午後の光線 の商品レビュー
南寝さま、感謝いたします
私は気付いた時にはBLが好きでした。まだ10代にもなっていませんでした。性別さておきで人を愛することに、愛の深さと偉大さを感じたのです。同性に愛を感じることができる隔てのない心に、同性を愛していると言える勇気に、強く生きる力を感じたのです。あれから何十年も経ちました。…世の中は少...
私は気付いた時にはBLが好きでした。まだ10代にもなっていませんでした。性別さておきで人を愛することに、愛の深さと偉大さを感じたのです。同性に愛を感じることができる隔てのない心に、同性を愛していると言える勇気に、強く生きる力を感じたのです。あれから何十年も経ちました。…世の中は少し変わりました。BLが広く受け入れられていて、ファンタジーもあれば巧みなストーリーテリングもあり、美しさとかエロスとか、色々な趣味趣向に合わせた愉しみ方ができます。そのような作品を私も楽しんでいましたが、この作品「午後の光線」は私に、初心を思い出させてくれました。
人生はなかなか上手くはいきません。苦労と哀しみで満ちています。生きるために、苦労と哀しみからもがいて浮上する力が必要です。が、それは自分で育てないとならない。
もしそこに愛という水が注がれれば…自分はもっと、強くなれるかもしれません。その愛の水はどこから来るのか。この本には、その答えが書いてあります。だから、感謝いたします、南寝さま。辛くて哀しい人生ですが、涙はいつでも温かいです。
ちゅう丸
これからなのに
男女関係なく読んで欲しいと思いました。 男女関係なく読んで欲しいと思いました。
BLではあるけど、それ以上に考えさせられ、1度めはラストで泣き、
ラストを知った上で読むとまた深く、
2度目は最初から泣いて読みました
ずっと2人が幸せな日々を送らせてあげたかった
どうして
BLではあるけど、それ以上に考えさせられ、1度めはラストで泣き、
ラストを知った上で読むとまた深く、
2度目は最初から泣いて読みました
ずっと2人が幸せな日々を送らせてあげたかった
どうして
という感情と
これからあの子はどうなるのか
という心配というか不安というか、、、
とにかく2人はずっとずっと一緒にいてほしかった
私的には何度読んでも泣いてしまう作品
素敵な作品をありがとうございます
ニア
家庭に問題がある少年と、ある出来事においてトラウマがある少年の話。 ちょっと期待しすぎた感あるけど、好きな話。もう一度読むのはちとつらい。 話進むのはやいな…と。でもこのくらいの年齢いわゆる思春期的に考えればこのくらいのテンポ感で進んでいくことも納得はいく。よく1冊にまとめたな...
家庭に問題がある少年と、ある出来事においてトラウマがある少年の話。 ちょっと期待しすぎた感あるけど、好きな話。もう一度読むのはちとつらい。 話進むのはやいな…と。でもこのくらいの年齢いわゆる思春期的に考えればこのくらいのテンポ感で進んでいくことも納得はいく。よく1冊にまとめたな。 日記のところが好き。あと椅子ぶん投げるところスカッとする
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この作品に一貫したメッセージ性がある訳ではなかったり、村瀬の日記の言葉遣いがキレイなところから純文学みたいというかそうだなと思った 2人の中学生が、お互いを通してそれぞれのトラウマや闇との向き合い方をゆっくりと変えていく 2人の世界の不安定感が少年らしくて、それを支える村瀬の日記のナレーションという構成がとても好みでした⍤ 淀井が死んだ!!結構驚きな展開ではあるけど、鬱展開と一括りにできるものではないと個人的に思った。村瀬の最後のスピーチは前のように詰まっているようには見えず、村瀬の言葉だった 淀井は死んでしまったけど、淀井との間にあったものは大きく、十分に村瀬を支えるものになっていた その小さな光は、スピーチにあった午後の光線という言葉にぴったりあてはまる。 でもやっぱり淀井には生きて欲しかった(;;)
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村瀬と淀井の結末が逆になりそうな定石を見事に裏切ってくるストーリーがおもしろい。2人が仲良くなっていく過程も一筋縄ではないところもうまく構成されているなぁと思う 【主人公】各々問題を抱えている中学生男子2人 【概 容】中学生男子2人が、お互いの痛みを介して交流を深めていく姿を描...
