさに触れながら、ケアとは何かを語っていく。こうすればできる、のようなハウツーではないことを理解しながらの語り口が読みやすい。 単純なエッセイとしても読める気がする。
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