村瀬と淀井の結末が逆になりそうな定石を見事に裏切ってくるストーリーがおもしろい。2人が仲良くなっていく過程も一筋縄ではないところもうまく構成されているなぁと思う 【主人公】各々問題を抱えている中学生男子2人 【概 容】中学生男子2人が、お互いの痛みを介して交流を深めていく姿を描いた物語 【文字の量】少なめ ●〇〇〇〇 多め 【コマ割り】少なめ 〇〇●〇〇 多め 【非日常性】薄め 〇●〇〇〇 濃いめ 【目の描写】薄め 〇●〇〇〇 濃いめ 【このマンガ好きな人にオススメのマンガ】 ・惡の華 押見修造先生 ・マイ・ブロークン・マリコ 平庫ワカ先生 ・タコピーの原罪 タイザン5先生 ・リバーエンド・カフェ たなか亜希夫先生 ・あなたに聴かせたい歌があるんだ おかざき真里先生
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ずっと前から気になっていて、やっと読んだ。 BLが苦手な私でも性描写に不快感なく、むしろ綺麗とさえ感じた。まだ大人になりきっていない少年の純粋さがそう感じさせたのかもしれない。 前情報全くなしに、試し読みで読んで気になって購入したが、想像以上に心が苦しくなる作品だった。 全体的に重苦しい鬱々とした雰囲気なわけでも、救いが全くないわけでもないのに最初から最後までずっと苦しかった。 ただ、全体を通してすごく綺麗な作品だった。 美しいとか、面白いとか、悲しいとかではなく、「綺麗」という言葉が私には一番しっくりくる。 淀井が亡くなった理由が、自殺ではなく事故というところが一番来るものがあった。 ここ最近読んだ漫画の中で一番好きな作品。買ってよかった。
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普段ブクログに漫画の感想は書かないけど… 何回読んでもボロ泣きしてしまう。 中学生っていうもう子どもではなくなって、でも大人にもなりきれていない時のどうしようもない不安定さと儚さに胸が締め付けられる。 母親が自分よりも他の男に関心が向いている悔しさを抱えて、自分が怪我をすると母親がこちらを気遣ってくれるからって自分を傷付けてしまうような愛に飢えた少年、淀井。 だから自分を信仰してくれる村瀬のことがたまらないんだよね。 集団に馴染めない村瀬は、唯一話しかけてくれた淀井に猛烈に執着してしまう。いつしか淀井は午後の光線のような温かい存在になったんだね。 愛も性も友情も、何もかもがあやふやな時期。だってそれぞれの概念を構築している真っ最中。過去の自分を抉り出されているように突き刺さる作品。 解釈はそれぞれだけど、新しい暮らしを前にして、死んだら死んだでいっかって、減速せずにトラックの前に飛び出してしまったんだと思う。 友達、いい奴らだなぁ。
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余計なものがなく、とても読みやすかった。 テーマ・絵柄・キャラクター・ト書き、 作品の成分の温度が整っていて素晴らしい。 モノクロ作品だが、色彩表現が豊かで印象に残りました。
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『午後の光線』 この 『午後の光線』は… 「アメトーーク!マンガ大好き芸人」で ハライチの岩井さんが 「僕はこれのために漫画を読んできたんだって思えるぐらい、人生で1番ぐらい好き」と熱弁したことで注目を集めた漫画作品♡ 本当に凄いんです!! BLで括ってもいいのだけど… それだけじゃないの。 漫画なんだけど…文学的♡ 母親と、その恋人が取り巻く家庭環境に 苦悩する 《淀井君》 トラウマにより、グロテスクなものに性的興奮を覚えてしまう《村瀬君》 ある日、村瀬が苛烈ないじめに遭っているのを目撃した淀井は、激昂し止めに入る。 それをきっかけに交友をはじめたふたりは、 お互いの持つ "痛み" を知り、関係を深めていく。ふたりのほの暗い青春に、光は差すのかーーー。 …って、裏表紙には書いてあるんだけど。 一話から七話という構成で四話の後に 主人公のひとり 村瀬 の日記の回があるんだけど… 最後の七話がもう ヤバい 。゚( ゚இωஇ゚)゚。 こんなに涙が出たのは 久しぶりかも ちょっと びっくり((((;゚Д゚)))) ハライチの岩井さんの言葉に頷けます♡ 本当に かなり 凄い作品です♡♡ 七話とは別に ジーーーン…… :(˘•̥ㅁ•̥˘ ): ってくる場面がいくつかあって…… 「小学生の頃 かくれんぼが得意だったんだ。 いつも鬼が降参して俺から出ていっておしまい。 得意なことって なんでも楽しいものだと 思ってたけど 誰にも見つけてもらえない かくれんぼって つまらないよ」……とか おばあちゃんのお葬式で お母さんが言っていました。 「死なれると、純粋な部分ばかりが きらめいて、一瞬だけ 全てを美しく変えてしまう。 だからこんなに悲しい」って。 お母さんは、おばあちゃんを とても嫌っていたけれど お葬式の帰り、 優しかった日のおばあちゃんの話を いっぱい聞かせてくれました。 ……とか、 「淀井がお父さんの 代わりになろうと した時の気持ちと オレが 淀井のお母さん だったらなって 思う気持ち 似てるかな? だって オレはずっと 淀井のこと 見てるから オレが お母さんなら さみしくないのに……」 って、 やばいでしょ(⁍̥̥̥᷄д⁍̥̥̥᷅) 気になる方はぜひ是非とも 読んでみてね ♪♪
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土砂降りの中に狐の嫁入りみたいな光射す瞬間。重いけど不快度数はそんなにないのは柔らかい雰囲気を演出するのが上手いからか。 トラウマが性癖をねじ曲げてしまうおそろしさ。友愛と性愛と。 納得しがたい結末だけど、すべての出来事は藪の中で彼の一部分を探すシーンを描きたいが故の伏線だったのかと思えるくらい胸に迫るものがあった。 文学的な雰囲気のあるBLでした。追いかけたい作家さん。
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